名前の漢字としてはとてもポピュラーです。
知り合いの名前に「尋」の名の付く人が案外と多い!という場合もあるのではないでしょうか。
「尋」という漢字にも、意味や由来があるのです。
目次
「尋」という漢字について
字画数:12画
音読み:じん
訓読み:たず(ねる)
名前に使う場合には、「つね」「ちか」「のり」「ひろ」「みつ」などと幅広い読み方があります。
「尋」の付く男の子の名前
尋(じん)
千尋(ちひろ)
尋輝(つねき)
尋仁(ひろと)
尋光(ひろみつ)
尋也(ひろや)
万尋(まひろ)
尋希(みつき)
「尋」を男の子に使う場合
男の子らしく一文字で「尋」という名前もとても素敵です。
「ひろ」という優しい響きの読み方をすることもできます。
併せる漢字によって名前の印象も変わります。
「尋」の付く女の子の名前
胡尋(このり)
尋奈(じんな)
千尋(ちひろ)
芭尋(はつね)
尋花(ひろか)
尋菜(ひろな)
茉尋(まひろ)
美尋(みちか)
尋季(みつき)
「尋」の付く芸能人、有名人の名前
穴井 千尋さん
五十嵐 千尋さん
加地 千尋さん
工藤 千尋さん
井道 千尋さん
市川 千尋さん
高田 千尋さん
金子 千尋さん
新田 千尋さん
神谷 千尋さん
鈴木 千尋さん
吉田 千尋さん
今井 千尋さん
米倉 千尋さん
伊藤 利尋さん
蓑輪 千尋さん
山下 千尋さん
安藤 尋さん
中島 千尋さん
鈴木 千尋さん
港 千尋さん
春日亀 千尋さん
赤井 三尋さん
伊藤 千尋さん
日森 文 尋さん
日村 千尋さん
内田 尋子さん
多田 尋子さん
伊佐 千尋さん
金川 千尋さん
「尋」の持つ深い意味とは?
そもそも「尋」は何か答えを求めて問いかける。
そのような意味があります。
特に名前の中で有名な「千尋」には、特別な意味がこめられています。
つまり「千尋」には、とても長いという意味があります。
「尋」という漢字はもともと、長さの単位を示していました。
いつまでも、末永く、そのような意味で最近は受け止められている。
だからこそ、名前に付けたい漢字として重宝される。
そこに意味があるのです。
物事を尋ねる探求心
日常生活の中では道を尋ねる・・という場合には使う漢字。
「尋」はそこから波及して探求心や可能性を思わせる漢字として受け止められています。
そのことを知りたいから人に尋ねる。
好奇心や探求心を想像させる漢字として名前には最適。
そう考えられて名付けの際には選ばれる漢字の一つです。
物事の尺度に使われてきた経緯からも可能性を連想させる漢字でもあります。
「尋」を名前に付ける親の気持ち
物事を人に尋ねて真理を開いていく。
そんな好奇心旺盛な子供に成長してほしい。
引っ込み思案ではなく常に前向きに物事を知ろうとする探求心。
これは子供の成長の上で欠かすことができない部分でもあります。
名前に使う漢字には深い意味が込められています。
特に「尋」の場合には、深い意味があるのです。
一文字にするか他の漢字を併せるか?
「尋」自体に意味がある漢字です。
一文字で読む場合には女の子には不向きです。
だからこそ、もう一文字を組み合わせる。
そうするとオリジナリティーの高い名前になります。
個性を前に出したい場合には、漢字同士の組み合わせも十分に吟味してみましょう。
「尋」の意味を飛躍して考える
わからないことを第三者に尋ねる。
そしてその答えを求めていく。
生きて行く上でとても必要なことです。
そもそも、聞き出して質問をすることには「そのことをもっと知りたい!」という気持ちが働きます。
そして尋ねることで、物事の真実を明らかにしようという気持ちが働くのです。
このようなことから、「尋」という漢字には深い意味が込められていることがわかります。
漢字の成り立ちを知る
「尋」という漢字をよく眺めてみてください。
右手には器を持つ様子を示します。
そして左手には道具を持っているように見える。
これが「尋」という漢字の成り立ちです。
つまり両手を広げているように見えるのが、尋という漢字の特徴です。
「千尋」ちひろという名まえに憧れて
昔から「ちひろ」という響きには特別なものがあります。
男の子が「尋」を「じん」と読むことで精悍な印象を持つのと同じです。
「千尋」は永遠の美少女、絵画の中に佇むようなイメージ。
それらが交錯する印象があります。
最近では男の子でも「千尋」と名付ける場合があるようです。
それよりもスケールの大きい名前として「万尋」(まひろ)という名付けもあります。
いずれにしても、誰からも憧れの念を抱かれる名前の印象。
これが強い「尋」という漢字は誰からも好かれる漢字の一つです。
深い意味を持つ「尋」を一生涯の名前として
漢字を書くときに「尋」はやや複雑。
むつかしいという印象があります。
それでも大人になったときに、初めて漢字の意味に出会う。
そして親がどんな思いで「尋」を名前に充てているのかを知るのです。
名前の漢字というのは、深い味わいのあるものです。
年齢を重ねたときに感じられる親の気持ち。
それも、名前が結んだ絆と言えるのです。