豚挽き肉の冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と3つのメニュー

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ハンバーグに餃子、鶏団子、そぼろなど色々な料理に変身する万能な食材、豚挽き肉。

豚挽き肉は、牛ひき肉や鶏のひき肉に比べると、油が多くてそこが旨みになって、とてもおいしいですよね。

最近では同じ豚のひき肉でも、脂身の多い餃子用、赤みの多いももを挽いたひき肉など、脂の多さでどの料理に合っているか記載されている、豚挽き肉もあるので驚きですね。

油が多いので、中華料理によくあい固くなく、ふっくらと仕上がるのが特徴。

牛のひき肉とあわせて、合いびき肉にしてハンバーグなど、色々な料理にも使われます。

豚挽き肉には、たんぱく質が豊富なのは当然ですが、ビタミンB1も多く含まれています。

ひき肉は、他の肉と比べると空気に触れる面が多く、挽くという加工もされているので、傷みやすいお肉です。

特に傷むと、嫌なにおいを発するので、匂いが出たときはとても危険。

ここでは、豚挽き肉の正しい保存方法、消費期限、おすすめのメニューを紹介します。

目次

豚挽き肉はどのくらい日持ちする?賞味期限は2日!

豚挽き肉は、細かく挽くという工程が入っているので、通常の肉よりも空気に触れていて、さらに挽いていることで、空気に触れる面積が多く、肉の中では一番傷みやすい肉です。

肉の中でも鶏肉、豚肉、牛肉の順番で傷みやすいのを知っていますか?

これは肉の中の水分が多い順で、水分が多いほど傷みやすくなります。

基本的には、購入したその日に食べきるのが原則で、最低でも次の日には食べてください。

保存するときは、新鮮なうちに冷凍保存するのがおすすめ。

購入する時は、色が変色していないもの、鮮やかで水が出ていないものを選びましょう。

パッケージに書いてある賞味期限をチェックして、新鮮なものを購入してください。

豚挽き肉の保存方法!

豚挽き肉は空気に触れるほど傷みやすくなりますし、水分も傷む原因となります。

いかに空気と水分に触れないように保存するのがポイントですね。

正しい豚挽き肉の保存方法を紹介します。

豚挽き肉の正しい冷凍保存方法

豚挽き肉を保存するときは冷凍保存がおすすめです。

冷凍保存するときは、買ってきたトレーから出して、ラップに密着させて空気に触れさせないように包みます。

保存袋に入れて、保存してください。

また、冷凍用の保存袋に入れて、平らにして空気を抜いて保存。

肉の上から箸などで筋を入れておくと、使うときにその筋からパキっと割って、使うことができて便利ですね。

生の豚挽き肉は、冷凍保存で2~3週間保存が可能です。

解凍するときは、自然解凍してください。

また加熱調理して冷凍保存する方法もあります。

ひき肉と細かく切った長ねぎを炒めて、塩コショウで味付けをして冷まします。

1回分ずつ小分けにして、ラップでぴったりと包み保存袋に入れて保存します。

シンプルな味付けなので、解凍してコロッケやチャーハン、肉団子に使うことができます。

また鶏団子や、鶏つくねにして冷凍してもいいですね。

加熱調理して冷凍した豚挽き肉は、冷凍で2ヶ月と長期間保存が可能です。

豚挽き肉の正しい冷蔵保存方法

豚挽き肉をすぐに使うときは、冷蔵庫のチルド室で保存します。

トレーから出して、肉の表面の水分をふき取り、ラップにぴったりと包んで保存袋に入れて、温度が低いチルド室で保存。

2日以内、できるだけ早く食べてくださいね。

ワンポイントアドバイス

豚挽き肉を保存するときは、冷蔵でも冷凍でも、トレーから出してラップでぴったり密着させ、空気に触れないように包んで保存するのがポイントになります。

トレーに入れたままだと、空気に触れているので菌が繁殖しやすい状態になっています。

ひき肉は、ミンチにする時間から空気に多く触れているので、すぐにラップに隙間なく包んで保存してください。

また冷凍するときに加熱して冷凍することで、長期間保存できますし、すぐに料理ができるので、休みの日に作り置きしておきたいですね。

冷凍しておいた豚挽き肉を使った2つのメニュー

冷凍した豚挽き肉は、自然解凍して色々な料理に使うことができます。

おすすめの冷凍豚挽き肉を使ったメニューを紹介します。

かぼちゃの肉詰め

ピーマンの肉詰めはメジャーですが、かぼちゃの肉詰めも旨みがマッチしておいしいです。

【材料】

豚挽き肉 200g
かぼちゃ 小1/2個
冷凍ミックスベジタブル 1カップ
卵1個
牛乳 大さじ3
パン粉 1/4カップ
粉チーズ 大さじ2

★ だし1カップ
★ 醤油 小さじ2
★ 酒 小さじ1
★ 塩 少々

片栗粉 小さじ2
小麦粉 少々

① ミックスベジタブルは熱湯をかけて解凍して、水気をきります。

パン粉は牛乳につけてふやかします。

② かぼちゃは種と綿をスプーンでくりぬきます。

内側に小麦粉をはたきます。

③ ひき肉にミックスベジタブルとパン粉、卵、粉チーズを加えてよく混ぜます。

かぼちゃにきっちりと詰めます。

④ 蒸し器を蒸して湯気が出たら、③を蒸し器に入れて30分~40分蒸します。

⑤ 肉に竹串を刺して、赤い汁が出てこなかったら火が通った証拠。

⑥ ★の材料を合わせて煮立て、水溶き片栗粉を入れてとろみをつけ、切り分けたかぼちゃにかけて出来上がり。

ミートクリームコロッケ

とろりとしたクリームがおいしいコロッケです。

【材料】

冷凍豚挽き肉 200g
卵 3個
玉ねぎ1/2個
キャベツ 4枚
パセリ 適量
バター 大さじ4
小麦粉 大さじ6
牛乳 1.5カップ
レモン汁 少々

★ 小麦粉 適量
★ 溶き卵 適量
★ パン粉 適量

① ひき肉は解凍して炒め、塩コショウをして味をつけます。

卵はゆで卵にしてあらみじん切りにします。

② 玉ねぎはみじん切りにして、バター大さじ2でえ透明になるまで炒めます。

バター大さじ2と小麦粉を加えていため、冷たい牛乳を一度に加えます。

③ 牛乳が煮立ったら弱火にして、かき混ぜながら煮詰めます。

塩小さじ1/2とこしょう少々、レモン汁を加えて、固めのホワイトソースを作ります。

④ ひき肉、ゆで卵、みじん切りにしたパセリを③ のソースに混ぜ、味を整えて、パッドに平らに広げます。

⑤ 種を8等分にして俵型に形を整え、小麦粉→卵→パン粉の順につけて、170度の油で揚げます。

⑥ お皿に千切りキャベツとパセリを添えて、⑤を盛って出来上がり。

豚挽き肉の作り置きメニュー

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豚挽き肉は、作り置きメニューも多くあるので、食卓に欠かせない食材ですよね。

おすすめの豚挽き肉の作り置きメニューを紹介します。

豚肉のさつま揚げ

【材料】

豚挽き肉 300g
ごぼう 1/4本
にんじん 1/4本
生しいたけ 1個
ねぎ 10cm

★ 卵1個
★ しょうが汁 小さじ1/2
★ 塩 小さじ1/2
★ 醤油 小さじ1/2
★ 酒 大さじ1/2
★ 片栗粉 大さじ1

青じそ 適量
大根おろし 適量

① ごぼうは皮をこそげとり、3cmの長さに千切りにして、水にさらしアクを取ります。

② しいたけは軸をとって薄切りにします。

③ にんじんは千切りにして、ねぎは小口きりにします。

④ ボールにひき肉と★の材料を入れて、粘りが出るまで手でよくこねます。①~③まで 入れて混ぜ込みます。

⑤ 油を170℃に熱し、④を一口大にまとめていれ、きつね色に揚げます。

⑥ 大根おろしと、しそを添えて出来上がり。

まとめ

肉はもともと保存が利かない食材ですが、その中でもひき肉は空気に触れている面が多く、ミンチにするという加工時間がかかっているので、雑菌が繁殖しやすい肉です。

すぐに使わない場合は、冷凍保存がいいですね。

保存するときはラップにぴったり包んで、空気を入れないように保存するのがポイント。

空気に触れると、特に脂の多い豚ひき肉は酸化してしまいます。

また、ハンバーグや鶏団子などに調理して保存すると、忙しいときに助かりますね。

正しく保存して、おいしい豚挽き肉を食べてください。