赤ちゃんの成長とともに髪の毛もどんどん伸びてきます。
前髪が目にかかりそうなくらいまで伸びてくると、
「そろそろヘアカットが必要なのかな」
と思いますよね。
でも赤ちゃんのヘアカットってとっても難しそう・・・。
「赤ちゃんのヘアカットを自分でするのって無理?」
「どうやったら上手に赤ちゃんのヘアカットができるの?」
「美容室でやってもらいたいけど受け付けてくれるのかな」
など、赤ちゃんのヘアカットについて心配な点もたくさんあると思います。
できれば自宅で手軽にチャチャッと済ませてしまいたいですよね。
私は友人に美容師がいるのですが、友人に赤ちゃんのヘアカットについてポイントを聞いてみました!
ポイントは全部で4つ!
1. ヘアカットに必要な道具をきちんとそろえること!
2. コツを押さえてササッとカット!
3. 手順を事前にしっかり確認!
4. 自信がなければ美容室でもOK!
友人が経営している美容室では、1歳未満の赤ちゃんでもカットOKだそう。
赤ちゃんは長い時間じっとしてくれませんから、赤ちゃんの機嫌を見ながらセルフカットに挑戦してみてくださいね。
目次
赤ちゃんにヘアカットって必要?
「赤ちゃんのヘアカットっていつからする必要があるの?」
と思っている人もいるかもしれませんね。
「いつからヘアカットが必要」というのは、一概に言えるものではありません。
赤ちゃんが髪の毛を邪魔そうにしていたり、お家の人が切りたいと思ったりしたときに、ヘアカットしてあげるのが良いと思います。
いつからヘアカットをするかは個人差がある
赤ちゃんの髪の毛の量は、生まれた時から個人差が大きいものです。
私の娘は生まれた時から髪の毛の量が少なく、2歳頃になってようやく「増えたな」と感じる程度でした。
同じ時期に生まれた赤ちゃんは、髪の毛がふさふさで1歳になるまでに3回ほどカットしたそうです。
前髪が目にかかりそうならヘアカットする時期かも!
赤ちゃんの初めてのヘアカットは前髪という人も多いです。
私も娘の初めてのヘアカットは前髪のみでした。
赤ちゃんにヘアカットが必要かどうかは、前髪が目にかかりそうかどうかで判断するのがおすすめです。
女の子は前髪が伸びてきてもヘアピンなどで留めることもできますが、髪飾りを嫌がる子も少なくありません。
大事な目を守るためにも、目にかかる前にすっきりカットしてあげられるといいですね!
初めてのセルフヘアカットに挑戦!必要な道具は?
赤ちゃんのヘアカットをしたいけど、美容室に行くほどではないと感じている人も多いのではないでしょうか。
私も
「前髪だけ、しかもちょっと切るだけで美容室に行くのはお金がもったいない」
と感じていました。
ここでは初めてセルフヘアカットをするという人のために、これだけはそろえておきたい!という
1. ハサミ
2. コーム
3. レザー
この3点について詳しく紹介します。
この3点のほかにあると便利な道具も併せて紹介しますので、参考にしてくださいね。
ハサミは2種類用意しよう!
まず必要なのがハサミです。
ハサミは
・カット用のハサミ
・すきバサミ
の2種類あると便利です。
最近ではダイソーなどの100円ショップでもヘアカット用のハサミを購入することができますが、美容師の友人曰く100円ショップの物はおすすめできないそう。
切れ味が悪いだけでなく、イメージ通りに仕上がらないことが多いようです。
すきバサミを使うことでほどよく髪の毛の量を調整することができます。赤ちゃん用のヘアカット用のハサミは
・刃渡りがやや短め
・刃の先が丸い
・キャップ付きで安心
といったような特徴があります。
初めてヘアカットをする場合は、すきバサミだけで仕上げていくのもひとつの方法だと言っていましたよ。
赤ちゃんの柔らかい髪は目の細かいコームでとかそう
ハサミのほかに必ず用意してもらいたいのが、目の細かいコームです。
赤ちゃんの髪の毛は大人よりも柔らかく細いです。
赤ちゃん用のコームでとかしながらカットすることで、失敗をより少なくすることができますよ。
コームだけでなく、赤ちゃんの髪の毛の量によってはブラシなどもあると便利だそうです。
レザーがあるととっても便利!
美容室などに行くと、髪の毛を削ぎ落しながらカットするカミソリのような道具を見たことはありませんか?
これを『レザー』といいます。
一般の家庭にはあまり馴染みのない道具ですが、赤ちゃんの髪の毛をカットするときにはレザーがあるととっても便利だとおすすめされました。
レザーのメリットは、
・落としたい部分をつまんでサッとカットできる
・赤ちゃんが動いても失敗しにくい
・少しずつカットできる
・初めてでも使いやすい
などです。
そのほかにあると便利なグッズ
赤ちゃんのヘアカットにあると便利なグッズは、
・ケープ
・バスタオル
・新聞紙
・メイクブラシ
・霧吹き
・おもちゃ
などなど。
洋服が汚れないようにケープやバスタオルがあると便利ですね。
手が出ないと嫌がる赤ちゃんもいますから、そんな時は無理に着けなくてもいいでしょう。
服を脱がせてお風呂場に新聞紙を敷いてカットしてもOK。
顔についた髪の毛を取るためにメイクブラシがあると便利ですし、髪の毛や道具を濡らすための霧吹きもあると便利です。
男の子はバリカンが便利!
男の子はハサミを使ってカットするよりも、バリカンを使ってカットするととっても簡単でしかも失敗知らず!
バリカンについているアタッチメントを使うことで、簡単に長さを揃えながらカットすることができますよ!
男の子は大きくなってからもセルフカットをする家庭が多いです。
赤ちゃんのうちにバリカンを買ってしまえば、ずっと使うことができるので便利です。
赤ちゃんのセルフヘアカットを成功させる3つのコツ
赤ちゃんのヘアカットをするための道具も把握したことですし、いよいよセルフヘアカットに挑戦!
「うまくいくかな」
「失敗したらどうしよう」
そんな気持ちを抱えている人のために、美容師直伝ヘアカットを成功させる3つのコツを紹介します。
1. とかしながら少しずつカットする!
2. パパとママ2人いるときにカットする!
3. 髪の毛ではなく道具を濡らす!
この3つのコツを押さえて赤ちゃんのヘアカットに挑戦してみてくださいね。
とかしてカット、離れて確認!
失敗しやすいのは、短時間で終わらせようと一気にカットしてしまうことだそう。
上手にカットするには、
・カットするのは5mm程度に!
・1回カットしたら必ずとかす!
・とかしたら離れて確認!
この作業を繰り返しながらカットをしていってみてください。
少し手間がかかるかもしれませんが、少しずつカットすることで
「切りすぎた!」という失敗を減らすことができます。
また、1日で終わらせようと思わないこともポイントだと教えてもらいました。
「今日は前髪だけ!」
「明日はサイドを切ってみよう!」
など、赤ちゃんのごきげんな時間を見つけて数日かけてカットするくらいの気持ちでいましょう。
カット役と押さえ役でカットすれば安心!
ヘアカットにはハサミを使いますから、できるだけ安全に行いたいですよね。
できればパパやママなど、大人が2人以上いるときにカットするのが理想です。
1人はカットを、もう1人は押さえる役をすると安心です。
押さえ役をする人は、無理に赤ちゃんの頭を押さえようとするとごきげんが悪くなってしまうこともあります。
あやしつつ赤ちゃんの頭がなるべく動かないようによく見てあげてくださいね。
髪の毛を濡らしすぎると失敗しがち!
赤ちゃんのヘアカットをするときに、髪の毛をたっぷりと濡らしてしまう人もいるかもしれません。
個人差はありますが、赤ちゃんの髪の毛は細く柔らかいです。
髪の毛を濡らしすぎると頭皮に髪の毛が張り付いて切りづらくなってしまいます。
かといって乾いたままだと髪の毛がそろわずに切りづらいですよね。
そんな時は、コームやハサミなど道具のほうを濡らしてみてください。
程よく髪の毛が湿り、カットしやすくなりますよ。
赤ちゃんのヘアカットのやり方
上手に赤ちゃんのヘアカットをするには、
1. 髪の毛を湿らせる
2. まずはサイドからカット
3. サイドに合わせて後ろをカット
4. 最後に前髪をカット
この4ステップを試してみてくださいね!
髪の毛を適度に湿らせよう
前の項目でも少し触れましたが、髪の毛をほどよく湿らせることでカットしやすくなります。
全体を濡らしてしまうのではなく、カットする部分だけをほんの少し湿らせるイメージだとうまくいきますよ。
サイドから切ることで失敗しにくい!
カットする場所は、まずはサイドから!
サイドの長さを決めることで、全体の長さを決めることができます。
耳の周りをカットするときは特に注意が必要です。
赤ちゃんが動きを止めているすきに素早くカットしましょう。
片方のサイドを切り終えたら、もう一方も長さを揃えてカットします。
サイドに合わせて後ろを合わせる
サイドを切り終えたら次は後ろを切りそろえます。
サイドに合わせて少しずつカットしていきましょう。
後ろの髪の毛は多少切りすぎてしまっても大丈夫!
サイドとのつながりを見ながらカットしていくのがポイントです。
切りにくい前髪は一番最後に
ヘアカットが成功したか失敗したかというのは、前髪が大きなポイントになりますよね。
サイドや後ろがうまくいっても前髪がうまくいかないと「失敗した・・・」となってしまいます。
前髪は特に慎重に少しずつカットしていきましょう。
・中心から切る
・中心の長さに合わせてサイドを揃える
・すきバサミで量を取る
とかしては確認、を忘れずにゆっくりカットしてみてくださいね。
赤ちゃんのヘアカットは美容室でもOK!
「やっぱり赤ちゃんのヘアカットを自分でする自信がない」
という人もいるでしょう。
私も初めの数回は自分でやってみたのですが、どうにもうまくカットできませんでした。
そんな時は美容室でカットをお願いするという選択肢もありますよ。
赤ちゃんOKか事前に確認
友人が経営している美容室は0歳の赤ちゃんからOKとのことですが、美容室によっては赤ちゃんはNGというところもあります。
まずは予約時に赤ちゃんの月齢を伝え、カット可能かきちんと確認しておくことが大切です。
赤ちゃんの機嫌によってはカットできないことも
赤ちゃんのヘアカットOKだったとしても、場合によってはカットできないケースがあるということも頭に入れておきましょう。
・赤ちゃんがぐずってしまった
・泣き声が大きくてほかのお客さんの迷惑になる
・人見知りがある
などなど。赤ちゃんの機嫌や安全が確保できないという場合は、カットできないこともあります。
美容室なら赤ちゃんの髪の毛で筆も作れる!
赤ちゃんの髪の毛を使って、記念の筆を作るサービスを行っている美容室や理容室も増えてきています。
・費用は1万円から2万円ほど
・長さは5cmほど必要
・束ねて大人の小指くらいの太さがあればOK
3歳くらいまでに作る人が多く、初めてのヘアカットで切り落とした髪の毛を使うケースが多いようです。
私の娘も2歳半ごろに初めてカットした髪の毛で筆を作りました。
とってもいい記念になりましたよ。
まとめ
赤ちゃんのヘアカットは慣れるまではとっても不安なもの。
私の場合は自分でカットする自信がなくて美容室でカットしてもらいましたが、セルフカットはメリットもたくさん!
・赤ちゃんとのコミュニケーションのひとつになる
・予約時間などにとらわれない
・好みに合わせてカットできる
などなど!私が美容師の友人に教えてもらったヘアカットのポイント、
・道具を揃える
・コツを押さえる
・手順をチェック
を押さえて、ぜひセルフヘアカットに挑戦してみてくださいね。
もしうまく切る自信がなければ美容室に行くのもひとつの方法です。
赤ちゃんの安全を第一に、かわいいヘアスタイルに仕上げてくださいね。