妊娠届を出して母子手帳をもらおう!いつどこでもらえる?書き方やマイナンバーと必要書類

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妊娠が確定すると、妊婦さんは『妊娠届』をお住まいの役所に提出する必要があります。

実は私は妊娠するまで、妊娠しただけで手続きが必要だなんて知りませんでした。

妊娠届を出すことを知らなかった、という人は意外と多いのではないでしょうか。

「妊娠届ってなに?」
「どこでもらえてどこに提出するの?」
「いつまでに出せばいいんだろう」

そんな疑問も出てきますよね。

妊娠届とは、

・母子手帳をもらうための手続き
・病院でもらい役所に提出するケースが多い
・病院が提出してくれることもある
・妊娠11週までには提出

といったことが基本となります。

また自治体によっては『マイナンバー』の提示が必要だとか!

妊娠届の基本情報と気になるマイナンバーについても詳しく紹介していきたいと思います。

目次

妊娠届ってなに?

まずは『妊娠届』についての基本的なことを紹介します。

妊娠届は『妊娠届出書』といい、母子手帳をもらうために必要な手続きです。

妊娠していることを証明する届けで、提出することは義務ではありません。

妊娠届出書を提出することで、

・母子健康手帳をもらえる
・母子健康手帳を持っていることで様々なサービスを受けられる

といったメリットがあります。

妊娠が確定したら妊娠届出書を提出しましょう。

母子健康手帳をもらうために必要な手続き

妊娠届出書を提出することで、母子健康手帳を含め出産や育児に関する情報などを一緒にもらうことができます。

妊娠が確定した時点でかかりつけの産科で妊娠届出書をもらえるケースがほとんど。

私が娘を出産したときと現在では制度が変わっていますが、私のときは産院から妊娠届出書をもらい、

「なるべく早く母子手帳をもらいに行くように」

といわれましたよ。

母子健康手帳で様々なサービスを受けられる

冒頭では妊娠届出書の提出は義務ではないと紹介しましたが、母子健康手帳を持っていることで、様々なサービスを受けることができます。

・妊婦健診にかかる費用の助成
・子どもが生まれたあとの医療費の助成
・予防接種の無料券

などなど。

母子健康手帳は妊娠中はもちろん子どもが大きくなるまで使うものです。

すべての妊婦さんが取得する権利がありますから、必ず提出するようにしましょう。

妊娠届出書はどこでもらえるの?

妊娠届出書がどんなものかわかったところで、

「妊娠届出書ってどこでもらえるの?」
「産科でしかもらえないの?」

と思う人もいるかもしれません。妊娠届出書がもらえるのは、

・産婦人科
・お住まいの自治体の役所
・役所のホームページからダウンロード

この3つとなります。

かかりつけの産婦人科から出してもらえる

妊娠届出書はかかりつけの産婦人科で出してもらえるケースが多いよう。

私もこのケースでした。心拍が確認できた時点で妊娠確定となり、

「妊娠届出書を出しておくから母子手帳をもらいに行ってね」

などといわれることが多いようですね。

心拍が確認できないと妊娠届出書を出してもらえないこともあります。

気になるようなら主治医に聞いてみてくださいね。

役所に行って直接記入するケースも

産科によっては妊娠届出書を出さないこともあるようです。

その場合は、役所に行って直接妊娠届出書に記入をしましょう。

かかりつけの病院の証明書などは必要ないこともあります。

診察券や領収書などでOKという自治体もあるようです。

お住まいの地域やかかりつけの産科で確認しましょう。

役所のホームページでダウンロードできることもある

体調が悪いと、役所で一から記入するのも大変ということもありますよね。

自治体によっては、公式ホームページから妊娠届出書をダウンロードできることもあります。

妊娠が判明したら、まずはお住まいの自治体のホームページで妊娠届出書についての情報を集めておくといいでしょう。

すべて記入したものを提出すれば、短時間で済みますね!

妊娠届出書っていつまでに出せばいい?

産院からは「なるべく早く出してね」といわれることが多いように感じますが、

「妊娠届出書をもらったはいいけど、いつまでに出せばいいの?」
「期限ってあるの?」

など、具体的にいつまでに出せばいいのかということはわからないんですよね。

仕事などをしていると、つい提出するのが遅くなってしまうこともあるでしょう。

・妊娠届出書がもらえるのは妊娠6週くらいが多い
・もらったら数日のうちに提出するのが理想
・遅くても妊娠11週までに提出

ポイントは上の3つ。

ここでは提出時期を理由と併せて紹介していきますね!

妊娠届出書がもらえるのは大体妊娠6週頃

私が出産したときと制度が変わっているので、何人かの友人に聞いた話だと、大体みんな妊娠6週頃に妊娠届出書をもらっているようですよ。

妊娠5週でもらったという人もいましたが、ポイントとなるのは赤ちゃんの心拍が確認できたかどうか。

心拍が確認できた場合でも、出血があったり状態が不安定だったりすると、1週間後に再診をして妊娠が確定かどうかを見るケースもあるようです。

数日のうちに妊娠届出書を出そう

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妊娠届出書をもらった場合や、もらわなくても母子手帳をもらうように言われたら、数日のうちに妊娠届出書を提出しに行きましょう。

自治体によっては母子健康手帳を交付する曜日が決まっていることもあるようです。

妊娠届出書を提出できる日時をしっかり確認してから役所に出向くと安心ですね。

私が住む地域では、役所がやっている時間内であればいつでも妊娠届出書を提出することができました。

時期によっては時間が延長されるので、仕事帰りでも寄りやすく便利でしたよ。

妊娠11週までには提出して

妊娠届出書を提出するのは、どんなに遅くても妊娠11週までがおすすめ。

その理由としては、

・妊娠12週から妊婦健診が始まる
・母子健康手帳と一緒に妊婦健診助成券がもらえる

この2点。

妊娠12週頃から1回目の妊婦健診が始まり、母子健康手帳と一緒にもらえる助成券を使うことで妊婦健診を無料で受けることができるようになります。

次の健診までに妊娠届出書を提出するようにしましょう。

妊娠届出書と一緒にマイナンバーが必要って聞いたけど・・・

妊娠届出書を提出するときにもうひとつ気になるのが『マイナンバー』。

皆さんはマイナンバー制度について詳しく知っていますか?

若い世代だと、マイナンバーカードを持っているという人は少ないかもしれませんね。

実は、妊娠届出書を提出する際にマイナンバーが必要だという自治体が増えているのです。

ここではマイナンバーの基本的なことと、妊娠届出書を提出する際のマイナンバーに必要性について紹介します。

マイナンバーって?

まずはマイナンバーについて。

マイナンバー制度とは、2016年に新しく制定された制度です。

・国民一人ひとりが持つ12桁の番号のことです。

・今後、税や年金、雇用保険などの行政手続に使います。

・マイナンバーの利用により、①税や、年金、雇用保険などの行政手続に必要だった添付書類が削減され、これらの手続きでの皆さまの利便性が高まります。

また②行政事務の効率化や、③公平な各種給付の確保などが実現できます

(引用:総務省|マイナンバー制度より)

マイナンバー制度が制定された時に、通知カードとともに個人番号カード交付申請書が送付されているはずです。

マイナンバーを利用することで、様々な行政手続きがスムーズになるということですね。

自治体によっては必要なケースも

妊娠届出書の記入欄に、マイナンバーの項目がある自治体が増えています。

まだマイナンバーカードの申請をしていないという人は、妊娠を機に申請するのがおすすめ。

マイナンバーカードは妊娠届出書を提出する際だけでなく、

・出産一時金の申請
・育休の申請
・児童手当の申請

などでも必要なケースがあります。

マイナンバーがない!絶対に必要なの?

妊娠届出書を提出するときにマイナンバーが必要だといっても、

「マイナンバーカードなんて持ってない!」
「通知書もどこにしまったかわからない」

という人もいるかもしれませんね。

私もマイナンバーカードの申請はしておらず、通知書はまとめて片づけてあります。

マイナンバーは、カードを持っていなくても通知書に個人番号が記載されています。

通知書がある場合は、カードがなくてもこの番号を記載しましょう。

通知書もどこにしまったかわからないという人は、住民票の写しでOKのことが多いです。

マイナンバーのほかに本人確認書類も必要

マイナンバーカードを持っている場合は、マイナンバーカードに顔写真もついているので、マイナンバーカードのみでOKのことが多いです。

マイナンバーしかわからない場合は、本人確認書類として

・運転免許証
・パスポート

のどちらかを用意します。

顔写真付きの本人確認書類がない場合は、

・健康保険証
・国民年金手帳

などを用意しましょう。

これらが必要かどうかも、各自治体によって異なるため確認しておいてくださいね。

妊娠届出書は本人が提出するのがベター

妊娠届出書は、誰が出してもいいのかという点も気になるところですよね。

妊娠届出書は、

・基本は妊婦本人が提出しに行こう
・委任状があれば代理人でもOK

となっています。

なぜ本人のほうがいいのか、代理人が提出する場合のポイントは何か、提出する際のポイントを紹介しますね。

基本は本人が提出するようにしよう!

妊娠届出書を提出する際には、妊娠届出書の確認とともに

・妊婦さんの健康状態
・初産か経産婦か
・妊婦健診の無料券の使い方
・母子健康手帳の使い方

などの説明を受けます。

私の場合、妊娠出産の基本的なことだけでなく、困った時に相談する機関や出産後の子育て支援などについても教えていただきました。

今後の妊婦健診や出産をスムーズにするためには、本人が提出に行ったほうがよさそうですね。

入院などで行けない場合は代理人でもOK

仕事の都合がつかない場合や、入院など安静が必要な場合は本人が提出に行けないこともありますよね。

そんな時は代理人が提出しに行っても大丈夫です。

代理人が妊娠届出書を提出する場合は、

・妊娠届出書
・委任状
・妊婦のマイナンバー
・妊婦の本人確認書類
・妊婦の印鑑

などが必要になります。

自治体によっては提出する代理人の本人確認書類や印鑑が必要なこともあります。

委任状は自治体のホームページからダウンロードできることが多いですよ。

不安な点は直接役所に電話をして確認してみてくださいね。

まとめ

妊娠届出書が必要だということを、妊娠してから初めて知ったという人もいるかもしれませんね。

妊娠届出書は、母子健康手帳をもらうために必要な手続きです。

・妊娠届出書をもらったらなるべく早く提出しよう
・マイナンバーがわかるものをよういしておこう

この2つは妊娠届出書を提出するときの大きなポイントとなります。

妊娠届出書を提出してからが、マタニティライフの幕開けです!

母子健康手帳をもらうと、妊娠したという実感が一気にわきますよ。

「妊娠届出書なんてよくわからない!」

と思うかもしれませんが、役所に行けば丁寧に教えてくれます。

不備のないようにチェックもしてもらえますから、安心して届出を行ってくださいね。