子供を連れての旅行や帰省など、子供が生まれてからも飛行機を利用するという人は多いと思います。
飛行機の利用になれている人もいますが、子供を連れて初めて飛行機に乗るという人もいると思います。
我が家はまだ娘を連れて飛行機を利用したことはないのですが、もし利用するとなったら気になるのが子供料金。
「飛行機の子供料金っていくらくらいなの?」
「シートが必要だと大人と同じ料金が必要なの?」
「何歳までなら無料なの?」
「子供料金ってぶっちゃけいくらなの?」
というのが気になります。
電車やバスは子供料金の設定がありますが、飛行機の場合子供料金はいくらくらいになるのか気になりますよね!
飛行機の子供料金については、
・幼児と小児に分類される
・小児から子供料金がかかる
・航空会社によって年齢や割引率は異なる
・格安航空会社は子供料金の設定がないこともある
というのが大きな特徴。
また行き先や予約する時期によっても若干の違いが出るといえそうです。
子供を連れて飛行機に乗る予定がある人のために、わかりやすくそして詳しく、飛行機の子供料金について調べてみました!
参考にしてくださいね。
目次
飛行機の子供料金ってどうなってるの?
私は普段飛行機を利用することがほとんどないので、
「飛行機にも子供料金があるの?」
というレベルの知識しかありません。
私のように飛行機について全くわからない人でもわかりやすいように紹介していきますね。
まずは飛行機の子供料金ですが、大きく
・幼児
・小児
この2つに分けられているそう。
「幼児とは何歳から何歳なのか」
「小児とは何歳から何歳なのか」
具体的に飛行機の子供料金の分け方についてまずは知っていきましょう。
航空会社によって年齢は異なる
冒頭で
『飛行機の子供料金は幼児と小児に分けられる』
と紹介しましたね。この幼児と小児ですが、航空会社によって年齢の分け方が違うというのです!
日本の大手航空会社というと
・JAL
・ANA
の2社ですよね。
この2つは国内線と国際線で年齢の分け方が違います。
最近注目されている格安航空会社と呼ばれているものに関しては、子供料金すら存在しないとか!
まずは利用する航空会社がどのように子供料金を設定しているのかを知る必要がありそうですね。
生後8日以降から搭乗可能
もうひとつ気になるのは赤ちゃんの搭乗。
生まれたばかりの赤ちゃんを連れて海外旅行に行くことは少ないでしょうが、
・里帰り出産後飛行機を利用する
・海外で出産して日本に戻る
・日本で出産して海外に戻る
などなど、赤ちゃんでも飛行機を利用するケースはあると思います。
赤ちゃんの飛行機の搭乗ですが、どの航空会社でも基本は生後8日以降でないと搭乗できないことになっています。
11歳までが子供料金!
航空会社によって幼児と小児の年齢の分け方は違いますが、11歳までは子供料金というのは共通のようです。
12歳の誕生日を迎えると子供料金は適応されませんので注意したいところ。
フライト中に誕生日を迎え、小児料金や大人料金になるときには、事前に航空会社に伝えておく必要がありそうです。
もしお誕生日とフライトが重なり料金が変わる場合は予約の際に伝えることをお忘れなく!
飛行機の子供料金は国内線か国際線かでも変わる!
飛行機の子供料金はどのフライトでも同じだと思っている人もいるかもしれませんね。
子供料金は
・国内線か
・国際線か
というように国内なのか海外なのかによって変わるのです!
ここでは国内線と国際線の子供料金のルールについて紹介しますね。
国内線の場合
まずは国内線の場合。
国内線の場合、幼児であればシートを使用しないので無料で飛行機に乗ることができるんです!
ただし注意点がいくつかあります。
・大人1人につき無料で乗れる幼児は1人まで
・幼児は大人1人につき2人まで乗れるが幼児1人は子供料金が掛かる
・11歳までは子供料金で搭乗できる
となっています。
つまり、幼児1人ならシートを使用せず膝の上に座らせていれば、無料で飛行機に乗れるということ!こ
れならぜひ幼児のうちに飛行機に乗せたい!と思っちゃいますね♪
国際線の場合
次に国際線の場合。
国際線の場合は国内線とはちょっとわけが違います。
JALを例に出すと、
・幼児・・・大人の10%の運賃
・小児・・・大人の75%の運賃
でチケットを購入することができます。
国内線の場合は膝の上なら無料でしたが、国際線の場合は膝の上でも10%の運賃が掛かるということ。
10%の運賃が掛かっていますがシートを利用することはできないので注意が必要です。
格安航空会社の場合は、
・幼児・・・膝上なら無料
・小児・・・大人と同じ料金
となっているようです。
格安航空会社の場合は子供料金なしのケースも
今話題なのが『LCC』と呼ばれる格安航空会社ですよね。
・大手に比べてかなり格安でチケットが取れる
・サービスを省略しても運賃が安くなる
・安価な価格で旅行を楽しめる
ということから、今では予約が取りにくいということもあるようですね。
やはり飛行機の運賃が安いに越したことはありません!
できれば交通費を安く抑えたいですものね。
損な格安航空会社ですが、子供料金は大手とはちょっと違うようです。
前の項目でも少し触れましたが、ここでは格安航空会社の子供料金について見ていきましょう。
格安航空会社って?
格安航空会社というと『ピーチアビエーション』が有名ですよね。
現在日本で利用できる格安航空会社は、
・ピーチアビエーション
・バニラエア
・ジェットスタージャパン
・春秋航空日本
・エアアジアジャパン
などがあります。LCCに分類はされませんが、大手よりも比較的安く利用できるのが
・北海道国際航空 AIR DO
・スカイマーク
・スターフライヤー
・ソラシドエア
なども注目度が急上昇していますね。
格安航空会社では子供料金がないケースが多い!?
前の項目で紹介したように、格安航空会社では子供料金の設定がないことがほとんど。
ピーチアビエーションでも
・幼児(2歳未満)は膝上なら無料
・子供料金はなく2歳以上は大人と同じ料金
・幼児が2人いる場合は1人分は大人料金を支払う
というルールがあります。国内線でも国際線でも同様のようなので、移動距離が長い場合は2歳未満でもシートの予約をしたほうがよさそうです。
一人旅をさせる場合は子供料金適応にならない!?
子供がある程度大きくなると、
「子どもにひとりで旅行に行かせたい」
と思う親御さんも多いですよね。
子供だけでおじいちゃんおばあちゃんのいる実家に帰省させるという人もいるでしょう。
この場合にも子供料金が適応されるのかどうかが気になりますね。
ここでは子供がひとりで飛行機を利用するときの料金について紹介します!
6歳以上なら子供ひとりで飛行機に乗れる!
ここでは
・JAL
・ANA
の2社について紹介しますね。
どちらの航空会社でも、6歳以上であればひとりで飛行機に乗ることができます。
ただし、6~7歳の子供がひとりで飛行機に乗る場合は、
・キッズおでかけサポート(JAL)
・ジュニアパイロット(ANA)
というサポートプログラムへの利用申し込みが必要。
インターネットでの申し込みはできず、電話もしくはデスクに直接申し込む必要があるので注意してくださいね。
運賃については子供料金ではなく様々なサポートの費用を含め大人料金が設定されていることがほとんど。
ホームページなどでは一人旅についての詳しい子供料金が載っていませんので、直接問い合わせてみるのがおすすめですよ。
11歳までの子供はサポートを受けられる!
サポートプログラムは基本は6~7歳の子供が対象ですが、希望があれば11歳までの子供であれば利用することが可能。
サポートプログラムを受けないはインターネットでの予約が可能なので、お子さんと相談しながら決めてみてくださいね。
6歳未満は12歳以上付き添い人が必要
6歳未満の子供の場合は、12歳以上の付添人が一緒に登場することが条件となっていて、子供のみの利用はできません。
満6歳になれば、サポートプログラムの利用を条件に一人旅ができますので、もう少し待ってくださいね!
航空会社別!飛行機の子供料金とルールを比較♪
ここまで飛行機の子供料金について紹介してきましたが、
「ぶっちゃけわかりにくい!」
「航空会社ごとにどうなってるのか知りたい!」
「どこがどういうルールなのかぱっと見でわかるとうれしい!」
というのが本音ですよね。
私もいろいろ比較検討するときに、ホームページを行ったり来たりするのがとても大変に感じることがあります。ここでは
・JAL
・ANA
・ピーチアビエーション
・バニラエア
・ジェットスタージャパン
・スターフライヤー
・スカイマーク
・ソラシドエア
上記の8つの航空会社をわかりやすくまとめていきたいと思います!
ぜひ参考にしてくださいね!
JAL
<幼児が国内線を利用する場合>
・生後8日から3歳未満
・膝上なら無料
・シートが必要なら小児料金で
・大人1人につき幼児1人まで無料
・大人1人につき幼児2人の場合は1人分は小児料金を支払う
<小児が国内線を利用する場合>
・3歳以上12歳未満
・膝上は不可
・子供料金は大人料金の50%の運賃
<幼児が国際線を利用する場合>
・生後8日から2歳未満
・膝上の場合は幼児料金が適応
・シートが必要な場合は小児料金が適応
・幼児料金は大人料金の10%の運賃
<小児が国際線を利用する場合>
・2歳以上12歳未満
・膝上は不可
・子供料金は大人料金の75%の運賃
ANA
<幼児が国内線を利用する場合>
・生後8日から3歳未満
・膝上なら無料
・シートが必要なら小児料金で
・大人1人につき幼児1人まで無料
・大人1人につき幼児2人の場合は1人分は小児料金を支払う
<小児が国内線を利用する場合>
・3歳以上12歳未満
・膝上は不可
・子供料金は大人料金の50%の運賃
<幼児が国際線を利用する場合>
・生後8日から2歳未満
・膝上の場合は幼児料金が適応
・シートが必要な場合は小児料金が適応
・幼児料金は大人料金の10%の運賃
<小児が国際線を利用する場合>
・2歳以上12歳未満
・膝上は不可
・子供料金は大人料金の75%の運賃
ピーチアビエーション
<幼児が国内線を利用する場合>
・生後8日から2歳未満
・膝上なら無料
・シートが必要なら大人料金で
・大人1人につき幼児1人まで無料
・大人1人につき幼児2人の場合は1人分は大人料金を支払う
<小児が国内線を利用する場合>
・2歳以上12歳未満
・膝上は不可
・2歳以上は大人料金
<幼児が国際線を利用する場合>
・生後8日から2歳未満
・膝上なら無料
・シートが必要な場合は大人料金が適応
<小児が国際線を利用する場合>
・2歳以上12歳未満
・膝上は不可
・2歳以上は大人料金
バニラエア
<幼児が国内線を利用する場合>
・生後8日から2歳未満
・膝上なら1,500円
・シートが必要なら小児料金で
・大人1人につき幼児1人まで1,500円
・大人1人につき幼児2人の場合は1人分は大人料金を支払う
<小児が国内線を利用する場合>
・2歳以上12歳未満
・膝上は不可
・2歳以上は大人料金\
<幼児が国際線を利用する場合>
・生後8日から2歳未満
・膝上なら1,500円
・シートが必要な場合は大人料金が適応
<小児が国際線を利用する場合>
・2歳以上12歳未満
・膝上は不可
・2歳以上は大人料金
ジェットスタージャパン
<幼児が国内線を利用する場合>
・生後3日から2歳未満
・膝上なら無料
・シートが必要なら1,500円
・大人1人につき幼児1人まで無料
・大人1人につき幼児2人の場合は1人分は大人料金を支払う
・生後7日以内の場合はメディカルチェックが必要
<小児が国内線を利用する場合>
・2歳以上12歳未満
・膝上は不可
・2歳以上は大人料金
<幼児が国際線を利用する場合>
・生後8日から2歳未満
・膝上なら無料
・シートが必要な場合は1,500円
・生後7日以内の場合はメディカルチェックが必要
<小児が国際線を利用する場合>
・2歳以上12歳未満
・膝上は不可
・2歳以上は大人料金
スターフライヤー
<幼児が国内線を利用する場合>
・生後8日から3歳未満
・膝上なら無料
・シートが必要なら小児料金で
・大人1人につき幼児1人まで無料
・大人1人につき幼児2人の場合は1人分は子供料金を支払う
<小児が国内線を利用する場合>
・3歳以上12歳未満
・膝上は不可
・子供料金は大人料金の50%の運賃
スカイマーク
<幼児が国内線を利用する場合>
・生後8日から3歳未満
・膝上なら無料
・シートが必要なら小児料金で
・大人1人につき幼児1人まで無料
・大人1人につき幼児2人の場合は1人分は子供料金を支払う
<小児が国内線を利用する場合>
・3歳以上12歳未満
・膝上は不可
・子供料金は大人料金の50%の運賃
ソラシドエア
<幼児が国内線を利用する場合>
・生後8日から3歳未満
・膝上なら無料
・シートが必要なら小児料金で
・大人1人につき幼児1人まで無料
・大人1人につき幼児2人の場合は1人分は子供料金を支払う
・シート不要でも幼児搭乗案内書をもらう必要あり
<小児が国内線を利用する場合>
・3歳以上12歳未満
・膝上は不可
・子供料金は大人料金の50%の運賃
まとめ
飛行機は子供料金が設定されてる航空会社とそうでない航空会社があることが分かりましたね!
私の率直な感想としては、
「シートをひとつ使っても11歳までなら子供料金になることもあるんだ!」
でした。シートが必要なら大人と同じ料金が掛かると思っていましたから。
格安航空会社と呼ばれる航空会社では、大人と同じ料金が必要なこともあるので注意が必要ですね。
もちろん行き先によって子供料金も大きく変わりますので、まずは直接問い合わせてみるのが一番わかりやすいかと思います。
子供を連れて飛行機に乗るのはとても神経を使うもの。
問い合わせたときに、どんなことに注意をすればいいのかも質問すると安心ですね!