韓国料理ブームがまだまだ続いていますよね。
ちょっと前までは韓国料理といえば外食で楽しむことが主流でしたが、最近は韓国調味料がスーパーで手軽に購入できるようになりました。
そのため家庭でも韓国料理を楽しんでいるという人も多いのではないでしょうか。
そんな我が家も簡単な韓国料理を家庭で楽しんでします。
韓国料理に欠かせない調味料はいくつかありますが、中でも必要不可欠なのが『コチュジャン』。
でもコチュジャンって必要な時になくなっていることも多いんですよね。
「コチュジャンが必要なのにちょうど切れてた!」
「コチュジャンの代用品ってないの?」
「コチュジャンの代用レシピを知りたい!」
私もコチュジャンを使う料理をしようと思った時に限ってコチュジャンが切れているということが度々あります。
コチュジャンの代用となる何かがあれば知りたいですよね。
コチュジャンの代用として使えるのは
・豆板醤×甜麺醤でコチュジャンの代用に!
・味噌×砂糖×唐辛子でもコチュジャンの代用に!
この2つが一番近いのかな、と感じています。
我が家でも実際に使っている方法ですので、ぜひ試してみてくださいね。
ほかにもコチュジャンの代用として使えそうな
・ラー油
・キムチの素
・韓国調味料
などについても実際に試してみた感想を交えて紹介していきたいと思います!
目次
コチュジャンって何?
我が家でも韓国料理を作るようになってから、韓国調味料はいくつかそろえてあります。
どれも辛味がある味噌、といったイメージですが、いまいち何がどんなものなのかわからないという人も多いと思います。
コチュジャンの代用に何が使えるかを知る前に、まずはコチュジャンがどのようなものなのかを紹介していきますね!
韓国の調味料のひとつ
コチュジャンは日本でいうところの味噌と同じ分類になります。
韓国では家庭料理ににも欠かすことができない調味料で、
・ビビンバ
・タッカルビ
・トッポッキ
など、日本でも人気の韓国料理に使われています。
ほかにも
・野菜や肉の炒め物
・和え物
・鍋物
などにも幅広く使われています。
コチュジャンはこんな材料で作るよ♪
コチュジャンは韓国の家庭でもよく利用される調味料のひとつ。
日本の味噌と同じように、材料を発酵させて作ります。
日本の味噌は大豆と塩が原料ですよね。
コチュジャンは
・もち米麹
・唐辛子
・塩
この3つが主原料となります。
地域によってこれらの材料に
・大豆
・麦
・小麦粉
・醤油
などが加えられることもあるとか。
これらの材料を混ぜ合わせて発酵させるのですが、韓国では自家製のコチュジャンを使っている家庭も多いようです。
発酵は数日から1年以上と様々で、各家庭の味が楽しめるのも日本の味噌と似ている点ですね。
特徴は少ない辛味と程よい甘み
コチュジャンの特徴といえば、ほんの少しピリッとするくらいの辛味と程よい甘みですよね。
日本で麹を発酵させるものというと甘酒がありますが、それと同じようにもち米麹が発酵するときにあの独特の甘みが出るといいます。
本場韓国のコチュジャンはしっかり発酵させて甘みを出しているものがほとんどなのですが、日本に流通しているコチュジャンは水あめなどの糖分が含まれているものも多いそうです。
韓国料理のあの甘みと辛味はコチュジャンから出ているといってもいいのかもしれないですね♪
コチュジャンがない!何かで代用できない?
さて本題です。
韓国風の炒め物などをしようと思った時に、コチュジャンがない!
なんていうことも珍しくないですよね。
「コチュジャンを何かほかのもので代用できないかな」
「ラー油や豆板醤でも大丈夫だよね?!」
といったように、コチュジャンの代用品を探すということもあると思います。
コチュジャンの代用品として使えそうなものというと、
・ラー油
・キムチの素
・甜麺醤や豆板醤など
が思い浮かぶと思います。
辛味のある韓国調味料なら使えそうですよね!
ここではコチュジャンの代用品になりそうなものについて見ていきましょう。
ラー油で代用できる?!
辛味のある調味料の代表ともいえるのがラー油!
韓国料理にもラー油を使うことがありますよね。
辛味をプラスするという点ではコチュジャンの代用品のひとつとして使えそうですが、ラー油単品をコチュジャンの代用品として使うのはちょっと難しいかもしれません。
その理由は
・ラー油だと辛味だけが出てしまう
・ごま油の香りが強い
・甘みが足りない
といったことが言えそう。
ちょっと辛味をプラスしたいというときにはラー油をプラスしてもいいのかも。
キムチの素で代用できる?!
韓国料理といえばキムチ!
日本でもキムチの素が市販されていて、家庭でも気軽にキムチを楽しむことができますよね♪
我が家にもキムチの素は常備されていて、野菜に合えたり鍋や味噌汁にプラスしてキムチ風にするのが定番です。
キムチの素は辛味もありますし、これひとつで韓国風のおかずにすることができますから、コチュジャンの代用品になりそうですが・・・。
炒め物や汁物ならコチュジャンの代用品として使えそうですが、ビビンバや和え物などにはあまり向かないと感じています。
・甘みが少ない
・味噌感がない
・『ザ・キムチ』の味になりがち
キムチに寄せた味にしたい場合はいいかもしれませんが、甘みをプラスさせたいときはあまり向かないかも。
○○ジャンで代用できる?!
コチュジャンのように○○ジャンというネーミングの韓国調味料はいくつかありますよね。
・豆板醤
・甜麺醤
・テンジャン
・サムジャン
などが韓国の家庭でも定番の味噌系調味料です。
これらの調味料を使えば、コチュジャンの代用になりそうですよね♪
後の項目で詳しいレシピを紹介しますが、日本の家庭でもよく使われている
・豆板醤
・甜麺醤
この2つを使えば、コチュジャン風の調味料にすることができるんですよ♪
コチュジャン代用にはこれがおすすめ♪代用レシピ
前の項目でも紹介しましたが、
・豆板醤
・甜麺醤
この2つの韓国調味料があれば、コチュジャンの代用として使うことが可能!
豆板醤と甜麺醤は日本でも定番の韓国調味料ですものね。
この2つは冷蔵庫に入っているという家庭も多いと思います。
しかし
「この2つもちょうど切らしている」
「豆板醤はあるけど甜麺醤はない」
という家庭もあるでしょう。
そんな時にも家庭にある調味料で手軽に作れるコチュジャンの代用レシピも紹介したいと思います。
参考にしてみてくださいね。
コチュジャン代用には豆板醤×甜麺醤
私がおすすめしたいコチュジャンの代用品は、豆板醤と甜麺醤を混ぜ合わせたもの。
・豆板醤・・・ソラマメと唐辛子を発酵させたもの
・甜麺醤・・・小麦粉と塩に麹を加えて発酵させたもの
辛味の強い豆板醤と甘みが特徴の甜麺醤を合わせることで、コチュジャンのような程よい辛味と甘みのある調味料を作ることができますよ!
甜麺醤の原料は辛味の原料がないだけでコチュジャンとよく似ています。
これに辛味をプラスするために豆板醤を加えるのです。
<コチュジャン代用レシピ>
・豆板醤・・・小さじ1杯
・甜麺醤・・・小さじ2杯
2つの調味料をよく混ぜ合わせるだけで完成です。
辛味が強すぎる場合は豆板醤の量を減らしてくださいね。
韓国調味料ゼロから作るコチュジャン代用レシピ
「豆板醤も甜麺醤もない!」
「甜麺醤がない!」
という人のために、韓国調味料がなくても作れるコチュジャン代用レシピを紹介しますね。
<常備調味料から作るコチュジャン代用レシピ>
・味噌・・・大さじ2杯
・醤油・・・小さじ1杯
・一味唐辛子・・・小さじ1杯
・砂糖・・・小さじ2分の1杯
・ごま油・・・1滴
上記は作りやすい分量です。
すべての材料を混ぜ合わせればOK。
豆板醤がある場合は、
・味噌・・・大さじ1杯
・醤油・・・小さじ1杯
・砂糖・・・小さじ2分の1杯
・ごま油・・・1滴
・豆板醤・・・小さじ1杯
上記の分量で混ぜ合わせてみてくださいね♪
砂糖の代わりに水あめを使ってもOKです。
やっぱり別物!コチュジャンを用意するのがおすすめ
前の項目ではコチュジャン代用レシピを2つ紹介しました。
これでコチュジャンがないときにも安心ですよね♪
我が家でもコチュジャンがないときには上記のレシピを活用して、コチュジャンの代用として使っています。
とはいえ、やっぱり代用品は代用品。
コチュジャンのあの甘みと辛味、そしてうまみは代用品では出せないのが残念なところです。
コチュジャンは韓国料理には欠かせない調味料!
私が実際に代用品を使ってみて感じているのが、
「コチュジャンの代用品はコチュジャンには敵わない」
ということ。
やっぱりあの甘みと辛味はコチュジャンならではの味なんですよね。
韓国料理を作るのにコチュジャンは欠かすことはできないと感じています。
ついうっかり!でコチュジャンを切らしてしまった時は仕方ないですが、
「代用品でいけるならコチュジャンは買わなくていいか!」
という考えには
「待った!」
をかけたいと思います。
コチュジャンを使ってみると、一気に韓国料理が本格的になりますし、なんといってもおいしい!
ぜひこの機会にコチュジャンを購入してみてくださいね。
コチュジャンはスーパーで手軽に購入できる!
ひと昔前までは、韓国調味料は身近なスーパーには置いておらず、韓国料理を扱っているお店や輸入品を多く扱うお店でしか購入することができませんでした。
しかし今は
・味の素
・S&B
・ユウキ
といった日本のメーカーも韓国調味料を多く販売するようになり、スーパーでもたくさんのコチュジャンを購入することができるようになりました。
値段も300円程度で購入できますよ。
韓国料理を作るなら代用でなくしっかり準備を♪
韓国料理に挑戦してみたいという人も多いと思います。
初めて韓国料理を作ろうと思うと、コチュジャンだけでなく
・豆板醤
・甜麺醤
・ダシダ
・粉唐辛子
などいくつかの調味料をそろえないといけないので、ちょっと大変なんですよね。
我が家では
・コチュジャン
・豆板醤
・ダシダ
は常備していますが、甜麺醤はコチュジャンで代用し、粉唐辛子は一味唐辛子で代用しています。
この3つさえそろえていれば、韓国料理の幅もぐっと広がりますよ。
代用として使うのはやむを得ないときだけにして、調味料はきちんとそろえたほうがおいしい韓国料理を食べることができるのでおすすめです♪
まとめ
コチュジャンがないときや、わざわざ買うのが面倒というときは、
・豆板醤×甜麺醤
・味噌×砂糖×醤油×唐辛子
で代用することも可能です。
私もコチュジャンがないときにたまに代用レシピを活用していますが、やっぱりコチュジャンを使った時とは風味が違うんですよね。
代用品はどうしても、というときに使うために控えておいて、一番最初に韓国料理を作るときには調味料をそろえて作るのがおすすめです♪
代用レシピとして紹介した合わせ調味料は、コチュジャンの代用としてだけでなく、
・生野菜や温野菜のディップに
・炒め物に
・湯豆腐のタレに
・マヨネーズをプラスして和え物のタレに
といった使い方もおすすめですよ。
我が家ではマヨネーズをプラスしたものは、生野菜や温野菜のディップとして使うのが定番。
野菜がモリモリ食べられるのでぜひ試してみてくださいね♪
お子さんがいる家庭では辛味を抜いて作ってもいいですね!