母乳相談室はちくびが特徴!母乳育児をサポートする4つの特徴と上手な使い方

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「哺乳瓶だとたくさん飲んでくれる」
「哺乳瓶でも飲んでもらえるようにしたい」

本当は直接おっぱいを飲んでもらいたいのに、なかなか母乳育児が進まないという人もいるでしょう。

反対に、おっぱいではよく飲んでくれるのに哺乳瓶を嫌がるという赤ちゃんも少なくありません。

どちらもお母さんにとっては大きな悩みとなることですよね。

私の娘は哺乳瓶で飲んでくれなかったので、用事があるときに預けることができずに困ったことがありました。

そんな時に助けてくれたのが『母乳相談室』という哺乳瓶です。

・母乳相談室ってどんな哺乳瓶?
・ちくびに特徴があるって聞いたけど・・・
・おっぱいを飲まなくならないか心配
・哺乳瓶嫌いだから咥えてくれるかが問題

母乳相談室はそんな人にもぴったりの商品です。

実際私の娘もほかの哺乳瓶のちくびでは飲んでくれませんでしたが、母乳相談室のちくびではごくごくと飲んでくれたのです!

母乳相談室のちくびには4つの特徴があります。

1. お母さんのちくびに近い形をしている
2. ちくびはやや固めの質感
3. ちくびの穴が小さく程よい量のミルクが出る
4. しっかり吸える

母乳育児を続けていきたいという人に、哺乳瓶でも飲んでもらいたいという人に、どちらの悩みを持っている人にもおすすめしたい商品です。

より詳しく母乳相談室について紹介しますね!

目次

母乳相談室ってなに?

「哺乳瓶はどれも同じじゃないの?」

と思う人も多いと思います。

私もそう思っていたひとりでした。

実際に使ってみて、赤ちゃんの吸いつきにこんなに違いがあるなんて、と驚いたことを覚えています。

母乳相談室とは、大手ベビー用品メーカー『ピジョン』の商品です。

まずは母乳相談室とはどのような哺乳瓶なのか見ていきましょう。

母乳育児を目指すための哺乳瓶

母乳育児をしている人は、『桶谷式』という言葉を聞いたことがある人が多いと思います。

母乳相談室は助産師の桶谷そとみ先生が考案した『桶谷式母乳相談室』で、授乳訓練のために使われていた哺乳瓶です。

・扁平、陥没乳首で直接母乳をあげられない
・ちくびのトラブルで母乳をあげられない
・赤ちゃんが直接おっぱいを飲めるようにサポート

直接おっぱいを飲ませてあげたいけど、様々な理由から直接飲ませることができないという人のために作られたトレーニング用の哺乳瓶です。

母乳とミルクの混合育児にもおすすめ!

母乳相談室は

「母乳育児を続けたいけど育休後を考えて哺乳瓶にも慣れてもらいたい」

など、混合育児を目指す人にもおすすめです。

哺乳瓶のちくびに慣れると、なかなかおっぱいを吸ってくれないということあります。

私の友人にも混合にしようと思って哺乳瓶で飲ませる練習をしていたら、おっぱいを飲まなくなったという人が何人もいます。

母乳相談室は前の項目でも紹介したように、おっぱいを飲めるようにするための哺乳瓶です。

混合育児でもおっぱいを嫌がらないと評判ですよ。

母乳相談室はちくびが特徴!

前の項目で母乳相談室は

・おっぱいを飲めるようにするためのトレーニング用哺乳瓶
・こんごういくじにもおすすめ

と紹介しました。

なぜこんなに母乳相談室が母乳育児におすすめなのかというと、それはちくびに特徴があるからです。母乳相談室のちくびの特徴は

1. お母さんのちくびに近い形
2. やや固めの質感
3. 穴が小さくミルクの出が程よい
4. 吸う力が必要

この4つです。

より詳しく見ていきましょう!

お母さんのちくびの形に近い!

母乳相談室のちくびの最大の特徴はその形です。

一般的な哺乳瓶のちくびの形といえば、根元が太く先がやや細めですよね。

母乳相談室のちくびは、お母さんのちくびの形とよく似ています。

・根元はしっかり太く乳房のような丸みがある
・ちくびの根元がしっかりシェイプしている
・ちくびの先に厚みがありやや大きい

見た目からもお母さんのちくびの形にそっくりです!

本物のちくびの形に似ていることで、赤ちゃんが咥えやすく吸いやすい構造になっています。

やや固めのちくびでお口にフィット!

一般的な哺乳瓶のちくびは、赤ちゃんが吸いやすいように柔らかめの質感のものがほとんどです。

母乳相談室のちくびはやや固めの質感で、口の中でしっかりとフィットします。

お母さんのおっぱいを飲むときと同じように、しっかりと舌を使って吸わないと出ない仕組みになっています。

穴が小さくミルクがどんどん出てこない!

穴が小さいことも母乳相談室のちくびの特徴のひとつです。

一般的なちくびは吸う力が弱い赤ちゃんでも飲みやすいような設計になっています。

そのため軽い力でもミルクはどんどん出てきます。

母乳相談室のちくびは一般的な乳首よりも穴が小さく、簡単には出てこない設計になっているのです。

これも本物のおっぱいを吸ったときに近いように作られています。

赤ちゃんの吸う力がつく!

・ちくびの形が本物のちくびに似ている
・固めの質感
・穴が小さい

この3つの特徴があることで、赤ちゃんがしっかりとおっぱいを吸う力をつけることができるのです。

哺乳瓶で飲むよりもおっぱいを飲むときのほうが吸う力が必要です。

これから直接母乳を飲んでもらいたいというときには、赤ちゃんに吸う力をつけてもらうしかありません。

母乳相談室のちくびなら、おっぱいを飲めるために必要な哺乳力をつけることができます。

母乳相談室を使うことの3つのメリット

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母乳相談室はお母さんのちくびに形も質感も出方も似ています。

「だからどういいの?」
「ほかの哺乳瓶だって同じじゃないの?」

と思ってしまいますよね。

母乳相談室を使うことで、

1. 乳頭混乱が起きにくい
2. 吸う力をつけることができる
3. 母乳育児を続けやすくなる

といったメリットがあります。

特徴的なちくびのおかげで乳頭混乱が起きにくい!

冒頭でも少し触れましたが、哺乳瓶に慣れるとおっぱいを飲んでくれなくなるということもあります。

これを『乳頭混乱』といいます。

一般的な哺乳瓶の乳首は、

・赤ちゃんの吸う力が弱くても飲みやすい
・弱い力でもどんどんミルクが出てくる

といった特徴があります。一方おっぱいは、

・しっかり吸わないと出てこない
・吸うのにパワーや体力が必要

こういったことがあります。

楽に飲める哺乳瓶のちくびに慣れてしまうと、飲むのが大変なおっぱいを嫌がってしまうのです。

母乳相談室はおっぱいと同じようにしっかりと吸わないと飲むことができません。

そのため乳頭混乱が起きにくいといわれています。

ちくびが固いので吸う力がつく!

母乳相談室はもともと赤ちゃんがおっぱいを直接飲めるようにと作られた商品です。

初めのうちは上手に据えない赤ちゃんでも、根気よく母乳相談室を使うことで吸う力がついてきます。

おっぱいを直接飲むためには、吸う力がついていることは必要不可欠!

程よい固さのちくびのおかげで、しっかりと吸うことができるようになります。

ちくびが本物に近いので母乳育児を続けやすい!

私の周りには、

「本当は混合育児を続けたかった」
「おっぱいメインの混合にしたかった」

という人が多いです。

しかし入港混乱によって完全ミルク育児に移行した人もちらほら。

母乳相談室のちくびなら、本物のちくびに形や固さが近いので、母乳育児を続けやすいです。

私も哺乳瓶で飲んでもらえるようになりたいと思いつつ、

「おっぱいを嫌がるようになったらどうしよう」
と思っていました。

しかしおっぱいも哺乳瓶も変わらず飲んでいたので安心しました。

母乳相談室のちくびのサイズ展開は?

母乳育児を目指す人の間では母乳育児はとても話題の商品ですよね。

「私も母乳相談室を使ってみたい!」
「赤ちゃんが生まれたら使おうと思っている」

という人もお良いと思います。そこで気になるのが、

・母乳相談室のサイズ展開は?
・いつからいつまで使っていいの?

ということではないでしょうか。

ここでは母乳相談室のサイズや使う時期について見ていきましょう。

新生児用の1サイズのみ!

一般的な哺乳瓶は、新生児用の小さいサイズからある程度大きくなっても使える大きなものまで各サイズそろっていますよね。

しかし母乳相談室のサイズ展開は新生児用の1サイズのみ!

・容量は160ml
・ちくびのサイズはSSサイズ

あくまで新生児の赤ちゃんが上手におっぱいを飲めるようになるための哺乳瓶ということです。

何か月まで使っていい?

母乳相談室は『新生児から』となっているので、

「新生児のうちしか使っちゃダメなの?」
「ほかのちくびだと飲まないからこれを使い続けたい」

という人もいるかと思います。

新生児から、となっていますが、いつまでという規定はありません。

赤ちゃんが飲みやすいようであれば大きくなっても使ってもいいでしょう。

私の娘もほかのちくびでは飲まなかったので、離乳食が始まるまで母乳相談室を使っていましたよ。

母乳相談室のちくびは、ピジョンの『母乳実感』という哺乳瓶につけることができます。

160mlで足りなくなったら、母乳実感の大きい哺乳瓶を使ってもいいかもしれませんね。

交換時期は?

哺乳瓶のちくびはどのくらいで交換したらいいかわかりにくいですよね。

特に母乳相談室のちくびはもともと固めに作られているので、

「そろそろへたってきてるな」

というのが感じにくいということもあります。

目安としては、

『2つのちくびを使いまわしている場合で2ヶ月程度で交換』
ということのようです。

使用頻度によってはもっと長く使用できることもありますが、

・ちくびの先が割れている
・ひび割れのような筋が見える

といった場合は交換時期を迎えています。

長く使っているとミルクの出が良くなりすぎて、母乳相談室のいいところがなくなってしまいます。

気になるようなら短いスパンで交換するのがおすすめですよ。

母乳実感との3つの違い

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前の項目でも出てきましたが、ピジョンの哺乳瓶で『母乳実感』というものがあります。

母乳実感も母乳育児におすすめの哺乳瓶として、多くの産院で使われています。

西松屋やアカチャンホンポでも手軽に購入することができますね。

「母乳実感と母乳相談室にどんな違いがあるの?」

ということが気になりますよね!大きな違いは次の3つです。

1. サイズ展開が多い
2. ちくびが柔らかい
3. 弱い力でもミルクを飲める

ちくびのサイズ展開が多い!

前の項目でも紹介しましたが、母乳相談室の哺乳瓶とちくびのサイズ展開は新生児用の1サイズのみ。

一方母乳実感のサイズ展開は、

・哺乳瓶は160mlと240ml
・カラーや絵柄のバリエーションも豊富
・プラスチックと耐熱ガラス
・ちくびはSS、S、M、L、LLの5種類

となっています。サイズだけでなくカラーバリエーションも豊富なことが特徴ですね。

ちくびが柔らかい!

母乳相談室のちくびは本物のちくびに近い固さが特徴でしたよね。

一方母乳実感の乳首は赤ちゃんが吸いやすいように柔らかい設計になっています。

産院などでよく使われている理由としても、この吸いやすさがあります。

短時間で飲めるので赤ちゃんが疲れにくいというメリットがあります。

哺乳力の弱い赤ちゃんでも飲みやすい

ちくびが柔らかく弱い力でもどんどんミルクが出てきます。

これは母乳育児を続けていくうえでは乳頭混乱を招くことにもつながりますが、哺乳力が弱い赤ちゃんにとっては大きなメリットになります。

低体重児などの赤ちゃんは、哺乳力が弱いことも多いです。

そんな時は弱い力でも飲みやすい母乳実感などがおすすめです。

母乳相談室の上手な使い方

母乳相談室を取り入れるうえで、どんなことに気をつけたらいいのかも知っておきたいポイントです。

ここでは母乳相談室の上手な使い方を紹介します。

普通の哺乳瓶と同じように使おう

母乳相談室は、基本的には普通の哺乳瓶と同じように使って問題ありません。

母乳相談室だからといって特別な使い方があるわけではありませんから、普段の哺乳瓶と同じ使い方をしてくださいね。

混合育児をしている場合は、おっぱいを飲ませてから母乳相談室を使って飲ませるのが基本です。

上手に飲ませる4つのポイント!

母乳相談室はちくびの形が特徴です。

初めのうちは上手に飲めない赤ちゃんもいるかもしれません。

そんな時は次のポイントを押さえて飲ませてみてくださいね!

1. 赤ちゃんの唇に当てて口を開けるのを待とう!
2. 赤ちゃんの舌の上に乗せて咥えるのを待とう!
3. ちくびの根元までしっかり咥えさせよう!
4. 上唇が内側に入らないように外に出してあげよう!

おっぱいを飲ませるときも赤ちゃんの口に乳首を近づけ、赤ちゃんが自分から咥えて飲み始めますよね。

母乳相談室を使うときも、赤ちゃんが自分から咥えて飲み始めるのを待つことが大切です。

哺乳瓶のちくびは、しっかり咥えても上唇が内側にくるっと丸まってしまうことがあります。

こうなると上手に吸えませんから、唇をちくびの根元にしっかりとかぶさっていることを確認しましょう。

母乳相談室はどこで買えるの?

これから母乳相談室を使ってみたいという人は、購入場所も気になりますよね。

私も母乳相談室を購入しようと思って西松屋やアカチャンホンポに行きましたが、売っていませんでした。

母乳相談室はどこで購入できるのでしょう。

近くのお店では売っていない

母乳相談室は、桶谷式で使うトレーニング用の哺乳瓶として開発されました。

そのため『業務用』扱いになっていて、使用の際にも

「桶谷式認定者の指導の下で使うこと」

とされています。

そのため身近な西松屋やアカチャンホンポでは売っていなかった、というわけですね。

ネットショッピングを利用しよう!

母乳相談室を購入するなら、ネットショッピングで購入しましょう。

・Amazon
・楽天
・Yahoo!ショッピング

などでは一般の人も購入することができます。

私も楽天で購入しましたよ。

まとめ

母乳相談室は赤ちゃんがおっぱいを直接吸えるようになるためのトレーニング用の哺乳瓶です。

・ちくびの形が本物に似ている
・ちくびが固い
・吸ってもたくさんでない構造
・吸う力が必要

といった特徴があります。

混合育児をしたい人も、完母に切り替えたい人も、哺乳瓶で飲んでもらいたい人も、すべての人におすすめしたい哺乳瓶です。

桶谷式の指導の下で使用することが望ましいとされているので、赤ちゃんを出産した産院で使い方を指導してもらってもいいかもしれませんね。

母乳相談室だと飲まないという場合は、普通の哺乳瓶→途中で母乳相談室に切り替えるなど工夫をしてみてくださいね。