陣痛と便意が似てるって本当?体験談から見る陣痛を見分けるポイントはコレ!

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赤ちゃんに会える日が近づいてくると、嬉しさや楽しみという気持ちと同じくらい不安も感じると思います。

特に心配なのが陣痛。

陣痛の痛みは経験したことがある人はわかると思いますが、思っている以上につらいもの。

私も実際に陣痛がくるまではちょっと軽く見ていたのですが、本陣痛になった途端耐え難い痛みが!そんな陣痛ですが、

「陣痛って便意に似てるって言われるけど本当?」
「陣痛と便意の違いに気づけるかな・・・」
「便意と勘違いして陣痛に気づかなかったらどうしよう」

といった心配事も出てきますよね。

陣痛を経験した人に聞くと、

・確かに陣痛と便意は似ていた!
・便意だと思って油断していた!
・陣痛中は便意を感じて苦しかった!
・陣痛だとわかっていても便意もあった!
・ただの便意だった

といったように、陣痛と便意がよく似ていると感じたという人が多いです。

私も陣痛とともに便意を感じていたひとりなのでよくわかります!

陣痛なのかただの便意なのかを判断するためのポイントも紹介していますから、陣痛の心構えとして読んでいただけると幸いです。

目次

陣痛って便意と似てるって本当?

私もそうでしたが、私の友人も陣痛と便意は似ていると答えた人がとても多かったです。

「陣痛はすぐにわかりそうだけど・・・」と思うかもしれませんが、特に初産だと陣痛の痛みがまったくわかりませんよね。

なんとなくお腹が痛いと感じれば、すぐに陣痛と思わないことも多いでしょう。

ここでは体験談を含め、陣痛と便意が似ているという理由などについてみていきましょう。

陣痛と便意が似ていると感じた人多数!

陣痛は子宮が収縮することで起こる痛みです。

赤ちゃんがもうすぐ外に出るという合図ですよね。

陣痛の始まりはとても弱く、私の場合は「なんとなく腰のあたりが重いな」と思ったのが始まりでした。

そのあと何とも言えない便意のような痛みがあり、この時点では便意としか思いませんでした。

さらにいうと、陣痛が本格的に始まってからも便意を感じる人も少なくないのです!

その理由は、

・赤ちゃんが下りてくる感覚が便意に似ている
・いきみたい感覚はまさに便意そのもの
・産道と肛門が隣り合わせなので実際に便意を感じることもある

などが挙げられるでしょうか。陣痛室では「赤ちゃん出したい!でも便も出したいかも!」という感情になる人も多いようですよ。

便意だと思ったら陣痛だったという人も多い

陣痛が始まったばかりのときは、本当に便意だと思い込んでしまう人も少なくありません。

まだ痛みは強くありませんから、「なんとなく便意があるな。トイレに行っておこうかな。」くらいの幹事だと思います。

実際に便を出しても便意が治まらず、しばらくしてやっと陣痛だと気づく人も。

出産予定日が近づいてきたら、「便意かな」と思っても「もしかしたら陣痛かも!」とちょっとだけ疑ってみると安心ですね。

便意から陣痛につながるケースもある

最初は本当に便意ということもあります。

出産が近づくと急に便通がよくなるという人もいますからね。

また、普段からお腹を下しやすいという人もいるかと思います。

そういった人は、便意から陣痛につながるということもあるようです。

医学的根拠として証明されているわけではありませんが、便意や腹痛が子宮収縮のきっかけになるのかもしれませんね。

本当にただの便意だったという人も!

出産体験談などでは、たびたび陣痛が便意に似ているという話題が上がってますよね。

「便意があったら陣痛かもしれない!」と警戒していたのに、本当にただの便意だったというケースももちろんあります。

出産予定日が近いからといって、便意を感じたら陣痛になるとは思わないほうがいいかもしれません。

だって便意は日常の生理的なものですからね。

陣痛か便意かわからない!ここで判断しよう!

出産を控えている人が不安に感じているのは、「陣痛化便意かわからなかったらどうしよう」ということだと思います。

出産を経験した今でこそ、陣痛と便意は全く違うと言えるのですが、私も陣痛か便意かをはっきりと判断することはできませんでした。

ここでは陣痛と便意をきちんと判断するためのポイントを紹介します!

陣痛と便意の大きな違いは?

まずは陣痛と便意があるときの痛みの違いを明確に知っておきたいですよね。

痛みの感じ方は人それぞれですが、

・陣痛・・・一定間隔で痛みがある
生理痛のような痛み
腰回りが重く感じる

・便意・・・出そうと思わなくても出そうな感覚
軽くいきめば出そう
キリキリとした痛みは下痢の痛みかも!

といった違いを感じた人が多いようです。

私が便意ではなく陣痛だと気づいたのは、なんとなくいつもと痛みが違うということと、便意はあるものの出そうな感じがしないということでした。

陣痛に気づけるか不安・・・ここで見極めよう!

陣痛に気づけるかどうか不安を感じている人は少なくありません。

陣痛を見極めるポイントは、

・痛みに感覚があるかどうか
・お腹の張りを感じるかどうか

この2つです。

痛みが強くなっては和らぐ、というのを繰り返していてそれが1時間以上続いているのなら、陣痛の可能性が高いです。

ただの腹痛の場合は、痛みが和らいだらそのまま痛みがなくなるケースもあります。

またお腹の張りも大きなポイント!

お腹全体がカチカチになっていて、突っ張るような感覚があれば陣痛かもしれません。

便意だけならお腹が張ってもそこまでの痛みは感じないことが多いです。

不安な場合はすぐに病院に連絡をしよう

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それでもやっぱり陣痛に気づけるか不安ですよね。

そんな時は迷わずに病院に連絡してみてください。

臨月に入ってからお腹の張りや痛みを感じるときは、出産が近づいているという証拠でもありますが、お腹の赤ちゃんに何か異変が起こっている可能性もゼロではありません。

腹痛を感じたら電話で病院に相談してみてくださいね。

症状や痛みの強さによっては診察に来るように指示されるはずです。

念のため入院準備をしておくと安心ですよ。

陣痛が始まったら便意があってもトイレNG!?

陣痛の始まりは確かに便意に似ているのですが、陣痛が始まって痛みがどんどん強くなっている最中でも、便意を感じたという人がとても多いです。

しかし本格的な陣痛が始まると、トイレでいきむのはNGと言われるケースが多いのです。

「陣痛が始まったら便意は我慢しなきゃいけないの?」
「本当に便意がすごいんだけど!!」

と思うかもしれませんね。

ここは自分と赤ちゃんのためにも医師や助産師、看護師の指示に従ってくださいね。

陣痛が進んでいる場合はトイレNG

陣痛が始まってからも便意を感じる人はとても多いです。

私も陣痛が強くなり2~3分間隔になったころには大きな便意も感じました。

これは赤ちゃんが下がってくることが大きな理由です。

本当は便意ではない、ということですね。

子宮口が最大になっていないうちに無理にいきんでしまうと、会陰が大きく避けてしまい危険です。

そのため便意を感じてもいきむのはNGと言われることが多いです。

赤ちゃんがそこまで下りてきているけど子宮口がまだ最大ではない場合、トイレでいきんでしまうとそのまま出産となってしまうことも。

そういった理由から、陣痛が進んでいるときは便意があってもトイレNGと言われることが多いのです。

微弱陣痛の場合はトイレに行っても大丈夫

まだ陣痛が本格的ではなく、子宮口も2~3cm程度ならトイレに行っても大丈夫です。

ただし、思いっきりいきむのはNGです。

微弱といっても陣痛が始まっていることには変わりなく、あまり強くいきむと破水してしまうことも。

便意を感じても強くいきむことはせず、自然に便が出るのを待ちましょう。

軽くいきんで便が出なければ、赤ちゃんが下がってきて便意を感じさせているだけです。

赤ちゃんと一緒に便が出たらどうしよう・・・

今は出産というと旦那さんが立ち会うということが多いですよね。

上のお子さんがいる場合はお子さんも立ち会うこともあるでしょうし、自分の母親が立ち会うということも増えているようです。

私も夫と母が立ち会い、陣痛中からサポートしてくれました。

そこでちょっと気になるのは、「いきんでいるときに便が出たらどうしよう・・・」ということですよね。

感動のシーンの目前で便が出ているところを見られたら、どんなに恥ずかしいことか!!

実際は出産中に便が出てしまうケースも少なくありません。

しかし看護師さんや助産師さんは出産のプロ!

すべてお任せする気持ちで出産に挑みましょう。

今は出産前の浣腸はしないことが多い

ひと昔前までは、出産の前に浣腸をすることが一般的だったようです。

私も出産をするまでは、「赤ちゃんを産む前の浣腸が怖い・・・」なんて思っていました。

しかし現在では出産前の浣腸は基本行っていないそうです。

今までは浣腸をすることで

・便を出すことで産道が広がる
・赤ちゃんが便に触れるリスクを減らし感染症を予防する
・陣痛を促進する

ということが期待されていました。

しかしそういったメリットはないことがわかり、

・便を出しても産道は広がらないし時間の短縮にもならない
・赤ちゃんの感染リスクは変わらない
・産婦さんの苦痛だけが残る

といったことが考えられるため、浣腸が廃止されるようになりました。

しかし希望者には浣腸をしてくれるところもあるようですから、気になるようなら確認してみてくださいね。

便が出たって気にしない!

「便が出たって気にしない!」というのが一番大切なことなのですが、この気持ちになるにはすべてのことを吹っ切る覚悟がないと難しいですよね。

便が出てしまうかもしれないということを考慮して、前もって旦那さんに伝えておくといいですね。

看護師さんや助産師さんは出産のプロです。

実際に便が出てしまったという人も、

・自分でも気づかないうちにサッと拭き取ってくれた
・何も言わずに素早く処理してくれた
・出ないように肛門を押さえてくれた

などなど、適した処理をしてくれるので安心ですよ。

便意があったら伝えておくといいかも!

陣痛中から便意を感じる場合は、看護師さんに便意があることを伝えてみてください。

陣痛が強くなってくると、便意なのか陣痛なのかすらわからなくなってくるものです。

私も陣痛中に強い便意を感じ、看護師さんに伝えました。

しかし看護師さんから帰ってきた言葉は、「それ便意じゃなくて赤ちゃんだから!ここを押すと便意がなくなるでしょ!」というもの。

肛門付近を強く押してもらうと、不思議と便意がなくなります。

これを『いきみ逃し』と呼ぶそうです。

上手にいきみを逃すことで陣痛がとても楽になるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

本当に便意がある場合は、陣痛の強さに応じて看護師さんから指示があるはずです。

浣腸をするのかそのまま出産に備えるのか、よく考えて決断してみてください。

まとめ

『陣痛=便意』というのは、多くの人が感じる感覚だと思います。

陣痛の始まりも便意に似ていますが、赤ちゃんを出したいという感覚も便意によく似ています。

初産の人にとって陣痛は未知の世界ですよね。

・どんな痛みなのか
・どんな始まり方なのか
・どのくらい痛みが続くのか

などなど・・・。

陣痛だと気づくことができるか不安、という人も多いですが、心配いりません。

10分間隔を切れば多くの人が「これは陣痛だ!」と気づくことができるはずです。

それでも不安な場合は、

・便意があったら陣痛を疑う!
・便意があったら病院に相談してみる!

など、自分の中でルールを作ってみてください。

痛みに一定の間隔があるかどうかもしっかりチェックするのもお忘れなく!