保育園に入るには点数がカギ!点数の基本や計算方法とアップさせる方法を紹介!

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共働き世帯においてとっても重要になってくるのが子どもの保育園。

ここ数年待機児童問題などもテレビやニュースでよく取り上げられていますよね。

「赤ちゃんが生まれても働き続けたい」
「希望する時期から保育園に入れられるかな」
「保育園に入れなかったらどうしよう」

など、保育園に入れる前から不安や心配が付きまといます。

保育園に入れるかどうかは『点数』が大きなポイントになることをご存知ですか?

すでに『保活』を始めている人は知っているかと思いますが、よくわからないという人もいるでしょう。

「点数が高ければ保育園に入れるの?」
「点数の基準は?」
「点数には加点と減点があるって聞いたけど・・・」

など、保育園の点数について疑問を持っている人のために、詳しく調べてみました!

保育園の点数は、

・認可保育園に入るために基準となるもの
・点数が高いほうが入園の可能性も高くなる
・点数が高くても絶対入れるというわけではない
・点数をアップさせるためにできることもある

といったことが挙げられます。

私の住む地域でも人気の保育園は、定員より応募が多ければこの点数で入園が決定されます。

できるだけ点数を高くして希望の保育園に入れたいですよね。

「絶対に保育園に入れたい!」という人必見!

保育園の点数について正しい情報を見につけて置きましょう。

目次

保育園の点数って何?

「そもそも保育園の点数ってどんなものなの?」

と思う人もいますよね。

私も娘の入園を検討するまで、点数のことは全く知りませんでした。

保育園の点数を簡単に説明すると、

・認可保育園に入るための選考基準にするもの
・点数の高さで合否が決まる
・点数には『基準指数』『調整指数』『優先順』の3つがある

となっています。

まずはこの点数の基本を知るところから始めましょう。

認可保育園に入るための選考基準

認可保育園に入園するには、定員よりも応募数が多ければ選考となります。

この選考の基準にするのが『点数』。

要は、この点数で各家庭の緊急度を表すわけですね。

・どんな家庭環境か
・夫婦の就業時間
・就労環境
・疾患
・介護

などをわかりやすいように点数化して、保育園に入園する必要があるかどうかを審査します。

点数の細かい内訳は自治体によって変わるので、詳しい点数を知りたい方ははお住いの自治体に問い合わせてみてくださいね。

点数が高ければ保育園に入れる可能性が高くなる!

この点数が高ければ高いほど、保育園に入れる可能性が高くなるというわけです。

できるだけ加点を増やし、原点を減らすということが認可保育園のカギとなります。

ひとつ注意が必要なのは、点数が高ければ必ず入園できるというわけではないということ。

点数が高ければ入園の可能性は高くなりますが、自分よりも点数の高い家庭がほかにあり、そちらのほうが優先度が高ければ点数が高くても入園することはできません。

基準指数・調整指数・優先順にがある

より具体的に点数について説明すると、点数は

・基準指数
・調整指数
・優先順

の3つに分けられています。

基準指数

名前の通り、基準となる点数のことを『基準指数 』といいます。主に

・父母の1ヶ月の勤務日数
・父母の1ヶ月の勤務時間
・祖父母の介護の有無

などがあり、家庭環境によって点数が加点されていきます。

パパとママそれぞれの点数を合わせたものが、その過程の基準指数となります。

就労時間が長いほうが点数が高いですし、時間が長くても自営業だと点数は低くなります。

ほかにもひとり親や傷害なども加点の対象となります。

調整指数

『調整指数』は、基準指数では表すことが難しい、より細かい事情を点数化したものをいいます。

・近くに頼れる祖父母がいないか
・すでに上の子が保育園に入園しているか
・無認可保育園に通っていたか

など、かなり細かく条件が決められているようです。

基準指数に比べると加点の点数は少ないですが、条件によっては調整指数で点数アップが見込めるということも特徴。

優先順

優先順は点数ではないのですが、もしほかの家庭と同じ点数だった場合、この『優先順』によって入園できるかどうかが決まります。

この優先順も各自治体によって変わるのですが、例を挙げると

・無認可保育園に入っていたことがある
・ひとり親である
・親や祖父母に疾患がある
・上の子が入園している

などなど。

私の娘も保育園の選考に落ちたのですが、やはり兄弟がいる家庭のほうが優先されたようです。

保育園に入るためには点数アップがカギ!?

保育園に入るためにはやっぱり点数アップが大きなカギに!

「でもどうやって点数をアップすればいいの?」
「点数をアップすることなんてできるの?」

そう思っている人も多いと思います。

私も実際のところ、意図的に点数を上げることは難しいのではないかと思っていましたが、逆の発想で『できるだけ減点になることを減らす』ということもひとつの方法なのだと感じています。

ここでは点数をアップさせて入園の可能性を高めるためのちょっとしたポイントを紹介していきますね!

ほかの家庭と比べて点数が高ければ入園可

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前の項目でも紹介しましたが、保育園に入園できるかどうかは点数が高いことがひとつの条件です。

しかしただ点数が高いだけではNG。

『ほかの家庭と比べて』点数が高いかどうかが重要になってきます。

前年度よりも点数が高いのにも関わらず入園できなかったというケースも珍しくありません。

その場合、自分の家よりも点数の高い家庭があったということ。

点数の高さによって

・緊急性があるか
・入園の必要があるか
・家で保育できるのではないか

などが考慮されます。

そのため、いかにほかの家庭よりも点数が高いかが重要になってくるというわけですね。

でもほかの家庭の点数なんてわからないですよね。

そこで次に紹介する加点と減点を見極めることがポイントとなるのです。

加点できることを見つける

基準指数はパパとママの働いている日数や時間によって決められるので、加点を狙うのはなかなか難しいものがあります。

しかし働いている時間が長ければ長いほど点数が高くなるので、妊娠や出産で時短を選択するのはよく考えてからにしてくださいね。

また、まだ働いていなくても内定が出ていれば、すでに就労している人と同等の点数をもらうことができるのでご安心を。

ほかには

・兄弟と同じ保育園に応募する
・兄弟が卒園した保育園に応募する

などがあります。

点数アップの方法については次の項目で詳しく紹介しますね!

減点になることを避ける

減点になることを避けるという点も大きなポイントになりますね。

減点になるのは、

・祖父母が1km圏内など近くに住んでいて預けることができる
・祖父母が同居していて預けることができる
・就労内定していても開始時期が未定の場合
・下の子を家庭で保育している場合
・時短勤務をしている
・入園を断ったことがある

などです。

特に注意が必要なのが、育休を取得して社会復帰をする場合。

妊娠中に勤務時間を短くしてしまうと、基準指数から大幅な減点となってしまうこともあるのです。

妊娠中も時短勤務にせず無理なく働くことができれば、できるだけそのまま働き続けたほうが保育園に入りやすいといえそうです。

希望する保育園は『通えるところ』をできるだけ多く

よく、

「緊急性を出すために希望の保育園を少なく記入する」

という人がいます。

しかし実はあまり効果がないそう。反対にたくさんの保育園を記入したほうが、

「どうしても入園したい」
「入園できないと困る」

という緊急性が伝わりやすくなるそうですよ。

しかし、あくまで希望欄に記入するのは『通うことができる保育園』であることが大前提です。

希望欄が6つあったら、できるだけ産めるようにするといいでしょう。

通えるところが4つか5つしかない場合は、それでもかまいませんが、できるだけ多く書くこともひとつのポイント。

保育園の点数をアップさせるには

これから保育園に入園させたいと考えている保護者にとっては、

「どうやったら点数をアップさせることができるの?」
「そもそも点数アップなんて狙えるの?」
「点数を上げることができるならその方法を知りたい!」

と思っている人が多いと思います。

もし点数が同じ家庭がいくつかあった場合に、これらの方法を知っていれば入園の可能性がちょっとアップするはずですよ!

無認可保育園の利用

・無認可保育園
・認可外保育園

などと呼ばれる保育園を利用することで、点数を加点することが可能。

しかも6ヶ月以上継続して通っていればさらに加点されるのです。

保育園にはいろいろなタイプがあるので、認可保育園でも無認可保育園でもないところもあります。

通う予定の保育園がきちんと無認可保育園として認定されているかどうかもしっかりチェックしておきたいですね。

一時預かり制度やベビーシッターの利用

お住いの自治体に一時預かり制度はありますか?

自治体の一時預かり制度を利用したことがあるという家庭も、加点の対象になります。

ベビーシッターの利用も同様。

無認可保育園への通園実績に比べると加点はわずかですが、全く実績のない家庭に比べればプラスになるはずです。

我が家の点数をしっかり把握する

加点を狙うためには、やはり我が家の点数をしっかり把握することはとっても大切。

まずは基準指数がどのくらいになるのかを計算し、調整指数でどのくらい稼げるかを調べてみましょう。

・パパの就労日数と時間
・ママの就労日数と時間
・調整指数がどのくらい加算されるか

上記の3つを調べれば、ある程度の点数を知ることができますよ。

点数表については次の項目で紹介していきますね。

最新の点数計算表をチェックしよう!

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保育園に入園できるかどうかは、点数がすべてを決めてしまいます。

そのためには我が家の点数をきちんと把握することがポイントだと紹介しました。

「点数なんて簡単に知ることができるの?」
「いちいち問い合わせるのは面倒」

と思っている人もいるでしょう。

私も点数は気になるものの、忙しい日々の中役所などに出向いて点数を調べるのはちょっと億劫に感じてしまいます。

ここでは点数の調べ方を紹介しますね。

住んでいる自治体の点数計算表をチェックしよう

保育園に入園するための基準となる点数は、全国共通というわけではありません。

お住いの自治体ごとに点数の基準が違いますので、お住いのところの点数を調べる必要がありますね。

ほとんどの自治体で点数を公表しているので、ぜひ調べてみてください。

『○○市 保育園 基準』
『○○区 保育園 点数』

などで検索すると出てくると思います。

なかなか出てこない場合は、お住いの自治体のホームページから、子ども課などのページで閲覧できるはずですよ。

それでもわからなかった場合は、直接問い合わせてみてくださいね。

点数計算表は短いスパンで変わることも

保育園の点数計算表は、1度見たからといって安心するのはNG!

意外と短いスパンで変わることも珍しくありません。

特に気を付けたいのは年度が変わるタイミング。

3月まで一生懸命調べていたのに4月になったら点数表が変わっていたというケースはよくある話です。

こまめにチェックしたり、年度中に変更がないか確認したりしておくと安心ですね。

点数アップのためにこれだけはやめて!

点数によって入園の緊急度を決めているとはいえ、どの家庭でも保育園に入園させたいのが本音。

「勤務時間が短くても入園できないと困る!」
「パートだと入園できないなんてどういうこと?!」
「だからといってこれ以上働く時間は増やせない・・・」

など、仕事と育児の両立はとても難しく感じる瞬間でもありますし、子どもも仕事も大事なのも変わらないですよね。

点数アップのためとはいえ、これだけはやってはいけません。

うその勤務実態を書く

私の周りにもいたのですが、ばれなきゃ大丈夫という感覚でうその勤務実態を書いている人はいます。

例えば

・働いていないのに自営の仕事をしていることにしている
・パートなのに長時間働いていることにしている
・親戚の会社に名前だけ置いているが働いていない
・通信教育を受けていることにしている

などなど。

これがもし発覚したら、ペナルティーが課せられることも。

待機児童がいる地域では、どこかから知った誰かがリークすることもあるということをきちんと知っておくべき。

申込書には正しいことだけを書くようにしましょう。

入園を断ったことがある

前の項目でも少し触れましたが、入園を断るのもNG。

前の項目では

『できるだけ多くの保育園を希望欄に書いたほうがいい』

と紹介しましたが、これは通える保育園を書くことが最大のポイント。

通うのが困難な保育園に受かってしまった場合、

「この保育園はやっぱり無理だな」

と気軽な気持ちで入園を断ってしまう人もいます。

入園できるにもかかわらず入園を断ると、これが次回の選考でかなり不利になってしまうことに。

・通える保育園だけを記入する
・選考に受かったら断らない

この2つが大きなポイントになりますね。

保育園に入れる点数のボーダーラインが知りたい!

もうひとつ知りたいと思うのが、

『保育園に入るための点数のボーダーライン』

ですよね。私も入園前にこのボーダーラインを知りたかった!

「そもそもボーダーラインなんてあるの?」
「何点取れば保育園に入れるんだろう」
「平均点って?」

などなど、点数のボーダーラインについて紹介していきます!

ボーダーラインは自治体によって違う!

まず保育園に入れる点数のボーダーラインですが、これも各自治体によって異なります。

ボーダーライン自体を設けていない自治体もあるかもしれません。

・空きがあれば点数が低くても入園できる
・空きがない場合は点数が高くても入園できないこともある

ということがあるので、一概に何点が入園できるボーダーラインとは言えないのかもしれませんね。

ほかの家庭と比べて緊急性が高いかどうか

前の項目でも紹介したとおり、

『点数を何点取ったか、減点が少なかったか』

よりも

『ほかの家庭と比べて点数が高かったか、緊急性が高かったか』

のほうが重要となるのです。

点数を加点し減点を減らすことが大きなポイントになるんですね。

平均点は昨年度のもの

各自治体には、ボーダーラインとしての目安である平均点が閲覧できることもあるようですね。

しかしこの平均点は前年度のものが参考として提示してあるだけ。

これをボーダーラインと勘違いして、

「平均点より高いから入園できるよね!」

と思うのはちょっと待ってくださいね。

前年度に比べて今年度のほうが点数が高い人が多ければ、昨年度の平均点を上回っていても入園することはできません。

あくまで平均点は参考のひとつとして考えておくといいかもしれませんね。

まとめ

保育園に入園させるために、赤ちゃんが生まれてすぐから保活を始める家庭も多いと思います。

・いかに点数をアップさせるか
・いかに減点を少なくするか

この2つが保育園入園の大きなカギとなるはず。

子どもの数が多く保育園の少ない地域ではかなりの激戦となると思いますが、どの家庭でも保育園に入れたいという思いは同じはず。

みんなが希望の保育園に入れるのが一番なのですが、そこまで整っていないのが現状です。

点数をアップさせることも大切ですが、

・子どもをほかの選択肢も考えておく
・通える保育園をひとつでも多く候補に挙げておく

ということも大切です。

家族にとって一番いい選択ができるといいですね。