天を使った名前15選~天の意味や由来と読み方を徹底解説!

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「天」という漢字について

音読み テン
訓読み あま・あめ

主な名乗り あみ・かみ・そら・たか

画数 4画

目次

「天」の意味や由来や成り立ちと特徴

「天」という漢字は、古代文字では、頭を強調した人間の絵でした。

「脳天」という熟語にその名残があります。

元々は「空」という意味はありませんでしたが、人の1番高いところにあるのが頭というところから、高いところ「空」を「天」と言うようになりました。

そのため空を意味する言葉に使われることが多く「天気」「晴天」「天の川」などもその仲間です。

また高いというところから人知を超えた存在や能力という意味もあり「天帝」「天神」「天国」「天才」「天命」などの言葉にも使われます。

部首は「大(だい)」です。

「天」という感じが持つ意味

すべての世界を3つに分けると「天・地・人」という構成になるとされています。

その3つの中でも「天」は1番最初に来て、最上位と位置付けられています。

古くから神様がいると考えられている「天」は神聖で尊いと考えられています。

「天」という漢字を名付ける時に込められる思い

「天」という漢字は「一」と「大」という字に分けられます。

「大」の部分では、手と足を大きく広げて立っている人を表し、人の上にある大きな「一」の部分では、頭上に広がる空を表しています。

大きな空はとても広いですね。

そこから「心の広い、人を思いやれる子になって欲しい」という思いを込めて名付けられます。

また、「天」という漢字の意味に人知を超えた存在や能力という意味があることから「賢い子になって欲しい」「人の上に立てる能力のある子になって欲しい」「人から慕われ、頼られるリーダーシップを取れる人になって欲しい」という期待も込められます。

「天」という漢字の響きから受ける印象

「天」と言う漢字は、名付けでは「あま」「あみ」「そら」「たか」と読みます。

「あま」「あみ」という響きには、自然体で、自己表現が豊かな印象を受けます。

「そら」という響きには、明るくて、清々しい印象を受けます。

「たか」という響きには、しっかりしたがんばり屋さんで、芯の強い印象を受けます。

神々しい雰囲気のある「天」

「天国」「天帝」「天使」などの言葉に使われる「天」という漢字からは、強さと神々しい雰囲気を感じます。

キラキラするイメージの名前は軽い印象を受けてしまいがちですが、「天」という字の字面や音の響きには落ち着きがあり、軽くなりすぎないところが「天」という字の良いところです。

始めの字にも止めの字にも使える「天」

「天」という字は「あみ」「たか」「そら」などまったく違う読み方をします。

名前読みの幅が広いので、始めの字にも止めの字にも付くことができますし、漢字から名付けをするときには、読み方に幅があるので、組み合わせる文字によって様々な響きの名前を候補にあげることができます。

組み合わせによって和風にも洋風にも、古風にも今風にもアレンジすることができる字です。

「天」を使った熟語

青天井(あおてんじょう)

「青」は「空」を意味していて、空には天井がないので、どこまでも上限なく上がっていくという意味。

四天王(してんのう)

元々は仏教の4人の守護神のことだったが、今は特定の分野で特に優れた4人のことを四天王というようになった。

摩天楼(まてんろう)

高層建築物。

天に届きそうなほど高い建築物のこと。

有頂天外(うちょうてんがい)

有頂天は、1番上にあるとされているところ。

有頂天外はそれをも超えてしまうほど喜ぶという意味。

奇想天外(きそうてんがい)

奇想は、普通は思いつかないような考えのこと。

天外は予想できないほど意外なこと。

奇想天外で、一般的に普通の人では思いつかないような奇抜で驚くほど予想外であること。

「天」説明の仕方

電話でのやり取りのときに、あなたの名前がどの漢字を使っているか聞かれることがありますよね?

そういったシーンで「天」を説明する例を紹介します。

例えば、

A「名前は、〇〇天音といいます。」

と伝えると、

B「〇〇あまねさんですね。「あまね」はどういった漢字を使いますか?」

と聞かれた場合、彦の部分の説明の仕方としては、

・A「あまは、天使の「天」です。」
・A「あまは、天気の「天」です。」
・A「あまは、天候の「天」です。」

などが挙げられます。

いくつかパターンを持っておくと、確実に相手に伝わりますよ!

「天」を使った名前の有名人・芸能人

雨宮 天さん
川内 天子さん

「天」使った名付け候補

天音(あまね)
天莉(あまり)
天花(あみか)
天奈(あみな)
天琉(あみる)
天李(あめり)
天羅(そら)
天美(そらみ)
天音(たかね)
多天(たかみ)
天華(てんか)
天珠(てんじゅ)
天南(てんな)
真天(まそら)
美天(みそら)

まとめ

「天」という字は「空」という意味や存在や能力が優れているということを意味します。

「あま」「あみ」など女の子らしいかわいい響きに当てられますし、読み方の幅が広いので、「天」という漢字から名付ける場合にも音の響きから名付ける場合にも使われやすい漢字です。

「天」という字には、神々しく特別な印象を受けますが、優しく可愛らしい雰囲気もあります。

輝くような雰囲気にはさせたいが、軽い印象にさせたくない人におすすめです。

特別な女の子になって欲しいという思いが込められた名前になりますね。