巳を使った名前25選~巳の意味や由来と読み方を徹底解説!

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「巳」という漢字について

音読み シ
訓読み み・へび
画数 3画

目次

「巳」の意味や由来や成り立ちと特徴

十二支の6番目巳年の「巳」です。巳年とは蛇のことです。

「巳」という漢字は古代文字では、蛇のような絵を描いていたためヘビに当てられました。

しかし、実際にはその古代文字は「包」という意味だったと考えられていて、お腹の中にいる胎児を表しているという説が有力と言われています。

「み」という読みがあるのは「へび」の古語「へみ」に由来すると言われています。

部首はおのれです。

形から便宜的に分類されたもので、意味の関係はありません。

古くから男女問わず人気のある漢字「巳」

「巳」という字は古くから男の子にも女の子にも人気のある漢字です。

古くは干支の文字を名付けに使用することが多かったことから巳年にはとても多く使われていました。

現在では干支は関係なく、定番の人気の漢字となっています。

女の子に人気の「み」という読み方

「み」という響きはみずみずしくキラキラしていて、愛らしい印象を受けます。先頭の文字を「み」にすると可愛らしさの中に、少し我の強さを感じます。

止めの字を「み」かっこにすると、キュートで誰からも可愛がられるような印象になります。

苗字とのバランスを考えて漢字を選ぶ

名付けをするときには苗字と名前とのバランスも重要なポイントになります。「み」という読みをする漢字は他にもたくさんあります。

その中でも「巳」という漢字は3画でスッキリとした印象を持ちます。

もし苗字の画数が多ければ、名前は画数の少ない文字にした方が全体のバランスがよく見えることもあります。

苗字と名前に同じ部首が続いても見た目に違和感があったり、タテ割れと言って苗字と名前を書いたときに変と作りが全て真ん中で割れるとバランスが悪く見えがちです。

「巳」の字は部首でも被りにくくタテ割れしない文字なので、字のバランスを考えたいときにもおすすめの漢字です。

落ち着いた印象を与える「巳」

キラキラネームと呼ばれる名付けも多く見かけますが、キラキラネームはどうしてもチャラチャラとした軽いイメージを与えてしまいがちです。

一方「巳」という字は読み間違えられる心配もなく、響きは「み」というかわいらしい印象をあたえますが、字面ではしっかりとした落ち着いた印象を与えることができます。

「巳」を使った熟語

巳年(みどし)

十二支の1つで6番目の年。

例文「2018年は巳年です。」

上巳(じょうし)

陰暦3月3日のこと。

元巳(げんし)とも言う。古代中国の風俗行事が日本に伝わったもの。

宮中では曲水の宴が行われ、民間では女児の健やかな成長を願って草餅や白酒などを食した。

そこから雛人形を飾って祭りをするようになった。

例文「上巳にはお雛様を飾って、お祝いをします。」

初巳(はつみ)

正月最初の巳の日のこと。

弁財天にお詣りをする風習がある。

例文「初巳には家族でお詣りに行きます。」

辰巳(たつみ)

辰は十二支の5番目。

時刻でいうと午前8時を中心に2時間のこと。

方位では東南東。

巳は午前10時を中心に2時間のこと。

方位では南南東。

辰巳と言うと時刻なら午前9時ごろ。方位では南東を指す。

例文「今年の恵方は、辰巳の方向です。」

巳の刻(みのこく)

午前10時を中心とする2時間のこと。

例文「昔の言い方では午前10時ごろのことを巳の刻と言います。」

已己巳己(いこみき)

それぞれの字が似ていることから、よく似ていることの例え。

例文「うちの兄弟は已己巳己だからよく見間違えてしまう。」

「巳」の説明の仕方

電話でのやり取りのときに、あなたの名前がどの漢字を使っているか聞かれることがありますよね?

そういったシーンで「巳」を説明する例を紹介します。

例えば、

A「名前は、〇〇愛巳といいます。」

と伝えると、

B「〇〇あいみさんですね。「あいみ」はどういった漢字を使いますか?」

と聞かれた場合、巳の部分の説明の仕方としては、

・A「みは、干支の巳年の巳です。」
・A「みは、「己」という字の左側が突き出る字です。」
・A「みは、辰巳の巳です。」

などが挙げられます。

いくつかパターンを持っておくと、確実に相手に伝わりますよ!

「巳」を使った名前の有名人・芸能人

大島 希巳江さん
栗田 愛巳さん
小宮山 佳巳さん
鈴木 絵巳さん
鈴木 麻奈巳さん
高井 麻巳子さん
千葉 千恵巳さん
松野 有里巳さん

「巳」を使った名付け候補

愛巳(あいみ)
朱巳(あけみ)
彩沙巳(あさみ)
吾巳莉(あみり)
恵巳梨(えみり)
春巳(かすみ)
加奈巳(かなみ)
希巳(きみ)
巳埜(しの)
巳信(しのぶ)
沙巳香(さみか)
智巳(ともみ)
直巳(なおみ)
奈々巳(ななみ)
奈優巳(なゆみ)
巳緒(みお)
巳貴(みき)
巳紅(みく)
巳梨(みり)
悠巳(ゆみ)
梨巳(りみ)
瑠巳(るみ)
巳緒奈(みおな)
巳実香(みみか)

まとめ

「巳」という字は、十二支の6番目「巳年」に使われる字です。

女の子の名前では「み」という読みは人気が高いので、始まりの字にも止めの字にも使われます。

「み」という響きはかわいらしく、女の子に人気の読み方です。

書きやすく、相手にも伝えやすい、そして、可愛らしさの中に落ちついた印象も与える「巳」は女の子の名付けにおすすめの漢字です。