吉を使った名前18選~吉の意味や由来と読み方を徹底解説!

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目次

「吉」という漢字について

字画数:6画
音読み:キチ・キツ
訓読み:
主な名乗り:き・さち・とみ・よ・よし

「吉」の意味や由来や成り立ちと特徴

「吉」という漢字は、斧などの刃物の象形と、口の象形からできました。

おめでたいことの儀式を表しているとされ、「めでたいこと」「優れていること」「良いこと」という意味を持っています。

「吉報」「吉日」「吉礼」「大吉」などとにかく良いこと、めでたいことという意味の言葉に使われる漢字です。

「吉」という漢字を名付けに使うときに込められる思い

「吉」という漢字には、めでたいこと。

良いこと。

幸いなこと。

優れていることなど、とにかく良いという意味がこもっています。

そのため「吉」という漢字を名付けに使う時には

「幸せな人生を送れるように」
「苦労のない人生を送れるように」
「すくすくと健やかに成長するように」
「優秀な子であるように」
「良い人に出会えるように」
「恵まれた人生になるように」
「立派な人になるように」

という思いが込められます。

「吉」という漢字から受ける印象

「吉」という漢字からは、「大吉」「吉日」などとにかく良いという印象を受けます。

字面からはしっかりとした安定感も感じられ、安定して幸せを感じられる人生になりそうな感じがします。

「吉」という漢字は名付けでは、「き」「さち」「とみ」「よ」「よし」という読み方をさせます。

「き」という響きには、生命力に溢れ個性を感じられます。

「さち」という響きには、爽やかで優しい笑顔の持ち主という印象を受けます。

「よ」「よし」という響きには、柔らかく包み込むような優しさと懐の深さを感じます。

「吉」という漢字は字面からも響きからも古風で優しく落ち着いた和の雰囲気を感じられます。

安定感があり、バランスの良い字

「吉」という漢字は左右対称の字です。

そのため、しっかりとした安定感を感じることができます。

組み合わせる漢字とのバランスも取りやすいでしょう。

名前を決める時には字面のバランスもとても重要です。

全てが左右で編とつくりに分かれる字だとタテ割れと言ってあまりバランスのよくない名前になってしまいます。

例えば 「杉林」という苗字で、名前を「樹桜(きお)」とするとします。

とてもかわいらしい名前なのですが、続けて書くと「杉林樹桜」というように全てが編とつくりに分かれてしまうのです。

同じ部首が揃いすぎるのもバランスが良くありません。

この場合「樹」を「吉」に変えます。

そうすると「杉林吉桜」となり、同じ響きでも字面の印象がずいぶんと変わるのがわかるでしょう。

口頭で伝えやすいのも「吉」の良いところです。

普段から見かける漢字なので、名前の漢字を説明する時にもすぐにわかってもらえるでしょうし、間違えられることもないでしょう。

また最近はキラキラネームと呼ばれた当て字やぶった切りで付ける名前も落ち着いてきて、再び古風な雰囲気の名前に注目が集まってきています。

「吉」という漢字は、古風で和の雰囲気が感じられる字です。

読み方も複数あるので色々な響きに当てることができると思います。

また、漢字の持つ意味としては「めでたい」「良いこと」「幸いなこと」「優れていること」などとにかく良いことばかり。

幸せになって欲しいというご両親の思いを届けることができる漢字です。

「吉」を使った熟語

吉辰(きっしん)

めでたい日。良い日。吉日と同じ意味。

吉事(よごと)

めでたい出来事。良い事。縁起が良いこと。

大安吉日(たいあんきちじつ)

大安は、六曜の一つ。

なにか物事を行う時に最も良い日とされている。

黄道吉日(こうどうきちにち)

陰陽道の言葉で、何をしてもうまくいくとされている日。

吉人天相(きつじんてんそう)

吉人は、善人のこと。

天相は、天からの助けのこと。

普段から善い行いをしている人は、困ったことがあった時、天から助けてもらえるということ。

「吉」の説明の仕方

電話でのやり取りのときに、あなたの名前がどの漢字を使っているか聞かれることがありますよね?

そういったシーンで「吉」を説明する例を紹介します。

例えば、

A「名前は、〇〇吉桜といいます。」

と伝えると、

B「〇〇きおさんですね。「きお」はどういった漢字を使いますか?」

と聞かれた場合、吉の部分の説明の仕方としては、

・A「きは、大吉の吉です。」
・A「きは、吉日の吉です。」
・A「きは、吉兆の吉です。」

などが挙げられます。

いくつかパターンを持っておくと、確実に相手に伝わりますよ!

「吉」を使った名前の有名人・芸能人

青山 吉能さん

「吉」を使った名付け候補

吉桜(きお)
吉夏(きっか)
吉子(きこ)
吉奈(きちな)
吉海(きみ)
希吉杷(きよは)
吉良(きら)
吉恵(さちえ)
吉生(さちお)
吉恵(とみえ)
美吉(みよし)
吉栄(よしえ)
吉華(よしか)
吉希(よしき)
吉乃(よしの)
真吉(まよ)
見吉子(みよこ)
里吉(りよ)

まとめ

とにかく良いこと。

めでたいことという意味を持つ「吉」という漢字をご紹介しました。

お子さまの名付けの参考にしていただけるとうれしいです。