カラオケが大好きな人が妊娠をすると、妊娠初期にカラオケをしても良いのか気にかかりますよね。
通常時より音も大きいし、胎児への影響が気になる、お腹に力を入れていいの?
オールはやっぱりダメ?
といった疑問やカラオケの際の注意点などをまとめてみました。
目次
妊娠初期でもカラオケは行ってもいい?
妊娠初期にカラオケで歌を歌う事はストレス発散にもなるので、とても良いですね。
行っても問題ないですし、カラオケをする事で胎児への影響が心配される方もいますが、特に問題ありません。
しかしながら、つわりが酷い時や体調不良の時、更には切迫流早産などの危険性がある場合はやめておいて下さいね。
できれば、安定期に入ってから体の状態が安定している時期にカラオケを楽しみましょう。
妊娠初期のカラオケの良い効果とは?
- 免疫力上昇
- ストレス抑制
カラオケで頑張って歌う状況では、お腹から声を発することが必須条件です。
カラオケで歌っていると知らぬ間に腹式呼吸になりますが、深い呼吸は新たな酸素を身体に巡らして活発にさせることから、感染防御力の上昇に有効であるとされています。
妊娠初期のカラオケ!お腹に力を入れて歌っても平気?
お腹に力を入れて歌う事自体には、何の影響もありません。
何曲も連続して歌っている事はないでしょうから、休憩を入れながら歌っているのであれば問題ありませんよ。
お腹に力を入れて歌っていて、気分が悪くなる、お腹が張ってくるといった症状が出る時にはすぐに中止して安静にして下さいね。
安静にしてもパンパンにお腹が張る、痛みや出血がある時には早急に医療機関へ行ってください。
加えて、妊娠初期の流産の原因のほとんどは赤ちゃん側の問題ですのでママの行動が原因でという事はほとんどありません。
妊娠初期のカラオケ!オールはダメ?
妊娠初期だけではなく、妊娠中は遅くても日が変わるまでに就寝するようにしましょう。
体調不良を引き起こす原因となりますので、夜通し滞在するのは控えて下さいね。カラオケの時間帯は午前中や午後から、遅くても夜には帰宅して就寝できるようにしましょう。
不規則な生活は、お腹の赤ちゃんにも良くありませんので、規則正しい生活を心がけましょう。
妊娠初期のカラオケ!赤ちゃんには聞こえるの?
赤ちゃんの聴覚についてご説明していきますね。
赤ちゃんにママのカラオケの音声が聞こえる時期は、妊娠28週以降になります。
その為、妊娠初期に大きな声でカラオケを歌っていても赤ちゃんにはまだ聞こえません。
妊娠初期には耳の形の原型となるものは出来上がっている状態です。
妊娠初期のカラオケの4つの注意点とは?
妊娠初期は流産の恐れが大きいので、カラオケで大きな声を発すると胎児に影響を与えてしまうのではと不安に感じるのではないでしょうか。
ところが、妊娠初期の流産というのは、大半が胎児側の染色体異常の理由から生じます。
カラオケで歌ったからといって流産の恐れが一気に上昇するという結果にはなりませんので、それほど心配し過ぎないようにしましょうね。
以下では、妊娠初期でのカラオケをする際の注意点をご案内していきますね。
- 禁煙室を選ぶ
- 冷え防止
- 休憩をはさむ
- 万が一の備え
禁煙室を選ぶ
最近のカラオケ店では、喫煙室と禁煙室とで分けられている部屋が多いので、周りの人がタバコを吸う場合は、必ず外で吸ってもらうかタバコを控えてもらうかして下さい。
タバコの煙は赤ちゃんに悪影響となりますので、避けた方が良いでしょう。
早産、流産、死産、障害、低体重などのリスクを伴いますので、ママがしっかりと守ってあげて下さいね。
冷え
カラオケの部屋は狭い場所が多く、空調が効きすぎる事があるのでカーディガンなどの羽織るものを持参したり、ひざ掛けを貸してくれるお店もありますので利用して冷えないように気を付けましょう。
妊娠中は、カラオケ場に限らず冷えは大敵ですので意識するようにして下さいね。
度々休憩を
何時間も歌い続ける事はしないようにし、休憩を挟みながら楽しむようにして下さい。
意外とカラオケは体力を使いますので、終わったころにはどっと疲れが出る事があります。
リフレッシュ程度にカラオケを楽しみましょう。
万が一の為に
緊急時にすぐ病院へ行けるように、健康保険証と母子手帳は持参していくようにして下さい。
何もなければ一番ですが、それについては誰にも予測できません。
妊娠中は気分転換も大事(まとめ)
妊娠初期には食事や生活習慣の制限が増えてストレスも溜まる事でしょう。
たまにカラオケを楽しむ事は、家でじっとしているより良い事ですので気晴らしに行くのも良いですね。
カラオケに行く際は、赤ちゃんの為に禁煙室などの周囲の環境も選ぶようにして下さいね。
体も冷やさないように気を付けて、元気な赤ちゃんを産んで下さいね。