妊婦なのに、離婚をしたい!そんな人、実は多いんです。
妊娠中は、生活も心も体も変わります。
そのイライラの矛先が旦那さんに向けられてしまうことも。
『お腹の赤ちゃんのためにも離婚は避けたい、どうしよう?』
『でも、離婚したという気持ちが抑えられなかったら?』
こちらでは、妊婦さんが離婚を考えた時に考えてほしいポイントを6つに絞って解説します。
- 妊婦で離婚したい理由!
- 妊婦さんがイライラする原因
- 妊娠中におすすめ、ストレス解消法!
- 妊婦で離婚を回避する方法!
などが分かりますよ♪
離婚したくて仕方がない人は、まずはこちらを一読してください!
目次
1.妊婦で離婚したい理由は?
妊娠中に離婚したいのは、不謹慎だと責めている人はいませんか。
責める必要はありません。
実際、妊娠中に離婚を意識する人は少なくないのです。
それもそのはず、妊娠中の離婚を考える原因は、こんなにもたくさんあるのです。
・旦那さんの浮気
・旦那さんの家事への理解のなさ
・旦那さんの妊婦さんへの理解のなさ
・妊婦さんのつわり
・マタニティブルー(これは、妊婦さんも旦那さんも起きうることです。)
・出産後の経済的な心配
・出産後の子供の教育方針で衝突
・妊娠中に判明した子供の障害
特に、妊娠中の旦那さんの浮気は、最近でも芸能界で話題になりました。
それが原因で離婚したママタレも有名ですね。
これだけ、考えられる原因があるのですから、どれかに自分が当てはまるのも無理もありません。
2.妊婦さんがイライラ!その原因は?
原因の中でも、最近よく聞かれるようになったのがマタニティブルー(マタニティーブルーズとも言う)です。
わたしがもらった市のガイドブックにもこのように示されています。
「産前、産後、情緒不安定になることをマタニティーブルーズと言います。体が疲れやすくなったり、急激にホルモン値が変わったりすることが原因とされています。」
つまり、妊娠中に不安な状態になるのは、妊婦さんにとってはあるあるなのです。
マタニティブルーかな?と思ったら、
・一定の期間を過ぎれば、自然に治るものと言われているので、10日~2週間ほど待ってみる。
・市区町村の妊婦さんの相談窓口に相談する。
・産婦人科の定期検診で、不調を訴える。わたしは、イライラして胃が痛かったので胃薬を処方してもらいました。
・精神科・神経科・精神神経科・メンタルクリニックなどを受診してみる。
・実母、友達に愚痴を言う。
など、対処してみましょう。恥ずかしがらずに、誰かに話すということが気持ちを楽にします。旦那さんに向けられた矛先が、和らいで離婚を回避できるかもしれません。
3.妊娠中におすすめ、ストレス解消法!
妊娠期間中は、ストレスとうまく付き合っていくしかありません。
母子手帳副読本にもこのように書かれています。
「妊娠中は、体のコンディションが思うようにコントロールできず、精神的に不安定になりやすい。」
普段は気にならない旦那さんの行動も、このような状況が加わって、我慢できなくなってしまいます。
旦那さんを変えるのは一苦労です。
そこでまず試してほしいのが、妊婦さん自身のストレスをコントロールすることです。
おすすめのストレス解消法は
・趣味に没頭する。
・マタニティヨガ、マタニティスイミングに挑戦する。
・マタニティ教室に通う。
・マタニティ友達、マタ友を作る。
・家事の手を抜く。
・実家に帰る。
・ベビー用品を手作りする。
ここでのポイントは、旦那さんに何かを手伝ってもらうという方法をとらないことです。とにかく自分でできることをやってみましょう。
4.妊婦で離婚を回避する方法は?
離婚を回避するには、離婚という言葉からまず離れてみることが大切です。
しかし、どうしても離婚したいという気持ちが頭から離れない人は、次を実践してみてください。
こちらでは、実際に離婚を意識したことのある筆者が、離婚を回避した方法を挙げます。
・実家に帰る。
帰れる実家があるのであれば、帰りましょう。一度、夫婦関係を見直す上では、物理的な距離をとるということも重要です。
わたしは、一か月ほどして逆に実家での居心地が悪くなり、戻りました。実際、1人になるのはさみしいでし、生活が難しいです。打算的ですが、誰と一緒に過ごすのが一番楽かを試してみるのもよいかもしれません。
・離婚の経験者に話を聞く。
バツ1の友達に離婚したい理由と、離婚をためらっている理由を話しました。すると、このような返答がありました。
「離婚をためらう理由があるうちは、離婚しなくていられるということ。離婚したい時は、1分1秒でも早く離婚したいと思うもの。実際自分はそうだった。」
と。つまり、悩んでいるうちは、早まるなということです。
5.妊娠中に離婚する方法は?
ストレス解消法や回避する方法をためしてみても、離婚したいという気持ちがおさまらない時はどうしたらよいのでしょうか。
そんな人は、
・離婚をする方法
・離婚をする手順
・離婚した先のこと
を考えてみましょう。
離婚をする方法
・市区町村の窓口に離婚届を取りに行く。
・離婚届に記入、押印をする。
・子供がいる場合は親権欄にも記入する必要あり。
・市区町村の窓口に離婚届を提出する。
このように方法は簡単です。お住まいの市区町村でなくても、受取提出することができます。
いつでもどこでもできるということです。
離婚をする手順
しかし、離婚届けを提出する前に必ず行うべき手順があります。
それが、協議離婚をする上での話し合いです。協議がうまくいかない場合は、調停離婚裁判になります。
以下の項目について話し合う必要があります。
・夫婦共有財産の清算
・養育費
・親権
・慰謝料
・財産分与
どれも簡単には決められないことです。決められないから、離婚はひとまず回避する。
これも1つの選択肢です。
白黒つけずに、判断を先伸ばしにしても夫婦の問題ですから、誰にも迷惑をかけません。
離婚した先のこと
ひとり親家庭となり、いくつかの支援制度があります。これらのものを利用して生活をする想定をしておきましょう。
・ひとり親家庭等医療制度
父母の離婚等により父または母と生計を同じくしていない児童を養育している父母または養育者に対して医療費の一部が女性される制度。
・ひとり親家庭ホームヘルプサービス
一時的な病気などで家事や育児などに著しく支障のある過程に、一定の期間ホームヘルパーを派遣する制度。
・母子及び父子福祉資金
母子及び父子家庭の生活安定と自立、その自動の福祉を図るために各種資金を貸し付けを行っている手当。
・各市区町村の子供子育て支援課でひとり親女性支援担当への相談
一番ネックになるのは、経済的な問題です。やはりこれは、養育費などを事前に協議することが必須です。
6.妊婦で離婚するなら出産してから?
このように、離婚をするのもかなりの計画性が必要で、心身ともに負担がかかるのは間違いありません。
妊娠中はただでさえ、疲れやすく不安定な状態になります。
離婚を考えているならば、1つの選択肢として、出産後に先延ばしするのもありです。
その理由は、
・マタニティブルーが治り、離婚したい気持ちが薄れるかもしれない。
・赤ちゃんが生まれてから、旦那の態度や行動が変わる可能性がある。パパの自覚が生まれる。
・妊娠中に協議離婚の話し合いをするのは負担が大きい。
・妊娠中、産後は人手が必要である。
・産後うつになる可能性もある。その時に、旦那の助けが必要になる。
妊娠中は母体の健康が、赤ちゃんの生育に影響します。
旦那さんとはいつでも別れられますが、赤ちゃんの成長は待ってくれません。
まとめ
今回は、妊娠中の離婚について解説をしてきました。
この記事で伝えたかったポイントは、4つです。
・妊娠中は、離婚を考えやすい原因があること。
・ストレス解消法を試すこと。
・離婚の回避方法を試すこと。
・離婚の実際を考えること。
必ずしも、妊娠中に離婚をしてはいけないというわけではありません。
が、勿論しないに越したことはありません。
今回の記事が、妊娠中に離婚を切り出されて悩まれている方、すでに離婚話を切り出されている方の参考になれば嬉しいです。