赤ちゃんの虫刺され3つの予防策と解決策~乳幼児の虫刺されは病院?薬でOK?

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赤ちゃんの小さい身体にポツンと赤い斑点ができると「かわいそう。虫に刺されたのね。痒い?痛い?」と心配になりますよね。

私は過度に心配してしまう癖があるのですが「早く薬買って塗ってあげなきゃ。いやいや、病院に行くべき?」と慌てふためいていたら、

主人が「そんなの放っておけばいずれ治る」となんともワイルドなことを言ったのです。

たしかに、主人が言ったことは一理ありますが、なんとか痒みなどの不快症状を改善させてあげたい私のようなママも多いはず。

この記事では、虫刺されについて知っておいてほしいポイントを紹介します。

ポイントは5つです。

  • 赤ちゃんは虫に刺されやすい?
  • 危険な虫刺されは?
  • 虫に刺されたときはすぐ病院に行くべきか?
  • 虫刺され予防策と解決策
  • 市販薬を使うならどのようなものが良い?

暑くなってくると、大人でも虫対策に追われます。

虫よけを買ったりスプレーを用意し始めたりするはずですが、それに加え、赤ちゃんのケアもしっかりとしてあげたいですよね。

ぜひ、この記事を最後まで読んでいただき、対策の参考にしてくださいね。

目次

赤ちゃんは虫に刺されやすい?

虫は暖かいところや、人の汗などに集まる習性があります。

他にも二酸化炭素の濃度が高いところも好む傾向が。

赤ちゃんは大人より体温が高く、呼吸の回数も多いので虫に刺されやすくなっています。

大人と赤ちゃんが一緒にいたら、虫は赤ちゃんに向かって行く……というわけですね

蚊などの虫をまだ認識していない赤ちゃんは、自分で手ではらったり、退治したりすることはできません。

ママやパパ、周囲の人がしっかりと予防をしてあげることが大切です。

また、刺されてしまった場合には、痒みや痛みのケアをしてあげると、赤ちゃんの不快症状が和らぎます。

危険な虫刺されは?

赤ちゃんによっては、アレルギー症状を起こす恐れもあります。

また、ハチやマダニなど、刺されただけで危険な虫も公園に数多く存在します。

患部が大きく腫れあがったり、熱をもってしまったり、アレルギー症状がみられた場合は、すぐ病院にかかるように徹底しましょう。

虫に刺されたときはすぐ病院に行くべきか?

ぽつりと赤く膨らんでいるぐらいですと、市販薬で様子見て充分です。

しかし、患部がじゅくじゅくと化膿していたり、極端に痒がったり刺された数がとても多い場合は、一度病院で診てもらったほうがよいでしょう。

皮膚科にかかるのが一番ですが、小児科でも対応してくれるはずですので、通いやすい病院を受診してください。

虫刺され予防策と解決策

赤ちゃんが虫に刺されると、痛々しいだけではなく、重症化してしまう危険性をはらんでいます。

まずは、虫に刺されないことが一番。でも、どんなに予防しても刺されてしまうことがあります。

そこで、予防策と刺されたときの解決策をお伝えしましょう。

予防策

ベビー用の虫よけを使う

スプレータイプや服やベビーカーなどに貼るシールタイプなどが売られています。

私はスプレータイプは2歳になるまでは1日に1回しか使用できない商品が多く、それだけだと物足りないと感じてシールタイプと併用していました。

シールタイプは虫の嫌うハーブの香りで避けさせるものですので、気にすることなく何枚でも使用することが可能です。

どちらかひとつでもいいですし、両方使うのもあり。お好みの方法を試してみてくださいね。

長袖など、肌の露出を極力控える。

当たり前のことですが、肌の露出が多ければ多いほど、虫に刺される機会を作ってしまいます。

半袖よりも長袖、半ズボンよりも長ズボン、サンダルよりも靴下と靴……。

言葉でいうのは簡単ですが、暑い夏に、ただでさえ体温の高い赤ちゃんに厚着をさせるのは少々可哀想な気持ちになります。

どうしても服装で露出を控えたい場合は、素材にこだわるようにしましょう。

通気性のよい麻やガーゼ素材の生地の服を選ぶと、夏でも快適に過ごせます。

ダニ避けシートなど、ベッドや布団、部屋を清潔に保つこと。

梅雨の時期から夏は、ダニの繁殖が激しい季節です。

部屋の掃除を頻繁に行い、赤ちゃんの寝具はダニ対策を大人以上に念入りにしてあげることが大切。

天気の良い日は布団を干すようにすると、だいぶダニの繁殖を食い止めることができるでしょう。

その寝具にダニ避けのシートを加えると、より効果が期待できます。

解決策

市販薬を使う

蚊やダニなどに刺された場合は、市販薬などを使用して早めにケアをしてあげるようにしましょう。

患部を清潔に保つことも大事ですので、赤ちゃんが引っ搔いたりしないように注意し、パパやママも爪を短く切っておくと細菌などの感染防止になります。

病院で指示を仰ぐ

どんな虫に刺されたのかわからない。市販薬はちょっと心配……という方は、皮膚科や小児科で診てもらいましょう。

症状に見合った薬を処方してくれますし、刺した虫がなにかもわかる場合もあります。

市販薬を使うならどんなものが良い?

子供用の虫刺され市販薬はたくさん売られています。

では、いったいどんなものがあるのでしょうか?

大きく分けると4つ。『クリーム』『バーム』『液体』『パッチ』です。

それぞれ利点も難点もあります。

お子様の好き嫌いなどもあるかと思いますので、ご家庭にあったタイプを選ぶようにしてくださいね。

では、それぞれ詳しくご紹介していきましょう。

クリーム

もっとも多く市販されているのがこちらのタイプです。

べたつかずにすーっとのびて塗れるので、赤ちゃんは不快に思いませんが、難点があります。

汗や水などで流れやすく、衣服で擦れたり赤ちゃんが触ったりしてしまうとすぐにとれてしまいます。

バーム

軟膏ともいわれています。

ワセリンのような感触といえばおわかりになっていただけますでしょうか。

べっとりとしているので塗った表面を覆ってくれて、汗や水などで流れにくくなっています。

難点をあげると、独特なべたつき感を赤ちゃんが嫌がる場合があります。

液体

容器から直接患部に塗ることができて衛生的で、浸透率も優れています。

難点はやはりこちらも液体のため、汗や水などで流れやすくなっています。

パッチ

薬が落ちてしまう可能性や掻きむしる危険がないのがこのタイプです。

患部に直接貼るので、赤ちゃんが掻いて悪化してしまうのを防ぐことが可能になっています。

幼児にとても人気のあるキャラクターのシールになっていますので、喜んでつけてくれる子が多いようです。

難点は低刺激に作られていますが、肌が弱い子はパッチを長時間貼っていると、かぶれてしまう可能性があります。

また、気になって自分ではがしてしまう子もいます。

虫刺され対策をしっかりとしましょう。

記事でお伝えしたように、赤ちゃんの虫刺されには楽観視はできないケースがあります。

しかしながらそれほど過度に心配する必要はないこともたしか。

だいたいは、市販薬やそのまま放っておいても完治はするものばかりです。

とはいえ、虫刺されは痒くて不快なもの。できることなら、その症状から我が子を守ってあげたいですよね。

予防策をしっかりとして、公園や海や山などのレジャーを快適にお子様と過ごしてくださいね。