妊娠前ヒールを履いていたかたは、妊娠をしてもヒールを履きたいですね。
でも、妊娠中は高いヒールは控えたほうがいいとよくいわれます。
妊娠中に高いヒールを履くことは何故いけないのでしょう。
今回は妊娠中のヒールについて3つのポイントに重点をおいて解説していきます。
- 妊娠中はヒールを履いてはいけない理由は何?
- 妊婦が履いても無難なヒールの高さと種類
- 妊婦がヒールを履くと胎児に影響がある?ない?
参考にしてください。
では解説していきます。
目次
妊娠中はヒールを履いてはいけない理由は何?
妊娠中はヒールを履くことは控えたほうがよいとされています。
その理由は何でしょう。
妊婦がヒールを履くことは控えたほうがいい3つの理由
- 転倒の恐れがある
- 腰痛や背痛が起こる可能性がある
- 疲れやすくなる
妊婦がヒールを履くと以上のようなことが起こります。
ヒールの種類にもよりますが、体型が変わってくる妊娠後期は特に注意が必要です。
ヒールを履くことで姿勢が前のめりになり安定できません。
結果転倒してしまう恐れがあります。
また、ヒールが高いと骨盤や腰に負担がかかってしまい腰痛や背痛の原因になります。
ヒールを履くと体勢が前のめりになり、不安定な体制になり疲れやすくなります。
妊婦はただでさえホルモンのバランスが乱れ疲れやすい身体へと変化しています。
ヒールを履くことでさらに疲れを感じるようになります。
妊娠前にヒールをあまり履かなかったかたはもちろんですが、普段からヒールをよく履いていたかたも、不安定な体型になる妊娠後期、ヒールは控えたほうがいいでしょう。
結婚式や特別な式典などでヒールを履きたい場合もありますね。
妊娠初期で普段からヒールを履いているかたは自己責任で履いても大丈夫ですが、あまりヒールを履いたことがないというかたは、妊娠初期でもヒールを履くことは控えたほうがいいでしょう。
妊娠中は慣れないことでストレスをためないことが一番です。
妊婦が履いても無難なヒールの高さと種類
妊娠前からヒールを履いていたかたは、妊娠中でもヒールを履きたいですね。
そこで気になるのがヒールの高さや種類ではないでしょうか?
妊婦が履くヒールの高さ
妊婦が履くヒールの高さは決まっているわけではありません。
自分が楽な高さが一番です。個人差はありますが一般的に楽な高さをご紹介します。
ヒールの高さは3.5cmまで
フラットシューズが苦手というかたはヒールの高さが3.5cmくらいだと楽に歩くことができます。
楽に歩ける高さは人それぞれです。妊娠中は転倒に気をつけて自分に合った高さを選ぶようにしてください。
ただ、妊娠後期は高いヒールはあまりお勧めできません。
妊婦が履くヒールの種類
妊婦が履くヒールの種類はどんなものがいいのでしょう。
ヒールの種類
普段からピンヒールを履いていたかたも、妊娠中のピンヒールはあまりお勧めできません。
ピンヒールに慣れていても妊娠後期になるとお腹がせり出し体勢が不安定になります。
不安定なピンヒールを履くことでさらに不安定になるので転倒の恐れが加速します。
ピンヒールはやめて、靴底の面積が大きな物を選ぶようにしましょう。
また靴底に滑り止めがある靴がお勧めです。
妊婦がヒールを履くと胎児に影響がある?ない?
妊娠中にヒールを履くときに一番気になるのが、胎児への影響ではないでしょうか?
妊婦がヒールを履くと胎児に影響があるのでしょうか?
妊娠中、ヒールを履いても胎児には影響はない!
妊娠中、ヒールを履いても胎児には影響はありません。
ただ高いヒールを妊婦が履くと危険が伴うという意味で、高いヒールは控えたほうが良いとされています。
実際、芸能人の中には妊娠をしていてもヒールを履いてテレビに出ているかたもいらっしゃいます。
また、外国のファッションリーダーのかたも妊娠後期、ヒールを履いているかたも実際にいました。
妊婦がヒールを履くことはダメというわけではなく、ヒールを履くことで妊婦の身体に負担がかかるので避けたほうがよいといわれています。
ヒールを履くことはあくまでも自己責任です。
しかし、ヒールを履くことで転倒、腰痛、背痛、疲労感などが起こる可能性があることは覚えておきましょう。
まとめ
妊婦とヒールについて解説してきました。
普段からヒールを履いているかたは妊娠中でもヒールを履きたい。お洒落がしたい。と思うかたもいます。
しかし、高いヒール(特にピンヒール)などは体勢が不安定になるため危険が伴います。
妊娠中でもヒールを履いてはいけないというわけではありませんが、極力高い靴やピンヒールは控えて、高さ3.5cmまでのヒールにしましょう。
また妊娠後期は特に不安定になるので運動靴など安定感のある物に変えていくのが安心です。
ヒールは履くことは自己責任です。
妊娠中の事故は起こってからでは遅いです。
ヒールを履いてお洒落がしたいという気持ちは産後に残しておいて、今は大切なマタニティーライフを過ごして欲しいですね。