赤ちゃんの離乳食。
思うように食べてくれなかったり、何度口に運んでもベーッと口から出してしまったり。
頭を抱えているお母さんも多いのではないでしょうか。
私も初めての離乳食にはとにかく手を焼きました。
どんなに工夫しても食べてくれない事もあり、何度作るのが嫌になったことか(笑)
しかし、月齢を重ねていくごとに少しずつ食べ物にも慣れてきて今では好き嫌いなく何でも食べてくれるようになりました。
お母さんもまだ慣れない離乳食初期はとにかくふんばりどころです。
私自身の経験も合わせてお話をしていこうと思います。
- そうめんは赤ちゃん向けの食べ物?
- 離乳食を上手に進めるには?
- オススメそうめん離乳食レシピ
今回は離乳食の食材の中でも、そうめんに的を絞ってまとめています。
是非思うように離乳食が進まないとお悩みのお母さんは参考になさってくださいね♪
目次
赤ちゃんはそうめんを食べても大丈夫?
離乳食と言えば、お米や野菜、果物といった印象が強いかもしれませんね。
実は麺類も離乳食にピッタリの食材なんです。
そんな麺類のそうめんは赤ちゃんが食べても良い食材なのでしょうか?
そうめんを食べて良い時期は?
実はそうめんは、離乳食開始時の初期から食べられる食材です。
初めての離乳食は10倍粥が一般的ですが、10倍粥に慣れてきた頃からそうめんを与えても良いでしょう。
初めのころは、すりつぶしてペースト状にしたものを与えますが、だんだんと食べ物に慣れてきた離乳食開始1か月頃には、みじん切りにした野菜や小さく刻んだそうめんなどを与えてみても良いですね。
少し変化をつけた時には、必ず便がしっかり出ているか消化されているかをチェックするようにしましょうね。
赤ちゃんがそうめんを食べるときに注意する事
そうめんは小麦でできていますので、小麦アレルギーがある赤ちゃんはアレルギー症状がでてしまう事があります。
そうめんを初めて与える時にはまずは、小さじ一杯で様子を見るようにしましょう。
特にアレルギーの心配のある食材は、平日の午前中に与えることをおススメします。
もしもアレルギー症状がでてしまった場合でも、診療時間内であればすぐに受診ができるからです。
そうめんを与えてから、異変を感じた時には早めに病院を受診するようにしましょう。
ご飯は楽しいもの!という意識づけが大切
赤ちゃんだって、「楽しい」や「楽しくない」といった判断はもちろんできます。
スムーズに離乳食を進めるには、お母さんの工夫も必要です。
ご飯を食べる時間は楽しいものだ!という事をしっかりと覚えさせてあげましょう。
無理をして食べさせない
これまでに口にした事のないもの、初めてのものは赤ちゃんにとって異物でしかありません。
口からベーっとだしてしまったり、気持ち悪そうな顔をするのは何もおかしくはないのです。
「食べ物を粗末にしてはダメ!」と怒るのではなく、「少しずつ慣れていこうね」と優しく声をかけてあげましょう。
ベーッと出されても、次の日もその次の日も根気強く続ける事が大切。
慣れてくれば問題なく食べてくれるようになりますよ。
お母さんが笑顔を忘れずに
子供はお母さんの笑顔が大好きです。
離乳食がうまく進まないからと言って、お母さんが怒った顔や疲れた顔をしていると赤ちゃんにとって、「ご飯の時間はお母さんが怒る時間」「楽しくない時間」という印象がついてしまいますよ。
どんなに嫌でもお母さんがくじけてしまわないように注意しましょうね。
可愛い子供のためと思って笑顔で乗り越えましょう。
たくさん話しかけて
お母さんが楽しそうに「おいしいね」「モグモグできたの?すごいね!」などと話しかけてあげることも大切です。
赤ちゃんはわかっていないように感じますが、しっかりと耳も聞こえていますしお母さんの嬉しい声はきちんとわかっています。
ご飯を楽しい時間にするためにもたくさん話しかけてあげる事も大切です。
うちの長女も最初はなかなか思うように離乳食が進みませんでした。
そこで私が試したのは、自分も一緒に食べるという事です。
同じものを食べる必要はありませんが、同じようにスプーンを使って口をモグモグさせて、「おいしいね~!」と声をかけ続けます。
そうしていく事で、食べることに少しずつ意欲が沸いてきたのかしっかりと飲み込んでくれるようになりました。
思うように進まないという方はぜひ試してみてください!
そうめんを使ったおすすめ離乳食レシピ3選
そうめんはゆで時間も短く、調理がしやすいので離乳食にはもってこいの食材です。
ここでは、離乳食初期に我が家でもかなりリピート率の高かったレシピをご紹介します。
メニューにお悩みのお母さんは是非参考にしてくださいね♪
そうめんのカボチャペースト乗せ
そうめんをクタクタに茹でみじん切りにする。(月齢に合わせて大きさは調節してくださいね)
その上に裏ごししたカボチャをのせるだけの簡単レシピ。
カボチャはそのままでも甘みがあるので、赤ちゃんも好んで食べてくれますよ。
モロヘイヤとしらすのそうめん
先ほどと同様にそうめんは茹でてみじん切りに。
モロヘイヤも下ゆでをしてみじん切り。しらすは塩抜きをしてからみじん切りにします。
だし汁を取っておき、そこに材料を入れてひと煮立ちさせる。
モロヘイヤの粘りで自然にとろみがつくので赤ちゃんも食べやすくなります。
しらすが無い場合は、白身魚で代用可能です!
野菜たっぷりそうめん
にんじんやキャベツ、ほうれん草などの初期から与えられる野菜であれば何でもOK!
しっかりと柔らかく茹でて、小さくみじん切りにします。
そうめんも茹でてみじん切りにし、だし汁で全ての食材をひと煮立ちさせる。
水溶き片栗粉で少しとろみをつけて完成。
野菜も炭水化物もしっかりととれるレシピです。
まとめ
初めての離乳食はアレルギーなどが心配で、初めて与える食材の時はいつもドキドキしていました。
きっと多くのお母さんがそうだと思います。
万が一アレルギーが出た場合が嫌だからと言って、症状も出ていないのに初めから食物除去をするのはよくありません。
育ち盛りの赤ちゃんですので、発育や発達に影響がでてしまう事もあるのです。
初めはとても怖いですが、勇気を出して乗り越えましょう!
参考資料
「ひよこクラブ特別編集 最新 月齢ごとに「見てわかる!」育児新百科」