国内旅行とは違った楽しさや充実感を得られる海外旅行。
近年の海外旅行はお得なプランも多く、年々国外には行きやすくなっていますよね。
ショッピングや休暇、食べ歩きなど、様々な楽しみ方ができる海外旅行は、ストレス発散や自分へのご褒美にも最適です。
出産という大きなイベントを終えて、家族でのんびりと海外旅行に行きたいなと思うママさんもいらっしゃるでしょう。
ですが、国内とは異なるという点も多く、赤ちゃんとの海外旅行はなかなかイメージしずらい物。
もし行くとするならば、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか?
そんなママさんの為に、今回の記事では、赤ちゃんと行く海外旅行の疑問点や解決策などをまとめてみました!
この記事のポイントは3つです。
- 新生児との海外旅行はできる?いつからならOK?
- 子供と海外旅行へ行く際の注意点
- 子供と行くなら旅行先はこんなところがオススメ
赤ちゃんと行く海外旅行は、個人で行く海外旅行とは大きく異なります。
様々な注意点がありますので、海外旅行を決行する前にしっかりと知っておきましょう!
それでは、子供を海外旅行へ連れていける月齢から解説していきます。
目次
赤ちゃんは何ヶ月から海外旅行へ行ける?
赤ちゃんが海外へと行ける月齢に関してですが、これは特に定められていません。
海外旅行にはパスポートが必要ですので、パスポート取得にかかる時間などを考えれば、最短で生後2週間程でも海外に行くことが可能です。
個人的には、赤ちゃんの年齢が1歳以降であれば、旅行の計画も立てやすいのではないかと感じます。
月齢が低ければ低いほど頻繁なおむつ替えや授乳があるので、長時間の外出は大変です。
また、赤ちゃんと一緒の際は、荷物も多く移動手段や行ける場所も大きく限られてしまいます。
特に移動中は落ち着ける場所も限られてくるので、赤ちゃんにとっても大きなストレスになりかねません。
赤ちゃんもお母さんも非常に疲れてしまいますので、海外へ行っても、のんびりと過ごすことは難しいと考えてください。初めて行くような場所であれば尚更です。
楽しむことを大前提に考えるのであれば、子供との海外旅行はある程度手が離れる3歳以降が安心という意見も多く見られます。
また、子供が小さいうちは、連れて行っても記憶に残らないという点もありますね。
このような事から、月齢が低いうちに海外旅行へ連れて行くのはあまりオススメできません。
ですが、1歳未満の赤ちゃんを連れても海外旅行を楽しんでいるご家族もいらっしゃいます。
そういった方は、旅行先での家族の協力や、事前の情報収集や計画がしっかりとしているイメージです。
もしも赤ちゃんを海外旅行に連れて行くというのであれば、旅行先で後悔したり困らないように準備を万全にしておいてくださいね。
海外旅行に欠かせない飛行機。赤ちゃんはいつから乗れる?
しかし、海外旅行と言えば飛行機での移動は欠かせません。
飛行機は生後8日以降であれば赤ちゃんも搭乗する事ができますが、生後間もない赤ちゃんを飛行機に乗せるのは非常に大変です。
慣れない場ですので赤ちゃんのストレスになる事も考えられますし、おむつ替えや授乳、ぐずりなど、お母さんの負担も大きいですね。
もし赤ちゃんを飛行機に乗せるのであれば、ANAやJALといった国内線がおすすめです。
赤ちゃんの年齢によっては座席の指定やファーストクラス、ビジネスクラスに乗れないという条件もありますので、その点もしっかりと頭に入れておきましょう。
ANAのお子様向けサービス
空港内の案内サービスであるエアポートサービスや、ベビーカー、機内でのベビーベッドの貸し出しを行っています。
また、粉ミルクやベビーミール、紙おむつに子供用のANAオリジナルおもちゃなどの嬉しいサービスも。
ベビーカー以外は要予約制ですので、事前にしっかりと伝えておくことが大事です。
粉ミルクや紙おむつは、数や種類に限りがある為、自身で用意しておきましょう。
JALのお子様向けサービス
こちらもANAと同様に機内への案代サービスや、ベビーカーやチャイルドシートの貸し出しが利用できます。ミルク作りのお手伝いや、赤ちゃん用の毛布の用意もあり、小さな赤ちゃん連れでも安心して利用する事ができます。
東南アジアやグアムなどの路線では、離乳食や幼児食に加えて便利なポーチやエプロンも付いてきてとっても助かります!
こちらも事前に予約が必要なサービスが殆どですので、忘れてしまう事の無いように確認をしておきましょう。
赤ちゃん、お子様向けサービス(ご搭乗サポート)‐JAL国際線
海外での赤ちゃんの病気や感染症に注意!思わぬ後悔に繋がる事も…
赤ちゃんを連れての海外旅行で最も注意するべきなのが、病気や感染症です。
海外で病気になってしまった場合は、現地の病院にかかる事になります。
海外旅行の保険に加入していれば、万が一体調を崩しても金銭面ではひとまず安心ですので、海外旅行へ行く前はしっかりと保険に加入する事をおすすめしておきます。
また、感染症を防ぐために、ワクチン接種が必要な国もあります。
アフリカや南米などの熱帯地域では、入国時に予防接種の証明書が必要な場合もありますので、渡航先の在日大使館などに必ず確認を取って下さい。
金銭面は保険でカバーできたとしても、病気によっては赤ちゃんの命に係わるケースもありますので、旅行先も慎重に決めましょう。
離乳食を食べる赤ちゃんを連れていくには?ミルクのお湯は持ち込んでいい?
離乳食を始めて間もない赤ちゃんの場合は、短期間の旅行ならば授乳に切り替えても問題ありません。
離乳食中期~後期の場合は、市販のベビーフードを持参していくと良いでしょう。
瓶詰や開け口が開閉できるパウチタイプですと、お皿がない場面でも赤ちゃんに食事を与える事ができます。
飛行機に離乳食やミルクのお湯を持ち込めるのか心配になりますが、ほとんどの航空会社では問題なく持ち込むことができるので安心してください。
冷凍の離乳食も、機内で解凍してもらうことができるのは嬉しいですね♪
ただし、金属製のフォークなど先が鋭い物は場合によっては持ち物検査の際に引っかかる可能性もあります。食器を持参する場合はプラスチック製の物をおすすめします。
スムーズに手続きを進めるためにも、離乳食やミルク用のお湯などを持ち込む際には、手荷物は別に検査員へ報告しておきましょう。
赤ちゃんと行く海外旅行先はどんな場所がおすすめ?
月齢が低いうちは、長距離の移動がない場所が母子共に負担が軽くおすすめです。
また、海外慣れしていない場合は日本語が通じるという安心感も大切ですね。
移動距離が短く、一歳児未満でも行きやすい海外旅行先を3つご紹介いたします。
ソウル(韓国)
場所によっては国内よりも短時間で向かうことができる韓国。
旅行代金も比較的お手頃なのが嬉しいポイントですね♪
日本ブランドのベビーグッズがスーパーやデパートに並んでいることもあり、宿泊先で足りなくなった物があっても安心です。
ただし、冬場は寒いので避けた方が良いでしょう。
コスメなどのお土産もたくさん買えるので、美容好きのママさんは楽しめる事間違いなし!
サイパン
成田から3~4時間程度で行けるサイパン。人込みを避け、静かにゆったりとビーチリゾートを楽しむという目的であれば、サイパンより優れた場所はありません。
美しい海でマリンスポーツを楽しんだり、自然と接する事で日頃のストレスもリフレッシュ。
お買い物をする予定などが少なく、のんびりとリゾート気分を味わいたいというご家族におすすめです!
グアム
一年を通して気候も温かく、日本語が通じやすいので一番ハードルが低く、初めての海外旅行先としても楽しめるのがグアムです。
日差しが強いので、日焼け止めは赤ちゃんにしっかりと塗ってあげてください。
スイマーバや水遊び用おむつを持って行けば、はじめての水遊びを満喫する事もできます!
可愛い海外ブランドのベビーグッズなども売っているので、お土産選びも楽しめますね。
移動は基本的に車やバスになる為、ベビーカーはレンタルでも十分です。
赤ちゃん連れの海外旅行は、事前の情報収集と準備がカギ!
赤ちゃん連れの旅行は事前の準備や情報収集をしっかりと行っておけば、国内旅行と同じように楽しむことができます。
旅行先で沢山写真を撮っておけば思い出作りにもなりますし、子供が大きくなった時に「こんなところに行ったんだよ~」というコミュニケーションも取れますね。
ですが、旅行先での病気やけがなど万が一のことを考えて、赤ちゃんや家族の体調管理や保険の加入などはしっかりと行っておきましょう。
また、旅行中も赤ちゃんの事を第一に考え、無理なスケジュールで動く事の無いように注意してくださいね。
赤ちゃんと行く海外を満喫するためにも、利用できるサポートやサービスは積極的に利用し、海外旅行を快適に楽しんでくださいね♪