「なかなか子供ができないから、不妊治療を受けてみたい」、「今のクリニックは合わないから、新しいクリニックを探したい」、不妊に悩むご夫婦の中には、そのような悩みを抱えている方も多いかと思います。
不妊治療において、クリニック選びは運命を左右する重要な選択です。
自分に合った信頼のできるクリニックを選ばなければ、「妊娠」という目標を達成することができませんからね。
不妊に悩むご夫婦に選択肢の一つとしてご提案したいのが、「加藤レディスクリニック」です。
加藤レディスクリニックは信頼のできる技術で高い評判を得ている不妊治療専門施設。その特徴や口コミなどをご紹介します!
目次
加藤レディスクリニックとは?
加藤レディスクリニックとは、東京都西新宿に籍を置く、不妊治療専門施設です。
1993年に開設され20年以上の実績があり、延べ40,000人以上の赤ちゃんを体外受精によって誕生させてきました。
不妊に悩む人たちから「最後の砦」と称されることも多く、平日でも予約がすぐ埋まってしまうほどの人気ぶりです。
加藤レディスクリニックの理念
加藤レディスクリニックには、
- 「もっとやさしく、もっと自然に」
- 「大切な心と体のために」
- 「原因不明不妊には体外受精」
という3つの理念があります。
もっとやさしく、もっと自然に
加藤レディスクリニックでは、「自然な形での妊娠」を手助けすることを理念に掲げています。
他のクリニックでは、「1度に多くの卵子を取り出して、そのうち受精したものを複数個子宮内に戻す」という方法が広く取り入れられていますが、加藤レディスクリニックでは、1度に子宮に戻す卵子は一個だけ。
しかも、自然に近いような形を再現するために、1ヶ月に1度の採卵しか行いません。
「必要以上に外部から手を加えない」という、他には見られない加藤レディスクリニックならではの理念です。
また、自然な排卵に迅速に対処できるように、365日無休で診察を行っています。
排卵は自然の周期によるものなので、いつどこで起こるかはわかりません。
いざという時でも診察を受けることができるので、とても安心です。
大切な心と体のために
「可能な限り薬の投与を減らす」というのも、自然な形での妊娠をサポートするという加藤レディスクリニックならではの理念。
他のクリニックでは排卵を促すために薬に頼ることがありますが、これには副作用もあるのが現状。心身ともに負担がかかるものです。
その負担を少しでも軽減させるために、加藤レディスクリニックでは、排卵数発剤などの薬の投与は最小限に抑えられています。
「あくまでも自然な形での妊娠を促す」、患者さんの体を思いやる気持ちが感じられる理念ですね。
原因不明不妊には体外受精
「原因のわからない不妊には体外受精が最も有効」というのも、加藤レディスクリニックが掲げている理念です。
日本では、6組に1組の夫婦が不妊に悩んでいると言われており、その原因はわからないものがほとんど。
検査をして原因がわかる場合もありますが、原因がわかったとしても、結局「妊娠」というゴールまでたどり着けない夫婦もたくさんいるというのが現状です。
しかし、それでは検査に費やしたお金や時間が無駄になってしまいます。
加藤レディスクリニックでは、そういう事態を防ぐために「体外受精が最も効果的な不妊治療である」ということを提唱。
無駄な検査などに時間をかけるよりは、まず体外受精を行って妊娠をサポートしようということです。
実際、それで結果を出し続けているわけですから、その理念は正しいことが証明されたといって良いでしょう。
加藤レディスクリニックの特徴
加藤レディスクリニックは、どのような特徴を持っているのでしょう?
以下で詳しくご紹介します。
「ガラス化凍結法」を採用している
加藤レディスクリニックでは、「ガラス化凍結法」という凍結融解法を用いて人工授精を行っています。
凍結融解法とは、採卵した卵子を子宮内膜が着床しやすい状態になるまで一時凍結させておくというもの。
加藤レディスクリニックが採用しているのは、その中でも制度の高い「ガラス化凍結法」という技術です。
このガラス化凍結法は、加藤レディスクリニックが独自に開発したもので、胚の生存率を99%まで高めることが可能となっています。
現在ではこのガラス化凍結法が体外受精方法の主流となっており、日本では体外受精を受けた子供70%がこのガラス化凍結により誕生しているという状態です。
「バーコード認証システム」での検体管理
加藤レディスクリニックでは、検体の取り違いを防ぐために独自に開発した「バーコード認証システム」で検体を管理しています。
このバーコード認証システムでは、患者の治療周期ごとにIDとバーコードを発行し、本人確認のバーコードシールを作成。
採卵や移植などの工程はこのバーコードによる認証をクリアしないと進められないようになっています。
また、バーコードの貼り付けなど人為的なミスが発生する可能性のある工程では、必ず培養士2人以上が携わるようになっており、「声だし」、「指差し」などが徹底されているのも特徴的。
卵子の取り違いなどは絶対にあってはならないこと。
加藤レディスクリニックでは、このようにしっかりとした管理体制があるので安心です。
倒壊防止策、停電への対策も徹底
インキュベーター(孵卵器)の倒壊防止策、自家発電機の設置による停電対策が徹底されているのも、加藤レディスクリニックの特徴。
インキュベーターの倒壊防止策は2000年に施され、2011年の東日本大震災でも、採卵された卵子たちはすべて無事でした。
また、もし停電があったときも、自家発電装置でインキュベーターは停止することなく稼働を続けます。
自然災害などのトラブルにもしっかりと対応していることからも、加藤レディスクリニックの熱意がうかがえますね。
定期で説明会が行われている
加藤レディスクリニックでは、無料の説明会が定期的に行われています。
不妊治療の方針には、各クリニックごとに微妙な違いがありますから、診察を受ける前にそれを確認しておきたいというのは患者さんたちの本音。
加藤レディスクリニックでは、説明会を開催することで診察を受ける方との行き違いが生じないように努めています。
説明会では、クリニックの方針や治療方法が話されることはもちろん、個別に医師へ相談できる時間も設けられているようです。
診察を受けるには?
加藤レディスクリニックで診察を受けるには、必ず事前予約が必要となっています。
予約に関しては公式HPから行うことが可能です。
ご予約はこちら⇒http://www.klc-web.com/first/
予約は1ヶ月先まで埋まってしまっていることもざらにあります。
人気のクリニックですから、これは仕方のないことですね。
もし診察を希望される方は、なるべく早めに日程を決めて、予約を取っておくのがいいでしょう。
受付時間・曜日は?
加藤レディスクリニックの受付時間・曜日は、以下の通りです。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土・日・祝 | |
午前7:30~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
午後3:00~6:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
※診療開始時刻は午前8:00~、午後3:30~
治療のスケジュール
不妊治療を受けたことがない人、またクリニックを新しくする人にとって気になるのが「治療のスケジュール」です。
加藤レディスクリニックでは、
- 初診~採卵
- 受精、培養
- 移植
- 妊娠判定
という4つのスケジュールで治療を行っていきます。
初診~採卵
加藤レディスクリニックでは、まず初診のカウンセリング、血液検査でその人に合った卵胞期管理法が診断されます。
卵胞期管理の方法は大きく分けて以下の4種類。
完全自然周期 | 月経3日目から排卵前まで薬を一切使用しない方法。年齢が若い方、月経周期が正常な方に適している。 |
クロミフェン周期 | 排卵誘発薬のクロミフェンを使用する方法。あくまでも薬の量は最小限に抑えられ、患者自身の力を利用する。 |
カウフマン周期(療法) | 月経周期が乱れている人に適した方法。ピルを服用することで月経周期を正常に戻す。 |
トレゾール周期 | 多嚢胞性卵巣症候群の患者に適した方法。この症状の患者は卵胞が発達しづらいため、トレゾールによって排卵誘発を行う。 |
いずれの方法でも、薬の使用は必要最低限で、クリニックの理念でもある「自然の力に頼った方法」で採卵が行われます。
また、採卵にはクリニック独自の採卵針が用いられているのも特徴的。
加藤レディスクリニックでは1999年より独自の採卵針の研究が進められており、従来よりも痛みの少ない針での採卵が可能となっています。
体へのダメージも少ないので、採卵後の安静時間は15分ほど。
すぐに自宅に帰ることが可能です。
受精、培養
採卵が完了したら、次は卵子を受精させていきます。
受精の方法は、卵子に複数の精子をかけて受精させる「体外受精」、もしくは元気な精子を選び抜いて卵子に注入する「顕微授精」のどちらか。精子の奇形率や患者側の希望などを踏まえて決定されます。
移植
受精が成功し胚ができたら、それを子宮内に戻す作業を行います。
通常はカテーテルという細い管を使って胚を子宮内に注入しますが、カテーテルが子宮に入りづらい場合は、針で移植することも可能です。
これに用いられるカテーテルも、加藤レディスクリニックが独自に開発したもの。従来のテフロンという固い素材から、柔らかいシリコンへ変更、太さも従来のものの2分の1となっています。
胚移植に必要な時間は5~10分ほど。
入院の必要は一切ありません。
妊娠判定
胚の移植後は、定期的な来院で胚の着床、発育具合を確かめてもらうことが必要です。
無事に妊娠陽性反応が出た後は、5週間後にエコーでの胎嚢確認、7週間後の胎児の心拍確認を行います。
そして、9週間後の超音波検査で赤ちゃんの姿が確認できれば、晴れてクリニックでの治療は終了となります。
加藤レディスクリニックの口コミ
では、ネットで見かけた加藤レディスクリニックの口コミについていくつかご紹介します。
スタッフは流れ作業感が強い
「スタッフに愛想がない」という評判は目立ちました。
確かに、不妊治療は体だけでなく心にも負担のかかるものですから、スタッフが優しく接してくれるに越したことはありません。
しかし、加藤レディスクリニックには人気のクリニックですから、毎日たくさんの患者が訪れます。
一人ひとり丁寧に対応していたら、正直キリがないというのが、スタッフたちの本音でしょう。
このような書き込みと同時に、「やはり結果は出る」という口コミも目立ったので、スタッフの対応に関しては目をつむりたいところです。
平日でもすごい患者数
「平日でもすぐ予約が埋まってしまう」という口コミもありました。
加藤レディスクリニックの治療は完全予約制となっていますが、平日にも関わらず1ヶ月先までほぼ予約がいっぱいという状況が続いています。
それだけ実力のあるクリニックですし、人気があるのでこれは仕方ないことでしょう。
待ち時間も数時間かかることはざらにあるようですが、これもそれだけ支持を集めている証拠ですね。
無駄な投薬や検査がないので体への負担が少ない
「体への負担が少なくて助かる」という口コミも多かったです。
加藤レディスクリニックでは、「人が本来持つ妊娠する力を後押しする自然な不妊治療」をモットーに掲げています。
ですので、上記でもご紹介した通り、体に負担のかかる無駄な検査や投薬などはありません。
「他のクリニックでは薬や注射漬けにされた」、という口コミもありますが、加藤レディスクリニックではそのような心配なく不妊治療を受けることが可能です。
第一の目標は妊娠すること。
体を壊してしまっては元も子もありませんからね。
まとめ
加藤レディスクリニックの特徴や口コミなどをご紹介しました。
国内でも屈指の評判を誇るクリニックですので、「これから不妊治療を始めたい」、「結果が出ないからクリニックを変えてみたい」というご夫婦は、ぜひ候補の一つに加えてみることをおすすめします。
もしご予約をされる場合は、すぐに枠が埋まってしまうので、なるべく早く日程を抑えておきましょう。
また、もし事前にクリニックの方針などを詳しく知りたい場合は、説明会に参加してみるのもいいですね。
「最後の砦」と言われる加藤レディスクリニックなら、きっと結果を出せるはずですよ。