赤ちゃんの鼻水と咳が長引く!乳幼児の鼻水や咳の原因と7つの対処法

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赤ちゃんの鼻水を拭いても拭いても、じゅるじゅると止まらない…!どうしよう?

こんな思いをしたことのあるお母さんはとても多いと思います。

鼻水の量も気になりますが、緑色だったり黄色だったりと色も変わるので不安になりますよね。

また、鼻水だけでなく咳を伴う場合や鼻水により眠れない場合もあり心配が付きものです。

「鼻水がとまらないのは風邪をひいているの?」

「機嫌はいいけど病院にいったほうが良い?」

「おうちでできるケアの方法が知りたい。」

「アレルギー性の鼻炎なのかな~」

など、鼻水が長引くといろいろな心配が出てきますよね。

今回は『赤ちゃんの鼻水トラブル』についてご紹介していきます。

  • 鼻水と咳が長引く原因
  • 解消する7つの方法

鼻水が垂れ続ける、長引く原因をまずは理解して、その原因に応じての対策をみていきましょう。

これで、少しでもお母さんたちの赤ちゃんの鼻水に関する心配が解消できればうれしいです!

目次

赤ちゃんが鼻水と咳が長引く原因って何?

まずは、赤ちゃんの鼻水が長引く原因についてみていきましょう。

アレルギー性鼻炎(鼻アレルギー)

赤ちゃんは、まだまだ免疫力が弱いので、ちょっとした外部刺激に対して反応が出ることがあります。

例えば、ほこりや寒暖差、花粉やカビやダニなど、大人では大丈夫な量のものでも敏感に反応してしまい、鼻水が出ているのかもしれません。

鼻アレルギーの症状としては、水っぱなや鼻づまりで、大人はくしゃみも出ることが多いのですが、赤ちゃんや子どもはくしゃみを伴わないことが多いのが特徴です。

赤ちゃんの鼻水がサラサラしたもので、透明であれば、温度や湿度が原因なのかもしれません。

湿度が低すぎないか、外気との温度差が激しすぎないか、また赤ちゃんの様子を確認してから、快適な空間を作るようにしましょう。

大人でも、寒暖差により鼻水がツーっと垂れることがあります。

それと同じ状態なので、赤ちゃんが元気で熱もなく、食欲もあるようであれば問題ないので、病院に連れていかなくて大丈夫でしょう。

外出も赤ちゃんの負担にならない程度であれば大丈夫です。

この場合は、お風呂もいれてあげて大丈夫です。

お風呂の湯気で鼻水が出やすくなり、すっきりすることもありますよ♪

急性鼻炎

急性鼻炎とは、いわゆる「鼻風邪」です。

症状としては、鼻水や鼻づまり、くしゃみが主で、その他にものどの痛みや咳が伴うこともあります。

これはウイルスや細菌によるもので、とくに治療をしなくても数日で自然に治っていきます。

しかし、長く続く場合には放置すると次に紹介する副鼻腔炎になっているかもしれません。

悪化する前に、一度かかりつけ医に相談するとよいでしょう。

副鼻腔炎(ふくびくうえん)

1950年代、「青っぱな」とも呼ばれる子どもたちが多く、子どもの6割がこの副鼻腔炎にかかっていたといわれています。

副鼻腔というのは、鼻の奥などにある洞穴のことで、そこに細菌やウイルスが入り込み炎症が起こります。

副鼻腔炎には、急性副鼻腔炎と、慢性副鼻腔炎に分けられます。

急性副鼻腔炎とは、ウイルスや細菌が副鼻腔に入り込み、そこに肺炎球菌やインフルエンザなどの細菌がくっつくことでおこります。

症状としては、鼻水や鼻づまり、発熱、せき、いびき、口呼吸、食欲低下などがあります。

これが、長引くと慢性副鼻腔炎と呼ばれます。

この慢性副鼻腔炎で多い症状が意外なのですが、「長引く咳」です。

鼻水だけでなく咳も長引くなーと感じたら、一度耳鼻科で診察してもらうとよいでしょう。

赤ちゃんの鼻水と咳を解消する方法

鼻水がとまらない赤ちゃん、見ているだけでかわいそうです。

おうちでもできる、赤ちゃんの鼻水のケアの仕方をご紹介していきます。

鼻水が出たらこまめに拭いてあげる

鼻水を拭いてもまた垂れてくるからと、垂らしっぱなしにはしないでください。

たくさんティッシュで拭くので、鼻の周りがかぶれて赤くなることがあるので、敏感肌用の柔らかいティッシュを使うのがおすすめです。

また拭いたあとは、保湿クリームやベビーオイルで保護してあげるとよいでしょう。

鼻水が垂れ続けてそのままにしていると、肌がかぶれてさらに痛くなるので、しっかりと拭いてくださいね。

部屋を加湿する

赤ちゃんの鼻水がサラサラしているときや透明なものが出ているときは、まずは部屋の湿度を上げてみましょう。

出来れば、湿度計を部屋に置いておくと良いですね。

最適な湿度としては50%以上を保つように目指しましょう。

暖房器具などもずっと使うと乾燥してくるので、こまめに加湿をしましょう。

寝る時には、枕の近くに、濡れたタオルを干しておくのも効果的ですよ♪

鼻水吸引器で吸ってあげる

市販の手動タイプの鼻水吸引器は生後0ヶ月から使用することができます。

電動タイプもありますが、これは生後3ヶ月から使えるものがほとんどです。

スポイトタイプや口で吸うタイプがあるので、実物や説明書を見たうえで購入しましょう。

赤ちゃんの鼻に直接お母さんの口をあてて、鼻水を吸ってあげる方法もありますが、細菌がお母さんに移ってしまう可能性もあるので、できるだけ避けるようにしてください。

それだけでなく、吸う力が強すぎて血がでたというケースもあるそうです。

また、鼻水が固まってきたときには、綿棒にオイルを含ませて優しくとってあげるとよいです。

鼻水が垂れているときに吸引器を使うのが一番なのですが、お風呂上りは湯気により鼻水がさらっとなるので、取りやすいです。

夜眠れない時にはタオルで調節

鼻水がたくさん出ていると、大人でも寝苦しいものですよね。

赤ちゃんも同じく寝苦しいので、一旦寝たかと思っても、すぐに起きてしまい寝不足になることがあります。

鼻水が原因で眠れないのであれば、タオルを頭の下に敷いて、少し頭を高くしてあげてください。

そうすることで、鼻水が奥まで垂れることがなく、呼吸も少しは楽になります。

市販の塗る風邪薬

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市販の塗り薬で、ヴィップスベポラップという塗り薬があります。

胸や喉、背中に塗るとスーッと鼻づまりを緩和してくれる塗り薬です。

症状が楽になりますが、根本的な病気を治すわけではありません。

生後6か月から使用することできます。

病院にいったほうがよいのか

鼻水が垂れていて、なかなか治らない時などどの時点で病院に連れていってあげるといいのか、判断が難しいですよね。

目安としては、鼻水や咳が続く、発熱がある、元気がないときなどは受診をおすすめします。

鼻水をすっきりとる裏ワザ

3歳くらいまでは、自分で鼻をかむことができません。

ティッシュで拭くことを嫌がる赤ちゃんも多く、お母さんも困りますよね。

そこで、奥まで溜まっている鼻水を取る裏ワザをご紹介します。

まずは、1枚のティッシュを2枚にはがします。

くっついていた内側の部分を外側にして、4つ折りほど細長い形におります。

人差し指で鼻の下にティッシュの端を当てて軽く鼻水をしみ込ませます。

そのまま、ティッシュを下にスーッと引いていくと、鼻水がティッシュにくっついてでてきますよ。

コツが必要ですが、これができるようになると、鼻水もたくさんとれてスッキリとできるのでおすすめです。

まとめ

赤ちゃんの鼻水が長引く原因には、鼻炎や風邪などいくつか考えられます。

赤ちゃんの体調や様子を観察して、病院に行った方がよいのか判断しましょう。

でも困った時には、受診するのが一番ですよね。お母さんも安心します。

今回ご紹介した方法を試して、赤ちゃんの鼻水がちょっとでもすっきりできると良いです♪