冷凍食品って便利ですよね。
お弁当に使用したり、忙しい時の食事に活用したり……。
野菜からおかず、パスタやラーメンまで。ありとあらゆる食材が、冷凍食品として売られています。
私も疲れて食事を作るのが面倒くさいときに利用しています。
子育て中にも大活躍の冷凍食品ですが、妊娠時にも私たちの生活の手助けをしてくれます。
「でも、添加物が入っていたりして、赤ちゃんによくないんじゃないの?」と、疑問を感じる方もいらっしゃるでしょう。
私もそんな疑問を持っていた妊婦のひとりでした。
この記事では妊婦の冷凍食品活用法と利用する際の注意点を、それぞれ2つずつご紹介します!
目次
妊婦の冷凍食品活用法2つ
冷凍食品であっても、正しい方法で正しい量を食べる分には妊娠中であっても問題はありません。
女性に人気の冷凍パスタや冷凍グラタン、冷凍チャーハンやコロッケまで安心して食べることが出来ます。
これは、妊娠初期から中期、妊娠後期にかけても同じことが言えます。
さて、妊娠中の冷凍食品はどのような点に注意をしてどのように活用していけば良いのでしょうか。
①脂っこいものが食べたくなるときに大活躍。
つわり中の妊婦さんは、油っこいものが無性に食べたくなります。
特に『フライドポテト』が食べたくなって仕方がないという方が多いとか。
フライドポテトって自分で作るとなると、ジャガイモの皮を剥いて、切って、揚げて、油を切って……。
とにかく手間がとてもかかります。つわりが酷いときは立つのもつらいというのに、長い間キッチンに留まることなんてできません。
ファーストフードに行って買ってくるっていう手もあります。
ですが、こちらも手作りと同様に、お店が近くになかったり、着替えたりメイクしたり、支度をする手間がかかります。
そんなときにオススメなのが、1袋200~300円ぐらいでたくさん入っている冷凍食品のポテト。
こちらは180度の油で2~3分揚げるだけで簡単にできちゃいます。
これならつわりが酷い妊婦さんでも、さっと作れて食べることができます。
買い物に行くのが辛い時でも、今はネットスーパーやネット通販などで気軽に買えて、しかも届けてもらえます。
他にもコロッケだったり、からあげだったりと、冷凍食品は妊婦さんが欲しがる揚げ物が豊富。
つわりが酷い時は食べられるものを食べて体力を落とさないようにします。偏食はしょうがないのです。とにかく食べないとだめです。
そんな時に助けてくれるのが、手早く作ることができる冷凍食品。
また、冷凍食品は買っておけば、自分で食べなくても旦那さんのお弁当や普段の食事にも使えるので、一石二鳥ですね♪
②できるだけ添加物のないものを選ぶようにする。
妊娠中に添加物を過剰に摂取すると、赤ちゃんに下記のようなリスクが伴います。
・アレルギーの原因になる
・胎児の成長の妨げになる
こうして書くと冷凍食品を食べること……というか、加工食品全てが怖いものとして感じてしまうかもですが、けっしてそのようなことはありません。
あくまでも過剰に食べるとです。
毎食添加物の入ったものを多量にとっていたらそうなってしまうかもしれません。
しかし裏を返せば、そんな食生活にしなければ大丈夫だということです。
そこで冷凍食品を選ぶ際に、ちょっとだけ気を付けると良いことをお伝えします。
パッケージの表や裏に、『無添加』『化学調味料不使用』と表示されているものがあります。
そのような食品を選ぶようにしましょう。
それともうひとつ、『冷凍野菜』を上手く活用してください。
『冷凍野菜』は茹でた野菜です。
ほうれん草やコーン、ブロッコリーやサトイモ、カボチャなど、一度は見たことがあるのではないでしょうか。
パッケージ裏の表示を確認するとお分かりになりますが、野菜しか使用していません。
味付けもされていないので、色々な料理に使用できます。
ほうれん草でしたら、お肉とコーンを加えてバター炒めにしたり、カボチャならお醤油やみりん、砂糖を加えて煮ものにしたりと、時短調理ができます。
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妊娠中の妊婦さんが冷凍食品を利用する際の注意点2つ
①冷凍食品は1日に1品程度の利用に留めておきましょう
妊娠時はあまり気にしすぎるとストレスが溜まってしまうのでよくありませんが、やはり添加物が気になるところです。
私は冷凍食品や加工品を利用するのは1日に1品と決めていました。
あとは納豆だったりお豆腐だったり、妊婦に良い食材かつ簡単に作れるものを食べて過ごしました。
1品にするという決まりはありませんが、極力自然のものを摂るという意識を持って生活することを心掛けてくださいね。
②冷凍食品に過度な拒否反応を起こすのは危険
たまに、「赤ちゃんの身体に少しでも悪いものは絶対に食べない」と決めて、加工品や冷凍食品などを一切食べない妊婦さんを見かけます。
そういう方を見ると、私はいつも「辛そうだな、苦しそうだな」と感じてしまいます。
どうしてか?健康食というものにとらわれ、ガチガチになっていて、妊娠生活をちっとも楽しめてないように思えたからです。
たしかに冷凍食品を過剰に摂取するのは身体に悪いことかもしれません。
しかし、本当に『悪』だったら、数多くの商品が売られているはずがありません。
あまり『身体に良いものだけを摂る』にとらわれないでください。
自分をちょっと甘やかしてあげてください。
お母さんが常日頃食に対してギスギスしていたら、赤ちゃんも苦しいはずですよ。
また、妊娠中はどうしても必要な栄養素も多くなり不足しがち。
とくに葉酸については厚生労働省も注意喚起している通り必ず摂取をするように徹底してください。
葉酸については下記ページで詳しく解説をしています。
葉酸サプリランキング2018~市販vs通販!妊娠中におすすめ葉酸サプリ35選
妊娠中は冷凍食品を上手く活用しましょう!
以上が『妊婦には冷凍食品は便利?それとも危険?2つの活用法と、利用する際の注意点2つ』でした。
私も妊娠時、冷凍食品にとてもお世話になりました。
妊娠がわかってすぐは「身体にいい食材を食べなきゃ」と躍起になって自炊に取り組んでいました。
ですが、つわりやお腹が大きくなっていく過程で身体がついていかずに断念。冷凍食品や加工品に少し頼らせてもらうことにしました。
すると、すっと気持ちが楽になって、今まで「赤ちゃん大丈夫かな?」と不安だらけだった妊娠生活にゆとりが生まれ、楽しめるようになりました。
過度に食べなければ、ママにも赤ちゃんにも冷凍食品は優しいと私は思っています。
上手に活用して、妊娠生活を少しでも楽なものに変えてみてはいかがでしょうか?