赤ちゃんのまぶたが腫れぼったい!腫れる原因や腫れたときの5つの対応策

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赤ちゃんや子どもの目が、知らないうちに急にぼっこり腫れていた!ということはありませんか?

あまり見たことのない症状に、驚き、慌ててしまう人も多いでしょう。

片目だけ腫れて、目が見えづらくなることもあり、早く治療してあげたいものです。

赤ちゃんの瞼が腫れるというのは、自然ではなく、何らかの原因が考えられます。

また、手が上手に動かせるようになった赤ちゃんや子どもは、まぶたが腫れていて気になり、

ゴシゴシこすって悪化してしまうこともあります。

また、腫れているだけでなく赤くなっていたり、充血や目やにが伴うこともあります。

まぶたの腫れが悪化しないためにも、効果的な対応策が必要です。

「赤ちゃんのまぶたが腫れる原因は?」

「まぶたが腫れる病気ってどんな病気?」

「おうちでできるまぶたが腫れたときの対処方法が知りたい!」

など、赤ちゃんのまぶたが腫れたときに、様々な不安や疑問が浮かんできます。

今回は、赤ちゃんや子どものまぶたの腫れについて、その原因や関係する病気などご説明していきます。

・赤ちゃんや子どものまぶたが腫れる原因

・まぶたの腫れを伴う病気

・まぶたが腫れているときの5つの対応策

今、まさに赤ちゃんのまぶたが腫れていて原因を知りたい人や、病院に連れて行こうか悩んでいる人、

何科を受診すればよいのか迷っている人などの参考になれば嬉しいです。

目次

赤ちゃんや子どものまぶたが腫れたときに考えられる原因

まぶたが腫れるといっても、腫れぼったくなる場合と赤くはっきり腫れる場合があります。

また、片方のみ腫れる場合や、両方腫れる場合もあります。

赤ちゃんや子どものまぶたが腫れる原因は、さまざまです。

眠くて目をこすりすぎた、目にほこりが入ってかいてしまったなどの原因や、

細菌やウイルスに感染してしまい炎症している、アレルギー症状をおこしている、虫に刺された、

小児ネフローゼ症候群にかかったなどの病気が関係していることもあります。

腫れぼったい症状が続く場合には、腎臓病や心臓病、甲状腺機能低下症などが考えられます。

片側のまぶたが腫れているときには、麦粒腫や結膜炎のときです。

腫れている具合や、その他の症状などにも目を向けて、何が原因でまぶたが腫れているのか、

考えてみましょう。

赤ちゃんや子どもで考えられるまぶたの腫れを伴う病気とは?

乳幼児は免疫力が低いため、細菌やウイルスをもらいやすくなります。

赤ちゃんや子どもたちで、保育園や幼稚園に預けていると、もらってくることも少なくありません。

また、小さな子どもは、鼻と目の位置が近いので、鼻から細菌やウイルスが感染することもあります。

そのため、風邪で鼻水がたくさん出ているときに瞼が腫れることもあります。

まぶたが腫れる特徴をもつ病気をご紹介しますので、参考にしてみてください。

ものもらい

ものもらいは、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)という名前の病気です。

まぶたの毛根の部分には、汗や皮脂を分泌する腺があるのですが、

この部分に細菌が感染することで起こります。

麦粒腫は上まぶたの外側にできることが多く、初めはまぶたのふちが赤くなります。

その後痛みやかゆみがあり、目やにが出始め、瞬きさえしづらくなります。

まぶたが腫れてきてさらに赤くなると、その部分にしこりができます。

指で押さえると痛く、しこりの中にはうみが溜まっています。

3~5日後には自然にうみがでてよくなりますが、痛みを伴うので、

早めに眼科で切開しうみを出してもらうとよいでしょう。

結膜炎

子どもの目の病気として、もっとも多いのは結膜炎です。

結膜炎の原因は、ウイルスによるもの、細菌によるものが圧倒的に多いようです。

最近は、花粉症になる子どもも増えてきたので、アレルギー性の結膜炎と呼ばれることもあります。

結膜炎には、新生児結膜炎、流行性結膜炎、プール熱(咽頭結膜熱)、細菌性結膜炎、

アレルギー性結膜炎、春季カタルとたくさんの種類があります。

それぞれ簡単に説明すると、新生児結膜炎は出生時に産道にある細菌により結膜炎を起こします。

細菌としてはクラミジアがもっとも多い原因です。

流行性結膜炎は、アデノウイルス8型、19型、37型に感染して起こります。

目やに、結膜の充血、まぶたの腫れがみられます。

朝はお布団にべったり目やにがついていることもあり、日中はさらっとした目やにが出ます。

プール熱は、アデノウイルス3型によって起こります。夏風邪の代表です。

結膜の充血、目やに、高熱を伴う発熱、リンパの腫れ、扁桃の腫れ、吐き気や下痢、筋肉痛などの

症状があげられています。

細菌性結膜炎は、肺炎球菌やインフルエンザ菌、連鎖球菌、ブドウ球菌などさまざまな菌が原因でなります。

アレルギー性結膜炎の代表はハウスダストや植物の花粉、食べ物などになっています。

植物の花粉によるアレルギー性結膜炎は結膜花粉症と呼ばれ、幼少時にも増えてきました。点眼薬や目を冷やすことで痒みがおさまります。

その他の花粉やハウスダスト、ダニ、かび、猫の毛などでも症状がでます。

春季カタルは、あまり耳にしたことのない病名かもしれませんが、子どもや青少年がかかる両眼性の結膜炎です。

喘息やじんましん、アトピー性皮膚炎を持っている子どもが多く発症します。

特定の原因はわかっていませんが、かゆみが強くねばねばした目やにがでます。

小児ネフローゼ症候群

小さな子どもでの腎臓病は珍しいのですが、ネフローゼ症候群というものがあります。

まぶただけではなく、顔や下肢が、突然むくんで発見されます。

慢性化することもあり、厄介な病気です。

2~6歳の頃によく起こる病気で、男の子のほうが女の子の2倍発症しやすいことが分かっています。

大半は原因がわからないものが多いようです。

治療は、命にかかわるものではないのですが、入院して治療を行います。

ここで紹介したもの以外にも考えられる原因があるかもしれません。

異常なまぶたの腫れや赤み、かゆみ、痛みを訴えているようであれば、早めに眼科を受診しましょう。

また、発熱や、目以外の症状を伴っている場合には、目が原因でない場合もあるので、

一度小児科を受診し、相談してみるとよいでしょう。

まぶたが腫れているときのおうちでケアする5つの方法

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ティッシュは何度も使いまわさない

目やにや涙などを拭く時に、少ししか使わずにもったいないと、何度も使うことがあります。

しかし、細菌やウイルスによるまぶたの腫れなのであれば、片方腫れていた場合、

反対側にも移り腫れてしまうことがあるので、毎回捨てるようにしましょう。

赤ちゃんの手の届かないところに処理するようにしましょう。

また、お父さんやお母さんなどご家族も、そのティッシュで目などを拭かないように注意しましょう。

タオルも一度使ったら洗濯する

タオルもティッシュと同じく、何度も使用しないようにします。

毎回交換するのは大変なので、コットンや薄いガーゼ、キッチンペーパーなどで代用した方が、

処理が楽なのかもしれません。

お風呂は同じ浴槽に入らない、入浴を避ける

目が腫れているときの原因に、細菌やウイルスによるものであるのならば、

ご家族に移らないためにも、同じ浴槽に浸かるのは避けるようにしましょう。

シャワーの日などに変更して、お風呂にお湯を溜めないほうが良いかもしれせんね。

目をこすらないようにする、こすったら手を洗う

赤ちゃんや小さな子どもたちは、目をこすらないようにさせるのが難関です。

まぶたがかゆく目をこすってしまうと、眼球に傷がついてしまうことがあります。

かゆみ止めが入った点眼薬を使う、激しくこすっているようであれば手を抑えてあげる、

少し他の事に気をそらしてみるなどこすらない方法を探してみましょう。

爪も短くきっておくと安心です。

赤ちゃんの場合にはミトンをつけてあげてもいいですね。

もし、目をこすっていたら、その度に石鹸できれいに手を洗わせることも大切です。

目を冷やす

まぶたが赤く腫れているときには、熱をもっているので、冷たいタオルなどを当てることで、

痒みが収まることがあります。

目を隠すので、怖がる子どももいます。

横で優しく声をかけながら、行ってみましょう。

まとめ

赤ちゃんや小さな子どものまぶたの腫れは、アレルギーや病気のサインであることがあります。

発熱はないか、ご機嫌や様子はどうか、まぶたの腫れ以外の症状がないかなど確認しましょう。

おうちでのケアも怠らずに、早めに眼科、または小児科を受診してあげましょう。

まぶたが腫れていることで痛みや痒みがあることもあるので、悪化しないためにも、

早めの行動が大切でしょう。