口どけが良く、赤ちゃんでも食べやすいおやつであるたまごボーロ。
赤ちゃんへのおやつデビューに食べさせたいと考えるお母さんも多いでしょう。
また、赤ちゃんだけでなく、たくさんの子どもたちからも愛されていますね。
しかし、たまごボーロには卵や片栗粉などが使用されており、アレルギーの心配もあります。
そのため、たまごボーロを初めて食べさせるときには注意が必要なのです。
「いつから赤ちゃんにたまごボーロを食べさせていいの?」
「たまごボーロを食べさせるときに何か気を付けることはある?」
「おうちでたまごボーロを作ってみたい!」
など、たまごボーロを赤ちゃんに食べさせるときに、不安や疑問が出てきますね。
今回は、不安を解消すべく、赤ちゃんとたまごボーロについて詳しくご紹介していきます。
・赤ちゃんがたまごボーロを食べられる時期
・注意するべき4つのこと
・たまごボーロの手作りレシピ
・アレルギーの赤ちゃん向けのボーロレシピ
赤ちゃんのおやつで困っているお母さん、たまごボーロを食べさせてみようか悩んでいるお母さんなど、
赤ちゃんとたまごボーロについて頭を抱えている人の参考になれば嬉しいです♪
目次
赤ちゃんはいつからたまごボーロを食べても大丈夫?
離乳食が始まるのが生後6ヶ月頃からが一般的です。
10倍粥を食べることに慣れてきたら、今度はおやつも楽しませてあげたいものです。
市販のボーロの表示によると、離乳食が始まり1ヶ月が経った生後7ヶ月頃から推奨されているようです。
しかし、商品によっては、対象年齢が違うのでしっかりパッケージを確認するようにしましょう。
また、慌てて食べさせる必要はなく、1歳を過ぎてからでも大丈夫です。
歯があまり生えていなくても、たまごボーロは口の中で溶けるので、口の中で転がして、
ゆっくりと溶かしながら食べることができます。
たまごボーロが好きな赤ちゃんもいますが、嫌いな赤ちゃんもいますよ♪
口に入れてべーっと出してしまう子もいるので、無理して与えず、少し時間をおいて、
忘れた頃に、また食べさせてあげてみてくださいね。
赤ちゃんにたまごボーロを食べさせるときに注意してほしい4つのこと
ベビー用以外のボーロはダメ
たまごボーロには、ベビー専用のボーロとそれ以外のボーロが販売されています。
普通のボーロは味付け(甘さ)が濃いため、赤ちゃんに食べさせないように注意しましょう。
くちどけが赤ちゃん用とは異なるので、誤嚥して窒息の原因となることもあります。
1歳半~2歳以降くらいであれば、少量は食べさせても大丈夫です。
しかし、与えるときは必ず大人が近くで見守るようにしましょう。
赤ちゃん用のボーロは、他のボーロに比べるとホロホロと溶けやすくなっています。
舌で潰して食べることもできるのおすすめです。
お母さんも、ぜひ一緒に食べてみてくださいね。
薄味でホロホロとしているので、赤ちゃんにも安心して食べさせることができます・
砂糖が多く含まれている
ベビー用のボーロとはいえ、やはり砂糖が含まれています。
赤ちゃんがもっと食べたいと意思表示をしていても、できるだけ保護者が制限してあげるようにしましょう。
袋のまま渡すのではなく、おやつ用のお皿を準備して、何個かいれて出してあげましょう。
卵アレルギーの心配がある
たまごボーロには、名前にあるように卵が含まれています。
卵アレルギーのある赤ちゃんが、たまごボーロを食べるとアレルギー症状が出る可能性が高いです。
そのため、まだ卵を食べさせたことのない赤ちゃんに、たまごボーロは食べさせない方がよいでしょう。
アレルギーの症状としては、湿疹や蕁麻疹、下痢や嘔吐、咳や喘息などがあり、
呼吸困難などが現れるアナフィラキシーショックを起こす可能性も考えられます。
もし、アレルギーの反応が出た場合には、食べさせるのはすぐに辞めて、
早めにかかりつけ医に相談するようにしましょう。
喉の詰まらせる危険性がある
たまごボーロは溶けやすいのですが、まれにすぐに飲みこみ喉に詰まらせてしまうことがあります。
赤ちゃんに食べさせるときに目を離さないようにしましょう。
歯が生えてきて、奥歯でかみつぶせるようになってきたら、喉に詰まらせる可能性も低くなってきます。
意外に簡単でびっくり!手作りボーロの簡単レシピ
ボーロは市販のものというのが当たり前と思っている人!
実は、ボーロは手作りで簡単に作ることができるんです。
さらに、アレンジが出来ますし、子どもが少し成長したら、一緒に作ることもできます。
そんなボーロのレシピをご紹介していきます。
たまごボーロ
<材料>100粒分
・卵黄 1個
・砂糖 35g
・牛乳 小さじ1.5
・片栗粉 100g
・スキムミルクか粉ミルク 大さじ1
<作り方>
1.ボウルに卵黄と砂糖と牛乳をいれて、ヘラでよく混ぜ合わせます。
2.1に片栗粉とスキムミルクを半量加えてさらに混ぜ合わせます。
3.残りの半分も入れてよく混ぜます。
4.まとまったら、4等分に分けましょう。
5.それぞれ細長―くコロコロと伸ばしていきます。
6.包丁やスケッパーで1㎝の長さで切り分けて、丸めていきましょう。
7.180度に予熱したオーブンで10分焼けば完成です。
基本的な卵ボーロ―はこのレシピでできます。
さらに、きな粉などを加えてみても美味しく仕上がりますし、
ボーロに食紅をつけた爪楊枝でチョンと描くことでアンパンマンなどのキャラクターを描くこともできます。
3日程保存することもできるので、まとめて作り置きしておいてもよいですね♪
とても美味しいので、家族みんなで食べることができます。
卵アレルギーのある赤ちゃん向けの手作りボーロレシピ
アレルギーがあるからといって、ボーロが食べられないというわけではありません。
おうちで、卵抜きのボーロを作ってあげてみませんか?♪
4色のカラフルなボーロ
アレルギー27品目を使用しない可愛いボーロのレシピです。
それぞれのパウダーは100円ショップのセリアや輸入雑貨店などでも仕入れ可能です。
<材料>
・ラード 各色12g
・粉糖 各色7g
・片栗粉 桜と紫30g 緑40g オレンジ25g
・水 緑5g 桜と紫とオレンジは3g
・ほうれん草パウダー 1g
・桜パウダー 2g
・紫芋パウダー 1g
・かぼちゃパウダー 2g
<作り方>
1.オーブンを160度に予熱しておきましょう。
2.ラードと粉糖をよくませ合わせます。(1カラー分の作り方です。)
3.2に片栗粉と作りたい色のパウダーを加えてよく混ぜ合わせます。
4.さらに水をいれて混ぜ合わせます。
5.まとまったら、20等分に分けてコロコロと丸めて天板に並べていきます。
6.オーブンで15分焼いたら出来上がりです。
たまごなしボーロ
<材料>
・片栗粉 大さじ3.5
・粉ミルク 100ml分
・水 小さじ1
<作り方>
1.片栗粉と粉ミルクを軽く混ぜ合わせてから、水を少しずつ加えていきます。
2.まとまってきたら、1㎝ほどの大きさに丸めましょう。
3.170度に予熱したオーブンで10分焼いたら完成です。
まとめ
赤ちゃんの卵アレルギーが心配であれば、卵なしのボーロから食べさせてみてはどうでしょう。
手作りすることで、一粒の大きさを小さくすることもできますし、形を作ることもできて楽しいですよ♪
市販のボーロを食べさせるときには、対象年齢の確認とベビー用であるかなどをチェックしてください。
赤ちゃんと楽しくおやつタイムを過ごせるようなきっかけになれれば嬉しいです。