赤ちゃんと一緒にタクシーに乗れる?チャイルドシートは?一緒に乗るときの4つのポイント

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春や秋など気候が安定しているときは、赤ちゃん連れの移動は徒歩でも問題ないですよね。

しかし暑い夏や寒い冬の移動は、赤ちゃんにとっても大人にとっても大変なものです。

そこで利用したいのがタクシー。

「タクシーって赤ちゃんと一緒に乗っても大丈夫なの?」
「赤ちゃんはチャイルドシートが必要だけどタクシーは?」
「どうやって乗ったら安全?」

などなど、赤ちゃんと一緒にタクシーに乗車するときの疑問や不安があると思います。

私が住む地域では車がないと生活することができないので、娘が赤ちゃんの時にタクシーに乗る機会はありませんでした。

しかし関東方面からこちらに移住してきた友人は、赤ちゃんと一緒にタクシーをよく利用していました。

赤ちゃんと一緒にタクシーに乗るときのポイントは全部で3つ!

1. 赤ちゃんと一緒に乗れるかタクシー会社に確認!
2. チャイルドシートの利用は免除されている!
3. 抱っこひもを使って安全に!

タクシーを上手に利用することで、赤ちゃんとの行動範囲もぐっと広がります。

より安全に、安心してタクシーが利用できるように、赤ちゃんと一緒のタクシーの利用の仕方を紹介しますね!

目次

赤ちゃんと一緒にタクシーに乗れる?

まず最初に気になるのが、

「赤ちゃんと一緒にタクシーに乗ることってできるの?」

ということですよね。

「赤ちゃんと一緒だと断られないかな」
「嫌な顔をされたらどうしよう」

そんな不安がある人もいるでしょう。

以前は確かにこういったことがあったことも事実です。

しかし現在は赤ちゃん連れでも問題なく乗ることができるようになってきていますよ。

問題なく乗ることができる

先にも触れましたが、ちょっと前は赤ちゃん連れや子供連れだとタクシーの乗車を拒否されたり、あからさまに嫌な顔をされたり、手を挙げてもなかなか停まってもらえなかったりといったこともあったようです。

しかし最近は赤ちゃんや小さな子どもが一緒でも乗りやすいようになってきています。

タクシー会社のほうでも子ども連れのお客さんへの対応が強化され、講習を行っているところも増えてきています。

念のため赤ちゃん連れで乗車OKか確認

赤ちゃん連れでも問題なくタクシーに乗ることができますが、タクシーに乗る際には念のため赤ちゃん連れであることを告げましょう。

・赤ちゃんと一緒に乗っても大丈夫か
・どのくらいの距離を移動するのか

などを乗る前に伝えておくと安心です。

短距離ならOK、ということも多いですから、しっかり確認しておくことでトラブルなく安心してタクシーを利用することができますね。

子連れに嬉しいママ向けのサービスがあるタクシーも

最近では子連れに嬉しいママ向けのサービスを行っているタクシー会社も少しずつではありますが、増えてきています。

ママ向けのサービスというのは、

・チャイルドシートの設置がある
・ドライバーが講習や実習を受けている
・荷物を運ぶなどのサポートがある

といった内容です。

すべてのタクシー会社が行っているわけではなく、一部のタクシー会社のサービスです。

こういったサービスがあって当たり前、とは思わないようにしてくださいね。

タクシーはチャイルドシートはいる?

次に気になるのが、

「普通の車はチャイルドシートが義務だけど、タクシーはいいの?」
「チャイルドシートがないと安全面に不安がある」

という疑問や不安を感じている人も少なくありません。

私も赤ちゃん連れでタクシーに乗車するときに一番気になることは、チャイルドシートのことです。

タクシーにはチャイルドシートをつけなくてもいいのでしょうか。

公共の乗り物はチャイルドシート免除

一般の車では、6歳未満の子どもを乗せるときにはチャイルドシートを使用することが義務となっていますよね。

チャイルドシートに座らせずに子どもを車に乗せた場合、交通違反となり点数が減点されます

しかしバスやタクシーの場合、チャイルドシートの設置は義務ではありません。

赤ちゃんと一緒にタクシーに乗る場合でも、チャイルドシートに乗せなくても運転者への罰則はありません。

その理由は?

バスやタクシーにチャイルドシートの設置が義務化されていない理由は、

・どんな人が乗車するか予測できないため
・予測できてもすべての人に合ったものを準備できないため

という2点です。

公共の乗り物は赤ちゃんだけでなく様々な人が利用します。

赤ちゃんのためだけにチャイルドシートを完備しておくことは難しいということですね。

安全面ではあったほうがよい

しかし安全面においては、赤ちゃんが車に乗るときにはチャイルドシートがあったほうが絶対的に安心です。

タクシーは実質チャイルドシートの設置は義務ではないものの、赤ちゃんのためだけを考えたらチャイルドシートは必要なものです。

チャイルドシートなしでの乗車が不安なら、しばらくはタクシーの乗車は避けたほうがいいかもしれませんね。

赤ちゃんと一緒にタクシーに乗るときの4つのポイント

赤ちゃんと一緒にタクシーに乗る時は、より安全にそして安心して乗りたいですよね。

チャイルドシートがなくてもできるだけ安全に・安心してタクシーに乗るためには、次の4つのポイントを押さえて乗ってみてくださいね。

1. 抱っこひもを使おう
2. 大人がシートベルトをしてから抱っこ
3. おすわりができる場合2点式のベルトをしよう
4. 授乳は乗車の前に済ませよう

抱っこひもがあると安心!

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赤ちゃんの月齢に関わらず、タクシーに乗るときには抱っこひもを利用しましょう。

抱っこひもがあることで赤ちゃんをしっかりホールドして乗ることができます。

赤ちゃんがいると、荷物も何かと増えてしまうものですよね。

抱っこひもを使うことで両手が空き、乗り降りも楽になりますよ。

赤ちゃんと一緒にシートベルトをするのはNG!

タクシーに乗車したら、後部座席でもシートベルトをしっかり着けることが大切です。

「赤ちゃんと一緒に乗るときはシートベルトはどうしたらいいの?」

と思ってしまいますよね。私もこれはちょっと迷いました。

・赤ちゃんを抱えたまま一緒にシートベルトを着けるのか
・大人がシートベルトをしてから赤ちゃんを抱っこするのか

正解は後者の『大人がシートベルトをしてから赤ちゃんを抱っこする』です。

赤ちゃんと一緒にシートベルトをしてしまうと、急停車をした時に赤ちゃんの首が圧迫されることがあります。

そのため、シートベルトは必ず大人が着けるようにしましょう。

おすわりができる赤ちゃんは2点式のベルト着用!

腰がしっかりすわり、赤ちゃんがひとりでしっかりおすわりすることができるようなったら、赤ちゃんにもシートベルトを着けてあげましょう。

抱っこひもを使う場合は抱っこでの乗車でもいいですが、抱っこひもがない場合はシートベルトをすることが好ましいです。

ただし、3点式のものではなく、後部座席中央のシートの2点式のシートベルトがおすすめです。

赤ちゃんにシートベルトを着けたら、後ろから支えるように抱きかかえて乗りましょう。

授乳は早すぎても遅すぎてもNG!

赤ちゃんとタクシーに乗るときに、

「授乳はいつしたほうがいいのかな?」

と思ってしまいますよね。

「タクシー内で授乳しなくてもいいように直前がいい!」
「吐き戻しが心配だから授乳はしないほうがいい」

どちらもあっているような気がします。

理想は、タクシーに乗る30分前までには授乳を終わらせておき、眠くなるころを狙うということです。

なかなかうまくいかないかもしれませんが、赤ちゃんがごきげんなときに乗れるようにタイミングを合わせてみてくださいね。

出産後退院時にタクシーを利用したい!

赤ちゃんが産まれて、産院から自宅に帰るときにタクシーを利用したいという人もいるでしょう。

・退院日が平日で迎えが頼めない
・電車やバスで帰るのは不安

など、様々な理由でタクシーを利用したいと考える人がいます。

しかし産まれたての赤ちゃんとタクシーを利用するのはやっぱり不安も大きいもの。

1. 事前に予約をしておこう
2. 新生児が乗ることを伝えよう
3. チャイルドシートの有無も確認しよう

退院時にタクシーを利用する場合は、この3つのことを押さえて利用するのがおすすめです。

退院の日に予約をしておこう

退院の日が決まったら、なるべく早めにタクシーの手配をしておきましょう。

お住まいの地域によっては電話をすればすぐに迎えに来てくれるタクシーもありますが、タイミングによっては到着するまでにかなりの時間を要することもあります。

新生児を連れているこ戸もそうですが、産後すぐは体力の回復もまだ完全ではありません。前もって

「○月○日の○時に○○病院まで迎えをお願いします」

と予約しておくと安心ですね。

新生児が乗ることを伝えよう

退院時にタクシーを利用するときには、必ず新生児が乗車することを伝えることが大切です。

予約をする場合は予約時に、電話で迎えに来てもらうときは電話をした時にきちんと伝えます。

新生児の赤ちゃんが乗ることを伝えることで、ドライバーさんも安全な走行を心がけてくれるはずです。

チャイルドシートが設置されているかも確認!

自分の安全を自分で守ることができない赤ちゃんを、できるだけ安全に車に乗せるためにはチャイルドシートは不可欠です。

特に新生児の赤ちゃんはさらに心配になってしまいますよね。

タクシーはチャイルドシートの設置が義務ではありませんが、できればチャイルドシートの設置があるタクシーを利用したいもの。

いくつかのタクシー会社に問い合わせをしてみて、チャイルドシートの設置があるかどうかを確認することもおすすめです。

あると便利!タクシー乗車時の赤ちゃんグッズ3選

赤ちゃんと一緒にタクシーに乗るときの必須アイテムとして、抱っこひもを紹介しました。

それ以外にもおすすめの赤ちゃんグッズがあります。

ここでは3つの赤ちゃんグッズを紹介しますので、ぜひ用意しておいてくださいね。

1. おくるみ
2. 授乳ケープ
3. ベビーシート

おくるみで寒さから赤ちゃんを守る!

赤ちゃんは体温調節はまだ上手にできません。

月齢が低ければ低いほど体温調節は苦手といっていいでしょう。

タクシー内は夏は冷房が強く効いていることもありますし、冬は少し寒さを感じるかもしれません。

そんな時におくるみがあれば、赤ちゃんを寒さから守ってあげることができますね。

おくるみに包まれていることで赤ちゃんが赤ちゃんが安心感を得ることもできますよ。

授乳が必要になることがあるかも!?

タクシーに乗る前にしっかり授乳をしても、移動時間によっては途中で授乳が必要になるケースもあります。

母乳育児の場合は、もしもの授乳に備えて授乳ケープをすぐに取り出せるようにしておくこともポイントです。

持ち運び式のベビーシートで安全に移動!

車を持っていない場合でもタクシーでの移動が多い場合は、持ち運びができるベビーシートがあるととっても便利です。

チャイルドシートとしての利用はもちろん、家ではバウンサーの代わりとして使うこともできますし、スーパーなどに行った時にもそのまま連れて行くことができます。

チャイルドシートと一体型になっている本格的な商品から、手ごろな価格で購入できる商品まで様々。

ライフスタイルや用途に合わせて用意しておくのがおすすめです。

まとめ

赤ちゃんと一緒にタクシーに乗るのは、やはりちょっとだけ不安を感じてしまうもの。

チャイルドシートなしでも乗ることができますが、赤ちゃんの安全を考えればチャイルドシートはあったほうがいいでしょう。

赤ちゃんとタクシーに乗るときは、

・事前に赤ちゃんが乗ることを伝える
・チャイルドシートの有無を確認
・ない場合は抱っこひもやシートベルトを適切に利用する

といったことを押さえて乗るようにしましょう。

赤ちゃんが産まれてからの1年は1か月健診などの定期健診のほか、予防接種などの通院も多い時期です。

赤ちゃんと一緒に乗るときの心構えをしておくだけで、タクシーにも安心して乗ることができるはずです。

上手にタクシーを利用して、安心・安全にお出かけを楽しみましょう!