赤ちゃんのまぶたが腫れて赤い!原因や今すべき対処方法

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目次

気になるまぶたの腫れ

まぶたの皮膚は薄いと言われています。大人でもちょっとしたことで腫れてしまうまぶた。

それが赤ちゃんのまぶたが腫れているともなれば心配になってしまいますよね。

その原因と対処法は様々。今回は赤ちゃんのまぶたが腫れる原因と対処法をご紹介します。参考にしてみてくださいね。

まぶたが腫れる大きな原因2つ

原因その1 細菌やウィルスによる腫れ

赤ちゃんのまぶたが腫れてしまう原因で一番多いのは細菌やウィルスによる感染です。

赤ちゃんは免疫力が弱いので感染しやすい状態です。また小さい子どもは目と鼻をつないでいる鼻涙管(びるいかん)という部分が短く鼻からの細菌やウィルスによる感染が多くなってしまいます。

原因その2 アレルギーによる腫れ

アレルギーによってもまぶたが腫れる場合があります。

ひとえにアレルギーといってもその種類は様々。

家の中のダニやハウスダスト、屋外では花粉、食品や薬品などによるアレルギーが考えられます。

原因がアレルギーの場合はその原因であるアレルギー物質に触れない・摂取しないのが一番です。

しかし、アレルギーの原因がわからない場合の治療はまぶたの腫れを抑えるための目薬を処方してもらうことです。

しばらく様子を見ていても腫れが引かない場合は早めに小児科、もしくは眼科を受診しましょう。

まぶたが腫れていると考えられる主な病気2つ

赤ちゃんのまぶたが腫れている場合に考えられる目の病気をご紹介。病院に行く前に参考にしてください。

・ものもらい

まぶたの毛穴などから細菌に感染しまぶたが腫れてしまうものもらい。

汚れた手で目をこすったり、枕やタオルなど肌に触れるものから感染する場合も。

赤ちゃんの爪は伸びやすいのでこまめに切ってあげ、清潔に保ちましょう。

赤ちゃんがどうしても目を触ってしまう場合はミトンをしてあげるのも対処法の一つ。

(※ミトンをおすすめしない病院もあります。使用する場合はあくまで腫れが引くまで、など期間限定で使用しましょう。またミトン自体も清潔に保ちましょう)

合わせて赤ちゃんの身の回りの枕やタオルも常に清潔に保つことも意識してくださいね。

病院でものもらいと診断された場合の治療法は主に抗菌剤の点眼です。膿が溜まっていたりなどのひどい場合にはまぶたを切開して膿を出す治療も。

・結膜炎

ウイルスや細菌に感染することによって起こる結膜炎。

特に多いアデノウイルスによる結膜炎は流行り目やプール熱とも言われています。ウィルス性の結膜炎は残念ながら治療法は腫れが引くのを自然に待つことしかありません。

また、結膜炎は非常に感染力が強いので家族間で移らないように注意が必要です。

外出や保育園なども治るまで控えた方が良さそうです。

その他、まぶたの腫れで考えられる病気

ものもらいや結膜炎以外にも稀に他の病気の可能性があります。

考えられる病気を紹介しますので参考にしてください。

・ダニやノミによる虫刺され

まぶたの皮膚は非常に薄いためダニやノミなどに刺された場合には大きく腫れてしまう時があります。

もし、虫刺されでまぶたが腫れてしまたら冷やしたタオルやタオルを巻いた保冷剤などでまぶたを冷やしてあげましょう。腫れとともに痒みを抑えるのにも有効的です。

それでも腫れが引かない場合は念のために小児科や眼科を受診しましょう。

・小児ネフローゼ症候群

今まで紹介したまぶたの腫れ以外に小児ネフローゼ症候群と呼ばれるものがあります。

この病気は肝臓の尿を作る部分に障害が生じることで体全体が浮腫んでしまいます。

まぶた以外にも顔や手足にも浮腫みが現れるのが特徴。また、だるそうにしていたり、食欲がない場合も小児ネフローゼ症候群の可能性が考えられます。

この病気と診断された場合は入院しステロイドによる薬物治療と食事による治療が必要になります。退院後も再発の可能性はありますが、成長とともに治るケースが多いようです。

まぶたが腫れたらどうしたらいい?

すぐにできる対処法4つ

赤ちゃんのまぶたの腫れに気づいたら、家族に感染する場合もあるので注意が必要。

下記にすぐにできる対処法をまとめたのでチェックしましょう。

・目ヤニや涙などの目を拭いたティッシュを個別に捨てましょう。

・タオルを共有しないようにしましょう。(ペーパータオルを使用すると何度も洗わずに捨てることができるので便利です)

・入浴時に同じ浴槽に入らないようにしましょう。

・目をこすったり触らないようにしましょう。目を触ってしまった場合はこまめに手を洗って清潔に。

気になる場合は早めに病院へ

大人でも突然、朝起きたら目が腫れていたということは多々ありますよね。

大人なならそのまま放っておいても自然に治る場合がほとんど。

しかし、免疫力が弱く体が未発達な赤ちゃんはそうはいきません。

少し様子を見ても治らなそうであれば早めに病院での受診をオススメします。また、2次感染の可能性もあるので家族も十分に注意してくださいね。