授乳中はアーモンドを食べても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と2つの注意点やレシピ

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アーモンドをはじめ、ナッツには美肌や老化防止効果があることを知っていますか?

女性にとても良い効果をもたらしてくれるアーモンドですが、授乳中のおやつにもおすすめなんです。

その理由は、『腹持ちがいいのに乳腺炎になりにくいから』です。

この記事ではアーモンドについて詳しくお話するとともに、授乳中のおすすめの食べ方や注意点などを紹介します。

最後まで記事を読んでいただければ、アーモンドを食べることについての疑問がなくなるはず!

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

アーモンドって?

バラ科の落葉樹の実です。

ナッツの代表格として、とても有名でお菓子の材料としてもよく使用されます。

そのまま素焼きしたものや塩で炒ったものなども人気で、栄養価も高くダイエット中の人に好まれる食べ物のひとつです。

オリーブ油などに含まれる不飽和脂肪酸が多く、コレステロールの排出や血栓の予防に効果があるとされています。

他には抗酸化作用で動脈硬化や老化を防止し、カルシウムや鉄も含まれるので骨を強化したり、貧血予防に繋がります。

また肝臓を予防してくれる働きもあるので、おつまみとして食べると身体への負担を軽減してくれるでしょう。

アーモンドは授乳中におすすめの食べ物?

授乳中は偏った食事、特に油っぽいものばかり食べると母乳が出なくなったり、乳腺炎になってしまうと言われていますが、実はこれに関する科学的な根拠はありません。(※)

あくまでも一説ではありますが、健康的な食事を心がけるという意味でも、油っぽいものはなるべく控えたいですよね。

アーモンドにはオリーブ油と同じ成分が含まれており、この油は摂っても大丈夫な植物性油なのでオススメの食べ物と言えるでしょう。

摂ってはいけない油とは、動物性のラードやバター、揚げ物やマヨネーズなどです。

ただ、アーモンドも油脂を含みますので、食べ過ぎには注意が必要となります。

※乳腺炎についてはこちら『妊婦は乳腺炎になりやすい?妊娠中の乳腺炎の原因と4つの予防対処法』をご参照ください。

アーモンドのカロリーは?

・アーモンド10粒(10グラム)60キロカロリー
・アーモンドミルク(200ml)30キロカロリー
・アーモンドチョコレート1個 24キロカロリー

アーモンドはビタミンEがごまの約300倍、食物繊維はレタスの約9倍と、とても身体に良い食べ物です。

授乳中におすすめのアーモンドの食べ方は?

塩分の含まれない『素焼きのアーモンド』がおすすめです。

量は1日約20~25粒までがいいでしょう。

個人的な意見ですが、アーモンドを20粒食べるより、ミックスナッツを同等量食べるほうが味も飽きがなくおすすめ。

私の妊娠&授乳期のおやつは、もっぱらミックスナッツでした。

関連記事⇒授乳中はナッツを食べても大丈夫?母乳や赤ちゃんへの影響と注意点、1日の摂取量とレシピ

アーモンドミルクは飲んでもいい?

アーモンドミルクは、アーモンドの効果を余すことなく得られ、しかも飲みやすいので赤ちゃんのお世話で忙しいときのおやつにはもってこいの飲み物です。

しかし、市販品は砂糖が多く含まれています。

市販品の中にも添加物や砂糖が少ないものがあるので、そちらを選ぶと良いでしょう。

また手作りすることもできるので、アーモンドよりもアーモンドミルクが良いという方は自作してみるのもありですよ。

アーモンドチョコは食べても大丈夫?

アーモンドチョコはその名の通り、アーモンドにチョコレートがかかっているので、カロリーが高め。

それだけではなく、チョコには糖分、油分、脂肪分がたくさんです。

絶対食べるなというわけではありませんが、ごく少量にしておいたほうが良いでしょう。

チョコを食べるときはできるだけカカオの量が多い50%以上のものを選ぶと、少しリスクを抑えることができるので、そちらを選ぶようにしましょう。

アーモンドを食べるときの2つの注意点

授乳中にアーモンドを食べるときには、以下2つのことに気をつけましょう。

①アレルギーに注意

アーモンドはバラ科なので、桃やリンゴなどの食物アレルギーがある方は注意しなければならない食材です。

アレルギー反応が一度でも出た方は、食べないほうがいいでしょう。

もし食べたあとに唇や口の中が痺れたり咳が出たりするような場合は、アレルギーを発症してしまっている可能性があります。

かかりつけの病院を受診して、その旨を伝えましょう。

稀に重篤な状態になる可能性もあるので、早めに診てもらうようにしてくださいね。

②塩分の摂りすぎ、食べ過ぎは厳禁

味付けされたアーモンドは塩分が気になります。また油分を摂りすぎてしまうことがあるので食べ過ぎないように注意しましょう。

いくら身体によいアーモンドでも、塩煎りしたものを大量に食べることはよくありません。

素焼きでも1日に50粒以上食べると身体に負担をかけてしまうので、適量を守るようにしましょう。

おすすめアーモンドレシピ

アーモンドをそのまま食べることに飽きてしまった方は、以下のようにアレンジしてみてはいかがでしょう。

どれも簡単なので作りやすいですよ。

自家製アーモンドミルク

材料:生かローストのアーモンド100g、水300ml

↓作り方↓

1:アーモンドをボウルに入れ、浸かるぐらい水を入れ、1晩寝かせます。
2:アーモンドと水300mlをブレンダーに入れて、牛乳のように真っ白になるまで回します。
3:ボウルに分離用のザルとさらしを乗せ、アーモンドミルクを流し入れましょう。
4:さらしの両端をひねり、ゆっくりと絞っていきます。
5:ボウルにアーモンドミルクがたまり、ザルのアーモンドの汁気がなくなるまで絞ったらできあがりです。

豆乳バナナ

材料:豆乳100cc、バナナ1本、アーモンド20グラム

↓作り方↓

1:小鍋にアーモンドと水(アーモンドが浸るぐらい)を入れて、水がなくなるまで煮てください。
2:フードプロセッサーに3つか4つにわけたバナナと、豆乳、アーモンドを入れて滑らかになるまで回してできあがりです。

※お好みで豆乳やアーモンド、バナナの量を調節くださいね。

アーモンドは美容とダイエット、そしてママの味方です!

赤ちゃんのお世話でスキンケアもままならない日々続いているのではないでしょうか。

私は息子が2歳になった今も満足に手入れができない日々が続いています。

そんな世のママたちの強い味方となってくれるのがアーモンドです。

食べれば美肌にダイエットにと、効果を発揮してくれるのです。

おやつにアーモンドを取り入れることで、肌や体形の悩みが少し解消されるかもしれません。

ぜひ、アーモンド生活を試してみてくださいね。