あなどれない蚊に刺され!!危険な蚊から赤ちゃんを守る方法と対策

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目次

赤ちゃんは蚊に狙われやすい!?

汗っかきで体温の高い赤ちゃんはとても蚊に刺されやすいんです。特に夏場は蚊も多いですし、大人でも蚊に刺された場合では痒くて不快ですよね。

また、赤ちゃんが蚊に刺された場合には痒いだけではなく思わぬ病気につながってしまう可能性も。思っている以上に知らないと怖い!?蚊が赤ちゃんに与える影響を知っておきましょう。赤ちゃんが蚊に刺された場合の対処方法、蚊に刺されから守るための虫除けの対策を紹介します。

痒いだけじゃない!?蚊に刺されで注意が必要な病気

蚊に刺されによる病気はブラジルのリオで行われたオリンピックで流行したジカ熱や、日本でも代々木公園などで流行したデング熱などで一般にも知られるようになりました。特に赤ちゃんが蚊に刺された場合に気をつけたい病気をみていきましょう。

とびひ

どんな病気?

とびひは赤ちゃんに多く見られる感染症の一つです。赤ちゃんが蚊に刺された際に患部を掻きむしってしまうと膿を持ってしまい、それが水泡になってしまいます。さらに傷口から細菌が入り、患部を触った手で体を触ると全身に移ってしまいます。

対処方法

病院で塗り薬、飲み薬をもらって適切な治療が必要です。赤ちゃんにきょうだいがいる場合は、きょうだいにも移ってしまう可能性があるためお風呂に別々に入るなど、注意が必要です。

日本脳炎

どんな病気?

蚊が運ぶウィルスの一つが日本脳炎です。日本脳炎のウィルスを持った蚊に刺されることで感染してしまう疫病です。感染し発症してしまうと38度〜40度の高熱を出し、痙攣や頭痛、嘔吐などを伴います。

対処方法

体力や免疫の低い赤ちゃんや子どもは重症化しやすいので未然に予防することが最重要です。もし感染・発症の疑いがある場合はすぐに小児科を受診しましょう。

どちらも痒いだけでは済まない病気です。赤ちゃんの体質によってはアレルギーになってしまう場合もあるようなので、単なる虫刺されと過信せずに赤ちゃんを蚊に刺されから守ってあげましょう。

赤ちゃんが蚊に刺されてしまったら?

すぐにできる3ステップをご紹介

赤ちゃんが蚊に刺されてしまったことに気づかず放置してしまうと先ほど紹介したような病気になってしまいます。もし、蚊に刺されてしまったと気づいたら?すぐにできる3ステップの処置をご紹介しますので参考にしてみてください。

ステップ1 まずは刺された部分を洗う

蚊に刺されによる痒みや腫れの原因は、蚊の唾液にアレルギー反応を起こしているからです。そのため赤ちゃんが蚊に刺されてしまったら、刺された患部をすぐに水で洗い流しましょう。水で流した後も、痒がるようなら軽く冷やしてあげましょう。

ステップ2 洗っても痒がる場合は市販の薬を試す

患部を洗ってしばらく様子を見ても、赤ちゃんが痒がる場合は市販の薬を塗りましょう。赤ちゃん用のムヒ、液体ムヒベビーは生後3ヶ月の赤ちゃんから使用できます。また、ポリベビーという塗り薬も痒みを鎮め、殺菌作用もあるため感染を防ぐのに効果的です。ポリベリーについては、おしりかぶれやあせもなどにも対応しているので虫刺されや汗をかきやすい夏場に一つあると安心です。しかし、赤ちゃんの肌は弱くてデリケートです。薬が合わない場合や腫れがひどい場合はかかりつの小児科や皮膚科に相談しましょう。

ステップ3 赤ちゃんの爪を切ってあげる

パパやママが赤ちゃんの蚊に刺されに気づかなかった際など大人の知らないうちに患部を引っ掻いてしまう場合があります。水で洗ったり、薬を塗ってあげた後は、赤ちゃんが患部を引っ掻かないように爪を短く切ってあげましょう。

蚊に刺されから赤ちゃんを守るには?

これまで赤ちゃんが蚊に刺されてしまった時の対処方法をお伝えしてきました。

しかし、赤ちゃんが蚊に刺されないように未然に予防してあげることも大切です。下記では蚊に刺されから赤ちゃんを守る対策をお伝えしていきます。

汗を拭いてあげる

蚊は人間の汗を感知して寄ってきます。そのため、汗っかきな赤ちゃんは常に蚊に狙われやすい状態です。こまめに汗を拭いてあげましょう。

肌の露出を避けて、色は明るい色を選ぶ

肌を露出していると蚊に刺される確率が高くなります。夏は暑いのでメッシュ素材やガーゼ素材のカーディガンなどを着せてあげましょう。また、ボトムスも足を露出しないように長ズボンを。

そして、服を選ぶ際に気をつけたいのが色です!!蚊は色の暗い濃い色に寄ってきます。できるだけ白や明るい色を着せてあげましょう。

ベビー用の虫除けを活用

一般的に大人用に売られている虫除けは赤ちゃんには使用できない場合があります。

虫除けには『ディート』という成分が含まれており、生後6ヶ月の乳児には使用不可です。

生後6ヶ月から2歳未満の子どもにも1日に1回までと厚生労働省によって回数が制限されています。

虫除けを選ぶ際はベビー用のものを選びましょう。

ベビー用の虫除けの中には、ボディシートに虫除けの成分が含まれてものも。お出かけにも持って行きやすいですし、汗拭きにもなり赤ちゃんを虫刺されから守るのにぴったりなので活用してみてくださいね♪

虫刺されを防いで楽しい夏を過ごしましょう

夏にはお祭りやキャンプ、BBQなど楽しいイベントがいっぱいです。

虫に刺されてしまうからといってお出かけを制限してしまうのはつまらないですよね。しっかりと虫刺され対策をして楽しい夏を過ごしましょう♪