妊娠する事で体質が変化し、どんな人でも身体の調子が変わります。
りんごというのは妊婦のコンディションの力となる強い応援団です。
そして、りんごの栄養成分の効能効果によって、健康状態を整理する事や体の中を最適化もすることもあって、妊娠を希望している女の人や不妊治療する最中のカップルにも役に立つでしょう。
目次
■妊婦がりんごを食べても良い?
りんごの中には84%水分が入っており、食物繊維もりんご中1個毎に3.8g弱入っていますから、便秘解消になりますし、ビタミンや葉酸といった栄養成分も充実していますから、お薦めできるフルーツなのです。
■皮は食べても問題ない?
皮の方は特に栄養価が高いですから、皮と同時に食べるのをお勧めいたします。
しかし、僅かな可能性でトキソプラズマや食中毒菌が付着している危険性もありますから、妊婦が果物を食べる際は、十分に洗い流してから食べるようにしましょう。
又、肉や魚などに使用した包丁やまな板などの調理器具も清潔に保ちましょう。
■妊婦にお勧めしたいりんごの栄養成分
りんごには、カリウムやカルシウム、マグネシウムを始めとしたミネラルも盛り込まれていることから、これらもむくみ解消に結びつきます。
カリウムの効用効果から妊婦のお悩みのむくみの解決にもなります。
更には、クエン酸やリンゴ酸等の有機酸を数多く含有します。
その為、お腹の活動を改良する作用や滅菌作用があるのに加えて、腰痛予防や疲労感を取り除くといった効き目も有望であるフルーツです。
更に、りんごの皮の中にはポリフェノールが入っていますから、活性酸素を抑制する役割があります。
従いまして、召し上がっていただきたいフルーツです。
- 水分
- 食物繊維
- ビタミン
- カリウム
- マグネシウム
- カルシウム
つわりを楽にする
水分が多くて、りんごの清涼な酸味で口に入れやすく吐き気が引き起こされにくくなります。
つわりが問題となる時期のフルーツとしても好まれています。
便秘解消
ホルモンバランスの変化や腸の圧迫によって、便秘が発生します。
重宝するのがりんごに入っているペクチン。
便を柔らかくすると同時に、悪玉コレステロール等の体全体の不要な物質を取り去って排泄を促進し、老廃物の排出効果も望めます。
むくみ解消
カリウムが入っていて、体全体の消費できなかった塩分排出をサポートします。
免疫の向上作用のあるビタミンCの体得率を増加させる役割があります。
肉体の30%を占有するコラーゲンの生産に必要不可欠なのがビタミンCです。
つわりの酷い時期であるがために、極力ビタミンCを自然の力で、能率的に摂り入れたいですよね。
■妊婦がりんごを食べる時の3の注意点
冷え
りんごのみならず、冷たいものの食べ過ぎは体を冷やすので程よく食べましょう。冷えは妊婦には大敵です。
過剰摂取
りんご(中)の大きさなら半分に、多くても1日に1個に抑えましょう。
洗浄
皮ごと食べる時は感染症を予防するため、念入りに洗い流すようにしましょう。
■りんごで虫歯予防?
りんごは歯にも良い食べ物といいますよね。常日頃から使用する歯磨き粉にもリンゴ酸が入っている時もあるのですよ。
しかし、専門家の中では賛否が分かれます。
唾液の分泌を活発化させる効果や歯の汚れを落としてくれる働きがあるので虫歯予防には効果が発揮されるでしょう。
しかしながら、食べ過ぎると虫歯が広がってしまう事もありますから、程よい量を採り入れるようにしてくださいね。
■りんごで肺がん予防?
りんごを採り入れることにより、ガン予防の効果が望めて、特に肺がんに有効です。
りんごの中には質の良いペクチンがあるお陰で、脳卒中や心臓病の他、気管支炎や喘息の病状を抑止する作用を示しますので記憶に留めていて頂きたいですね。
■りんごの選び方
りんごの選ぶときには、皮が綺麗で重く、張りとツヤがあり、下の部分まで赤いリンゴを選ぶと甘みがあり美味しいですよ。
青リンゴと同じ様な下の箇所が青くいリンゴは甘酸っぱいため、好みによって選ぶようにしましょう。
・皮が綺麗
・ツヤ
・張り
・下部まで赤いもの
■りんごは妊婦の味方
りんごは妊娠中に摂りたくなる食べ物ですよね。妊婦にとっては良い栄養素が入っているので、極力りんごを摂ると良いでしょう。
つわりの時にも割と口に入れ易く栄養価が高めなので、産婦人科でも食べるように勧められる果物の1種です。
固形物が食べにくい場合は、潰してペースト状にしたすりリンゴもお勧めでりんごジュースにすると簡単に摂取できますよ。
毎日の食事にプラスしたいのが「りんご」などのフルーツです。
りんごは、厚生労働省が妊婦の食事に推奨する果物の1つでもありますので、バランス良く摂取できると良いですね。
りんごは妊婦にとって、つわりを和らげてくれ、便秘や下痢といった腸内トラブルも改善してくれて、更には美肌作りにも最適な果物です。
摂取し過ぎには気をつける必要がありますが、良いバランスで快適な妊婦生活を送りましょうね。