「朝日生命の学資保険の特徴が知りたい?」
「朝日生命の学資保険はオススメの保険なの?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
朝日生命は「ゆ・め」と「えくぼ」2つの学資保険を販売していますが、貯蓄性がない代わりに保障が充実した学資保険です。
最大の特徴であり魅力であるのが、年齢に応じて年金額の変わる育英年金です。
今回は朝日生命の学資保険「えくぼ/ゆ・め」のプランと4つの特徴、2つのメリットとデメリット、年齢別のシミュレーション結果、そしてオススメのプランまで紹介します。
ぜひ加入検討の参考にしてください。
目次
朝日生命えくぼ/ゆ・め2つのプランと4つの特徴

朝日生命は明治21年に創業された歴史ある生命保険会社です。
総資産5兆円を超える朝日生命は学資保険も販売しています。
その学資保険が「えくぼ」と「ゆ・め」。
2つのプランの基本的な保障内容は同じですが、育英年金の有無でプラン分けされています。
ここからは、朝日生命学資保険「えくぼ/ゆ・め」4つの特徴を分かりやすく解説しましょう。
特徴1:各教育ステージの始まりで支払われる学資金
「えくぼ」と「ゆ・め」どちらにのプランを選んだとしても、支払われる学資金の時期と金額は同じです。
朝日生命の学資保険は、入園と・小・中・高・大学入学時にかかる費用をサポートします。
学資金支払い時期と金額は以下の通りです。
- 幼稚園入園時:満期保険金額の10%
- 小学校入学時:満期保険金額の20%
- 小学4年生進級時:満期保険金額の20%
- 中学校入学時:満期保険金額の30%
- 高校入学時:満期保険金額の50%
- 大学入学時:満期保険金額の100%
- 22歳満期の場合:満期保険金額の100%
一般的な学資保険だと、学資金が支払われるのは大学入学時と22歳満期、もしくは高校+大学入学時と22歳満期です。
その理由は、あらゆる教育段階で最もお金がかかるのが大学入学時(最低でも70万円)であり、高校入学時にも40万円以上の費用がかかるから。
だからと言って、幼稚園入園時や小学校・中学校入学時にお金がかからないというわけではありません。
最低でも10~20万円はかかると見積もっておくべきでしょう。
結局のところ、各教育段階で必要となる教育資金を支払うのは親の務めであります。
その教育資金を学資保険で貯めるのか、それとも他の貯蓄や収入で支払うのかということ。
大学入学時にかかる費用は莫大なため、多くの方は収入から払えません。
だから、お子様が小さな頃から学資保険でコツコツと積み立てているのです。
しかし、入園~中学校入学時にかかる費用は収入や貯蓄から支払うのは不可能ではありません。
そういう方は、大学入学時にかかる費用にだけ備える学資保険に加入するといいのです。
各教育段階でかかる費用は、学資保険で計画的に貯蓄しておきたいという方は、「えくぼ/ゆ・め」は良い選択肢となるでしょう。
特徴2:育英年金のついている「えくぼ」
学資保険には保障型と貯蓄型の2種類があります。
朝日生命の場合は、シンプルな保障内容の「ゆ・め」が貯蓄型、充実した保障内容の「えくぼ」は保障型です。
「えくぼ」と「ゆ・め」の違いは、育英年金の有無。
「えくぼ」には育英年金が基本保障に入っているのです。
育英年金とは、保険期間中に契約者が死亡もしくは所定の高度障害状態になった場合、満期になるまで毎年所定の年金が支払われるという保障です。
学資金や満期金は別に支払われるので、育英年金は子供の生活費や他の貯蓄に回すことができます。
「えくぼ」の場合の育英年金額は以下の通りです。
- 0~15歳:毎年満期保険金額の30%
- 15~18歳:毎年満期保険金額の50%
- 18~22歳:毎年満期保険金額の100%(22歳満期の場合)
育英年金があるので、契約者に万が一のことが起きても、お子様の教育資金の心配はなくなるでしょう。
例えば18歳時に育英年金100万円と教育資金100万円の計200万円もあれば、大学入学時にかかる費用には十分に対応できます。
またその後の授業料も、育英年金100万円が大きな助けとなるはずです。
しかし、育英年金を付帯するデメリットも2つあります。
1つ目は確実に元本割れを起こすこと。
元本割れとは返戻率が100%を下回る状態のことで、受け取り総額が保険料支払い総額よりも低くなります。
2つ目のデメリットが、育英年金は相続税・所得税の対象になるということ。
具体的には、所得税の控除額である38万円を超えると税金の支払いが発生し、お子様が扶養から外れてしまうのです。
朝日生命の育英年金の場合は、高校入学の年から所得税の支払いが必要になるということ。
メリットもありますが、デメリットも考慮したうえで育英年金を付帯するかどうか決定しましょう。
特徴3:保険料払込免除+4つの特約保障
「えくぼ/ゆ・め」にも、基本契約に保険料払込免除が入っています。
保険料払込免除とは、契約者が死亡もしくは高度障害状態になった場合、その後の保険料の支払いが免除されつつも保障は満期まで続くというもの。
つまり、保険料の支払いの必要がなくなり、予定通り学資金と満期金を受け取れるということ。
保険料払込免除があるのは、数ある教育資金貯蓄法の中でも学資保険だけです。
計画的に学資金を貯蓄しつつ、契約者の万が一を保障するため、昔から学資保険は人気があるのです。
また「えくぼ/ゆ・め」には、4つの特約保障があります。
特約は付帯することで保障が手厚くなりますが、そのぶん保険料が高くなることに要注意。
以下が4つの特約保障内容です。
こども傷害特約
お子様が所定の不慮の事故に遭った場合の保障です。
お子様が不慮の事故に遭って180日以内に死亡した場合、災害保険金が支払われます。
180日以内に所定の身体障害状態になった場合、災害保険金額の10~100%の障害給付金が支払われます。
こども災害入院特約
お子様が所定の不慮の事故に遭ってから180日以内に5日以上の継続の入院をした場合、災害入院給付金が支払われます。
給付金額は災害給付金日額×(入院日数-4日)。
1事故で120日保障し、通算700日分の保障となります。
手術給付金こども疫病入院特約
入院と所定の手術を受けたときの保障です。
疫病入院給付金は、所定の不慮の事故以外の外因による傷害または疫病により5日以上継続して入院したときに支払われます。
給付金額は、疫病入院給付金日額×(入院日数‐4日)で、1入院120日通算700日の保障となります。
手術給付金は、所定の手術を受けたときに支払われます。
手術給付金額は疫病入院給付金日額の10倍・20倍・40倍のいずれかです。
支払い制限はありません。
指定代理請求特約
傷害または疫病が原因で、契約者が保険金請求の意思表示ができなくなったとき、あらかじめ指定された代理人が保険金請求できるようになる保障。
特徴4:妊娠中から加入できる

「えくぼ/ゆ・め」には、お子様の出生予定日140日前、つまり妊娠6か月目から加入できます。
お子様が生まれた後には、数多くの手続きやあいさつ回りを行う必要があり、なかなか学資保険加入手続きの時間が取れません。
また慣れない育児で疲弊してしまい、学資保険商品選びをする元気までないでしょう。
妊娠6か月目はつわり等の妊娠症状が治まり、心身ともに安定した時期です。
その余裕のある時期に学資保険に加入できるのは嬉しい特徴ですね。
忙しい余り学資保険加入を先延ばしにし、お子様が1~2歳の時に加入する方は多いですが、学資保険は加入時期が早いほど保険料が安くなります。
保険料を安く抑えるためにも、すでに学資保険加入を決めている方は、妊娠中から加入手続きを済ませておくといいですね。
朝日生命えくぼ/ゆ・め2つのメリット・デメリット

朝日生命「えくぼ/ゆ・め」に加入するメリットは2つあります。
それが充実した育英年金と学資金支払い時期です。
特に学資金支払い時期は、多くの学資保険とは異なり、ほぼ確実に大学受験前に受け取れるので要注目です。
対して、元本割れする・クレジットカード払いするには特約を付帯しなければいけないという2つのデメリットも。
ここからは、朝日生命「えくぼ/ゆ・め」のメリット・デメリットを解説しましょう。
メリット1:育英年金の保障内容が充実している
多くの育英年金付きの学資保険では、支払われる育英年金額は決まっています。
ほとんどの場合で、基準保険金額の30~40%です。
つまり、基準保険金額200万円で育英年金額はその30%すると、毎年60万円受け取ることになるのです。
毎年60万円受け取るのも悪くはありませんが、やはり所得税がかかってくるのが懸念材料です。
また小学校・中学校時は児童手当も支払われ、医療費もほとんどかからないので、60万円も受け取る必要はない可能性の方が高いです。
育英年金額が変わらない学資保険に対して、朝日生命「えくぼ」では年齢に応じて年金額が変化します。
比較的お金のかからない中学生時期までは少なめに抑えて、高校時代から満期保険金額の50%となり、大学生活4年間では100%も支払われるのです。
年齢が高くなるにつれて、育英年金額が多くなるのは大きなメリットです。
年金額にもよりますが、毎年の大学授業料を払うのに苦労する可能性は少ないでしょう。
毎年60万円を受け取るよりも、年齢に応じて年金額の異なる育英年金の方がずっと魅力的です。
例えば、お子様が18歳の時に契約者が亡くなったとしましょう。
一般的な学資保険では60万円支払われますが、「えくぼ」の場合は100万円毎年支払われます。
どちらが魅力的かは一目瞭然ですよね。
この育英年金の充実性が最大のメリットです。
メリット2:大学受験前に学資金が支払われる

学資保険加入時には、学資金支払い時期を必ず確認しないといけません。
ほとんどの学資保険では、学資金支払いは所定の誕生日を迎えた後の契約応当日に支払われます。
つまり、誕生日に支払われることはないのです。
例えば、10月4日生まれのお子様が3月28日に学資保険に加入したとしましょう。
すると学資金が支払われるのは、18歳の誕生日を迎えた後の3月28日。
これだと大学入学費用に対応できない可能性があれば、大学受験費用には確実に対応できません。
朝日生命は誰もが大学受験前に学資金を受け取れるように、学資金支払い日を契約日にしていません。
大学入学時に必要な学資金が支払われるのは、満17歳10か月直後の2月1日。
早生まれの方でも、確実に大学入学前にまとまった学資金を受け取れます。
この安心感は大きなメリットへつながります。
デメリット1:確実に元本割れを起こす
「えくぼ/ゆ・め」共に確実に元本割れを起こす商品です。
育英年金がついている「えくぼ」は保障型なので、元本割れも仕方ありません。
しかし、「ゆ・め」が元本割れを起こすのは非常に残念です。
「ゆ・め」に付帯されている保障は、保険料払込免除と子供の死亡保障のみ。
「ゆ・め」は保障内容がシンプルな貯蓄型の学資保険なのです。
貯蓄型の魅力は、受け取り総額が支払い総額よりも大きくなることです。
マイナス金利の影響で各生命保険会社の返戻率が下がりましたが、貯蓄型の学資保険は返戻率100%を超えないといけません。
しかし、「ゆ・め」は保障内容がシンプルなうえに、支払総額の方が大きくなってしまうので、貯蓄型学資保険としての魅力はありません。
デメリット2:特約を付帯しないとクレジットカード払いできない

現在のクレジットカードの多くはポイント還元できます。
高いものだとポイント還元率が1.5%にもなるので、普段から節約のためにもクレジットカード払いをしている方は多いでしょう。
学資保険は毎月約1万円の保険料を10年以上支払うことになるので、クレジットカード払いをすると多くのポイントを貯めることができます。
例えば、毎月1万円の保険料を還元率1・5%のクレジットカードで一年間払い続けると、年間1800ポイントも貯まるのです。
18年間支払い続けると21,600ポイントも貯まります。
朝日生命では「第1回保険料クレジットカード扱」を付帯することで、第1回保険料相当額をクレジットカード払いできます。
しかし、特約なので付帯することで保険料が高くなります。
そのため、わざわざポイント貯めるためにお金を払うと本末転倒の可能性があるのです。
特約を付帯せずにクレジットカード払いできる学資保険はいくつかあります。
クレジットカード払いが特約扱いになっているのはデメリットです。
朝日生命えくぼ/ゆ・めを年齢別にシミュレーション

確実に元本割れを起こす学資保険ですが、朝日生命「えくぼ/ゆ・め」に加入した場合の保険料や返戻率は気になるはずです。
そこでここからはプラン別に、契約者の年齢を変えたシミュレーション結果を紹介しましょう。
基本契約条件は以下の通りです。
【基本契約条件】
- 契約者:男性
- 被保険者:0歳
- 満期保険金:100万円
- 保険料払い込み方法:月払い
今回は特約を付帯していませんが、付帯すると保険料はさらに高くなります。
それではさっそく、シミュレーション結果を見ていきましょう。
【えくぼ18歳満期18歳払い】
契約者年齢:25歳
- 毎月の保険料:12,731円
- 総支払い保険料:2,749,896円
- 返戻率:83.6%
契約者年齢:35歳
- 毎月の保険料:12,993円
- 総支払い保険料:2,806,488円
- 返戻率:81.9%
契約者年齢:45歳
- 毎月の保険料:13,770円
- 総支払い保険料:2,974,320円
- 返戻率:77.3%
【えくぼ22歳満期22歳払い】
契約者年齢:25歳
- 毎月の保険料:15,626円
- 総支払い保険料:4,125,264円
- 返戻率:79.9%
契約者年齢:35歳
- 毎月の保険料:16,260円
- 総支払い保険料:4,292,640円
- 返戻率:76.8%
契約者年齢:45歳
- 毎月の保険料:17,970円
- 総支払い保険料:4,744,080円
- 返戻率:69.5%
【ゆ・め18歳満期18歳払い】
契約者年齢:25歳
- 毎月の保険料:12,020円
- 総支払い保険料:2,596,320円
- 返戻率:88.5%
契約者年齢:35歳
- 毎月の保険料:12,082円
- 総支払い保険料:2,609,712円
- 返戻率:88.1%
契約者年齢:45歳
- 毎月の保険料:12,273円
- 総支払い保険料:2,650,968円
- 返戻率:86.7%
【ゆ・め22歳満期22歳払い】
契約者年齢:25歳
- 毎月の保険料:14,269円
- 総支払い保険料:3,767,016円
- 返戻率:87.6%
契約者年齢:35歳
- 毎月の保険料:14,382円
- 総支払い保険料:3,796,848円
- 返戻率:86.9%
契約者年齢:45歳
- 毎月の保険料:14,701円
- 総支払い保険料:3,881,064円
- 返戻率:85.0%
シミュレーション結果、返戻率が90%を超えることもありませんでした。
単純計算すると、受け取り総額よりも約40~50万円も多く支払うことになります。
しかし、毎月の保険料だけ見ると平均より少し高いくらいです。
保険料が安い学資保険商品だと毎月の保険料は1万円前後ですが、1万5千円ほどの商品もたくさんあります。
返戻率こそかなり低いですが、保険料は平均より少し高め位です。
朝日生命えくぼ/ゆ・めオススメの契約プランは?

朝日生命は「えくぼ」と「ゆ・め」を販売していますが、オススメは育英年金のある「えくぼ」です。
正直なところ、保障も手薄で返戻率も90%を下回る「ゆ・め」にはあまり魅力がありません。
貯蓄性を重視する方は、絶対に他の学資保険に目を向けるべきです。
朝日生命学資保険の魅力は、その保障性にあります。
特に「えくぼ」の育英年金内容は優秀です。
朝日生命をオススメできる方は、学資保険に保障性を求める方です。
そのため、貯蓄性は一切気にしないのがいいでしょう。
「えくぼ」最大の魅力である大学生活の育英年金を受け取るためにも、満期は22歳がオススメ。
18歳満期にすると、18歳以降の保障はされません。
保険料の払い込み方法は、あなたに合ったものを選ぶといいでしょう。
年払いにすることで返戻率は少し上がりますが、90%を超えることはないので特に気にする必要はありません。
あくまでも朝日生命は保障型の学資保険です。
保険料や返戻率は気にせず、あなたに合った特約などを付帯しましょう。
まとめ

朝日生命は「えくぼ」と「ゆ・め」2種類の学資保険を販売していますが、オススメは育英年金のある「えくぼ」です。
年齢に合わせて育英年金額が変わるのが、朝日生命学資保険最大の魅力です。
確実に元本割れを起こすので、貯蓄性を重視する方には向いていません。
しかし、保障性を重視する方はぜひ朝日生命「えくぼ」の加入を検討してみてください。