妊娠超初期は足をつりやすい?足がつる原因と3つの対策方法

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妊娠超初期は足をつりやすい?足がつる原因と3つの対策方法

妊娠後期になるとお腹の赤ちゃんが成長して大きくなります。

すると、ママの体内の臓器が圧迫され血液の循環が悪くなり、筋肉が固まってしまうため足がつりやすくなるそうです。

しかし、妊娠超初期であっても足がつることもあります。

普段は足をつることなんてないのに、どうしてこんな頻繁につるのかな?と思ったら妊娠をしていたという人も。

そこで今回は、妊娠超初期の足がつる原因と3つの対処法、足がつってしまった時の処置についてご紹介します。

今回のポイントは下記の4つです。

  • 妊娠超初期に足がつるのは何故?
  • 足がつるのを予防する3つの対処法
  • どうして就寝中に足がつりやすいの?
  • 足がつってしまった場合の対処法

足がつるとピッキとした痛みが走り治るまでは歩くのもしんどいですよね。

普段妊娠していない時でも辛いのに、数々のマイナートラブルに悩まされる妊婦さんであれば尚更。

マタニティライフを少しでも快適なものになるよう足をつらないようにする予防法をご紹介しますので、是非参考にしてみて下さいね。

妊娠超初期に足がつるのは何故?

妊娠超初期は、妊娠0週から4週くらいとされています。

受精卵が子宮内に着床して妊娠が成立する妊娠3週後半頃になると、多くの女性ホルモンが分泌をされるので女性の身体は大きく変化をします。

身体が変わることにより数々のマイナートラブルを引き起こすのです。

足がつるのも妊娠超初期症状のひとつ。

足がつることをこむら返りとも言いますね。

不意打ちで訪れるこむら返りは、痛みの衝撃が走ると一瞬にして誰もが動きを滑稽な形で止められ、大の大人でも声を出さずにはいられません。

では、どうして妊娠超初期に足がつるのでしょうか。

原因を探ってみましょう。

こむら返りの考えられる原因は下記の3つです。

① 女性ホルモンの分泌による骨盤の歪み

妊娠3週の後半頃に妊娠が成立すると、妊娠をサポートするために様々な女性ホルモンが分泌されます。

女性ホルモンにはこれから赤ちゃんを健やかに育てるために、子宮の筋肉や靭帯、骨盤の関節を緩める作用があるのです。

骨盤や子宮は足と近い場所にあるため、足の筋肉に影響してつりやすくなってしまいます。

そして出産に近づいてくると子宮が大きくなり靭帯がゆるんで、さらに骨盤が歪んできますので、妊娠超初期だけでなく後期にも注意しましょう。

② ミネラル不足

妊娠をすると赤ちゃんに栄養や酸素が優先的に送られます。

また、つわりが始まると食事がとりにくくなり、ママはミネラル不足になりがち。

ミネラルが不足すると、筋肉が興奮しやすくなって異常に収縮し足がつってしまうことも。

ミネラルの中でも、不足すると筋肉が固くなりやすくなってしまう「マグネシウム」と筋肉の興奮を抑える「カルシウム」は重要です。

妊婦さんが必要な水分量は2ℓ/日とされています。

こういったことから、水分やビタミンも合わせて取るようにしましょう。

ビタミンの中では、特に葉酸が必要不可欠とされています。

厚生労働省からも注意喚起されているほどですので、積極的に摂ってください。

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③ 冷えなどによる血行不良

妊娠中は行動が制限される場合が多く、普段行なっている運動でもできなくなることも。

すると血液の循環が悪くなり、身体が冷えてしまいがち。

身体が冷えてしまうと筋肉が硬くなり収縮して足がつりやすくなります。

また、妊娠後期になると大きくなったお腹で臓器が圧迫されて更に血行が悪くなりがち。

血液の流れを良くするためには、程よい運動と水分補給が大切です。

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足がつるのを予防する3つの対処法

突然「ピッキッ」とくるあの痛みはできれば経験したくないもの。

妊娠中はホルモンバランスの変化でただでさえ体調不良に陥りがち。

予防できるものはしっかりと対処して楽しいマタニティライフを送りたいですよね。

そこでこちらでは、足がつるのを予防するための3つの対処法をご紹介します。

是非、参考にしてみて下さいね。

① ウォーキングや散歩で適度に運動し身体を温める

身体が冷えると筋肉が硬くなり収縮して足がつりやすくなってしまうので、適度に運動をして身体を温めましょう。

ここでポイントになるのが「適度」な運動です。

妊娠超初期は、これからママに胎盤ができ、赤ちゃんの身体も形成され始める大切な時期。

できるだけ激しい運動は避けた方が無難でしょう。

ウォーキングと言えども長くじっくり行うのではなく、30分程度のお散歩位に留めておきましょう。

途中にお腹が張ったり気分が悪くなったら、直ちにストップして下さいね。

その際しっかりと水分補給をし、休憩を取るのもお忘れなく。

また、浴槽にきちんと浸かって身体を温めるのもオススメですよ。

② ミネラルやビタミンなどの栄養分をしっかり摂る

早い人だと、妊娠超初期くらいから悪阻が始まる方もいますね。

悪阻が始まると、満足に食べ物が取れずに栄養が偏ってしまいがち。

その結果、ミネラルやビタミンが不足し足がつってしまうので、しっかりとした栄養を取るようにしましょう。

悪阻中で食べ物が食べれないという場合でも、水分だけはしっかりと取って下さいね。

カルシウムの入った乳製品や魚類、マグネシウムの入った豆類などを積極的に取り、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。

また、冷たい食べ物は身体を冷やしてしまうので、なるべく温かいものを取るようにして下さいね。

③ 骨盤ベルトを巻く

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妊娠をすると出産に向けて子宮や骨盤の筋肉や靭帯が緩みやすくなり、骨盤が歪んできます。

骨盤が緩むと足がつるだけでなく、様々なマイナートラブルを引き起こすので骨盤ベルトをしっかり締めて歪みを予防しましょう。

骨盤ベルトを巻く際、間違った箇所に巻いてしまうと全くの効果が得られません。

巻き方が分からなかったり、少しでも不安のある場合はお医者さんか助産師さんに相談をしてみて下さいね。

どうして就寝中に足がつりやすいの?

運動をしている時に、筋肉が収縮してしまい足がつってしまったという人は多いでしょう。

しかし、妊娠中は運動している時ではなく就寝中に足がつることが多くなります。

実は妊娠中でも特に後期は、大きくなったお腹で臓器が圧迫され血液の循環が悪くなり身体が冷えてしまいがち。

冷えで固まりやすくなった筋肉は、就寝時の無意識な伸びによって更に状態を悪化させ足がつってしまうのです。

妊娠後期に多い症状ですが、妊娠超初期に経験する人もいるので、睡眠中は身体を冷やさないようしっかりと温めましょうね。

足がつってしまった場合の対処法

いくら足がつらないよう対策をしていたとしても、やっぱり足がつってしまうことも。

もし、足がつってしまった場合は、収縮し固まった筋肉を伸ばしてあげることが大切です。

もし、ふくらはぎの部分がつってしまった場合は、下記のような対処法を試してみて下さいね。

  • つま先を掴む
  • 足をまっすぐにし、つま先を上へ引き上げて10秒ほどキープ
  • 治るまで繰り返し行う

もし、自分では辛い場合は旦那さんや家族に手伝ってもらいましょう。

足のつりが治ったら足先まできちんと温めてあげて下さいね。

まとめ

女性は普段から冷え性な人が多いので、妊娠をしていなくても足がつるという人も多いでしょう。

妊娠超初期は、自分でも妊娠に気づいていない人が多いので「いつもの足のつりか…」と思ってしまう人も多いでしょう。

反対に、普段は足なんてつらないに頻繁に足がつるなと疑問に思う人も。

どちらにしても、普段とは何か違うなと思ったら無理をしないように心がけて下さいね。

また、身体が冷えることは妊娠中にはよくないことです。

ママの体調不良はお腹の赤ちゃんへも影響を及ぼすことも。

妊娠中は、しっかりと身体を温めて他のトラブルを防ぐようにしましょう。