忙しいお母さんや働いている助成などが重宝する圧力鍋。
最近は、圧力鍋を使った本格的で簡単に出来るレシピなどもよく紹介されており、
我が家もゲットしたいな~♪と考える人も多いようです。
そんな圧力鍋ですが、とても種類が多く、大きさや用途などがそれぞれ違うので、
何を買えばよいのか迷ってしまいます。
また、人気の圧力鍋を買ったけど、実際に食事を作るときにはあまり使わず失敗したという話も聞きます。
まずは、圧力鍋を買う前に、圧力鍋についての知識や選び方のポイントを把握しておきましょう。
「圧力鍋を選ぶときのポイントはどこ?」
「最近の圧力鍋は、どのような機能が備わっているの?」
「人気の圧力鍋について知りたい!」
など、圧力鍋を選ぶ前に、いろいろな疑問や知らないことが出てきますね。
そんな悩みを解消すべく、今回は下記の内容で詳しくご説明していきます。
・圧力鍋の選び方6つのポイント
・圧力鍋のメリットとデメリット
・圧力鍋の機能
・おすすめの圧力鍋10選
そこそこお値段もするので、失敗して買ってしまわないように、また調理が楽になるように、
これから圧力鍋を買おうかどうか検討している人の参考になればと思います。
目次
圧力鍋デビューの前に!圧力鍋を選ぶときの6つのポイント
初心者にはオモリ式圧力鍋がおすすめ
圧力鍋には大きく分けると2種類あり、『オモリ式』と『スプリング式』があります。
オモリ式は、蒸気口を金属のおもりで塞ぐので、圧力がかかるとシュッシュッと音がでます。
スプリング式は、蒸気口にバネがあり、その力で圧力を調整するのでほとんど音が出ません。
音がどうしても気になるという人にはスプリング式が良いのですが、
オモリ式は圧力がかかり始めたことが音で分かるので、初心者向きなのです。
というのも、レシピなどをみていると「圧力がかかってから〇分煮込みます。」とかいてあるので、
スプリング式だと、圧力がかかり始めたタイミングが分からず、正確に時間を測ることができません。
プシュプシュと音はしますが、誰かが料理をしてくれている感じがして、
オモリ式の音が好きというひともいるようです♪
圧力値を切り替えられる
圧力鍋のパッケージなどには、圧力のかかる力である圧力値が表示されています。
圧力なので、パスカル(Pa)で表記されたものや〇〇気圧と気圧表記されたものがあります。
圧力値が高いほど加圧時間が短くて済みますが、基準により日本では150kPa以下と決められています。
他の国よりも高い圧力値なので、国産の圧力鍋を選ぶとよいでしょう。
また、圧力値を低い、高いと切り替えられるものがあります。
用途や調理法によって変更できるので、料理の幅が増えておすすめです。
多層構造の材質なら両方兼ねている
圧力鍋には主に3種類の材質があります。
アルミとステンレス、両方が合わさった多層構造の3種類です。
アルミは軽く素早く調理できるのですが、圧力値が低く余熱が苦手です。
ステンレスは煮込みが得意で、圧力値も高いのですが、重たく圧力がかかるまでに時間がかかります。
多層構造は、圧力がすぐにかかり余熱もでき、軽量ですがお値段が少し高めです。
よくおうちでお料理をするのであれば、少しお値段は高めでも多層構造の圧力鍋の方が、
ストレスフリーで楽しく料理することができるでしょう。
容量は使う人数を目安に選ぶ
圧力鍋には容量といって大きさがそれぞれあります。
目安としては、1人暮らしは2.5リットル、2人から4人暮らしでは4リットル前後、
作り置きや大家族の場合にはもっとサイズの大きなものを選ぶとよいでしょう。
大きなほうが圧力もかかりやすいというわけではないので、調理する分量から判断してくださいね。
長期保証がついているものを選ぶ
圧力鍋は、圧力をかけていくのでまれに故障することがあります。
そのため、できれば10年の長期保証がついているものを選んでください。
5年保証のものでもよいのですが、長いお付き合いになるかもしれませんし、
5年後には愛着もわき、新しい圧力鍋では嫌だということも考えられます。
IH対応のものが確認する
今後IH付きキッチンにリフォームする予定がある、現在IHキッチンであるというときには、
圧力鍋がIH対応であるか確認してくださいね。
IHクッキングヒーターが使えない圧力鍋もあるので、店員さんなどにも相談してみましょう。
圧力鍋のメリットとデメリットとは?
圧力鍋は優秀!そのメリットとは?
メリットはなんといっても短い時間で調理ができるということです。
煮込み料理は、1時間~3時間ほど煮込むこともありますが、それが短時間で完成します!
ガスや電気代の節約にも繋がりますし、暑い夏にずっと火を使う辛さもなくなりますね♪
また、忙しい時や時間がない時にでも、本格的な料理ができるので、
まるで我が家のシェフのように感じることもあります。
圧力鍋にもデメリットがあった!
圧力鍋にはデメリットもあります。
普段使っている鍋よりも重いので、洗う時や片付ける場所などが少し面倒です。
スプリング式はオモリ式に比べて少し複雑なため、洗うのも手間がかかります。
また、蓋をすることで加圧するので、途中で蓋を開けることができないのもマイナスかもしれませんね。
「あ!人参いれるの忘れた!」と思っても、鍋であれば足すことができますが、圧力鍋はできません。
さらに、途中で確認できないので、味見をするのは出来上がってからです。
味を足すことは可能ですが、加圧の時間がうまく調整できず、野菜がとけてしまうこともあります。
今の鍋から圧力鍋に変えるというのは、メリットもありますが、
デメリットもあることを踏まえて検討してください。
圧力鍋の機能にはどんなものがある?
圧力鍋には、機能付きのものがあります。
例えば、圧力の調節が2段階、3段階で調節できるもの。
そして、圧力を自動で調節してくれる機能がついたものもあります。
また、火加減調節が苦手な人にとっても便利な、電気圧力鍋というものもあります。
炊飯器のような形をしており、調節がスイッチで出来る高機能の圧力鍋です。
他にも、タイマー機能付きの圧力鍋があります。
バタバタしていて加熱したままだったということが防げるので、とても便利です。
圧力鍋には、容量の違い、材質の違い、オモリ式とスプリング式の違い以外にも、
機能面で見るとそれぞれ特色があって面白いので、選ぶのに迷ってしまいますね。
どのような料理をしていきたいのか、長い目で見てよく使えそうなものを探してみましょう。
ランキング上位入り!おすすめの圧力鍋10選
フィスラーの旧型プレミアム
圧力鍋と言えばドイツのフィスラーが有名です。形もシンプルで丸みを帯びており可愛いです。
圧力値も高く、3段階で切り替えることができます。
材質はステンレスとアルミからできている多層構造です。重さは4.5ℓのもので2.6㎏あります。
サイズは、2.5リットル、3.5リットル、4.5リットル、6リットルの4種類あります。
付属品には、蒸し器と三脚、料理ブックがついており、10年の長期保証がついていて安心です。
お値段が46,000~55,000円前後と高めですが、人気の高い圧力鍋です。
―参照 フィスラーの圧力鍋の公式HPフィスラージャパンよりー
ティファールのクリプソアーチ
ティファールは圧力鍋などを重ねて収納できるので使いやすいと人気です。
クリプソアーチは、蓋の真ん中にハンドルがついており、通常の3分の1の力で開け閉めできます。
グッドデザイン賞を受賞した製品です。
タイマー機能もついており、加圧が始まったときと加圧が終わったときに音がなります。
フランス製で、10年の長期保証付きです。
容量は4リットルと6リットルがあり、カラーもレッドとアイボリーから選択ができます。
材質は、ステンレスとアルミニウム以外に、樹脂とシリコンも含まれています。
お値段は13,000円~20,000円前後で、前者のフィスラーと比べると手に入れやすい値段です。
―参照 公式クラブティファール クリプソアーチについてよりー
ティファールのエクスペリエンス
セレクトショップや百貨店の限定商品ですが、楽天などの通販でも手に入れることができます。
こちらは、なんと調理モードが4つついているので、調理に応じて簡単に調節が可能です。
また、タイマー機能もついているので、火の消し忘れ等がありません。
アナログの表示もついており、どのような状態なのか教えてくれます。
またクリプソアーチと同様、ハンドルがついているので、開け閉めが楽です。
10年の長期保証付きで、ガラス蓋もついています。
お値段は36,000円前後ですが、一度は使ってみたいと思えるような圧力鍋です。
―参照 公式クラブティファール エクスペリエンスについてよりー
パール金属クイックエコH5040
Amazonで圧力鍋部門ベストセラー1位のクイックエコ。
昔ながらの圧力鍋の形ですが、無駄のない洗練された形です。
2段階の圧力調整ができ、IHにも対応しています。
材質はアルミニウムとステンレスの多層構造です。
中国産ですが、お値段が4,000円前後と手に入りやすい価格なのも魅力ですね。
―参照 パール金属株式会社 クイックエコ圧力鍋よりー
ワンダーシェフレギュラー
マレーシア産のワンダーシェフは、多層構造で焦げ付きにくいのが特徴です。
また新しいSG基準をクリアしており、安全に使うことができます。
片手の圧力鍋で3リットルと容量が小さめなので、1人暮らしの人におすすめの圧力鍋です。
お値段は7,000円前後で、圧力鍋の中では比較的安価なものです。
―ワンダーシェフ公式HP レギュラー圧力鍋よりー
魔法のクイック料理
両手の圧力鍋で、なんと国内で一番気圧の高い圧力鍋です。
国産ではなく中国産ですが、国内でも検査対象となっているので安心して使用できます。
基本的にはステンレスの材質なので、重量があるため重く感じるかもしれませんが、
圧力が高いので時短料理にはぴったりでしょう。
スジ肉や魚の骨までも柔らかくしてくれるの、無駄なく栄養をたくさん吸収することができます。
他にも、哺乳瓶の圧力鍋除菌をすることができ、普通の鍋よりも効果があります。
お値段は10,000円前後です。
―参照 ワンダーシェフ公式HP 魔法のクイック料理エスプレッソスリッタより―
シリット
ドイツ製の圧力鍋で、傷やひび割れに強い素材であるシラルガンという天然鉱石からできています。
金属アレルギーがあり、圧力鍋を諦めていた人におすすめの圧力鍋です。
圧力は2段階で調節でき、10年の長期保証付きです。
カラーはレッドやイエロー、ブラック、グリーンなどがあり、カラフルで可愛いですよ♪
―参照 ヴェームエフ公式サイト シリットについてよりー
パナソニック電気圧力鍋
電気での調理ができる電気圧力鍋も見逃せません。
材質はダイアモンドフッ素加工とマグネットプラグで、高圧と低圧の2段階で調節できます。
他にもスイッチひとつで出来る下ごしらえコースや低温調理コースなども選ぶことが可能です。
火加減の調節をしなくて良いので、とても楽に調理することができますね。
家族向けのサイズなので、1人家族用には少し大きく感じるかもしれません。
―参照 パナソニック公式HP マイコン電気圧力鍋よりー
電子レンジ圧力鍋マイヤー
電気圧力鍋でもなく火を使う圧力鍋でもなく、電子レンジでできる圧力鍋です。
小さめのサイズなので、1人暮らしにもおすすめです。
可愛いお皿のようなデザインをしているので、出来上がったらそのまま食卓に出しても大丈夫。
結婚や出産のお祝いにも人気の圧力鍋です。
―参照 マイヤージャパン 電子レンジ圧力鍋よりー
クレア 3層底片手圧力鍋
コンパクトな圧力鍋が欲しいという人にオススメなのはクレアの圧力鍋です。
2台目の小さめの圧力鍋が欲しい人にも人気で、デザイン性にも優れており、小さめなので収納にも困りません。
多層構造で、オール熱源にも対応しています。
ちょっとした煮物やお味噌などにも便利ですよ。
カラーはレッド、ブルー、グリーンとあり、とても鮮やかな圧力鍋です。
まとめ
圧力鍋の選び方のポイントは、もちろんお値段も大切ですが、
容量や材質、IH対応であるか、オモリ式であるかなど、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
使い方やハンドル付きのもの、火を使わないものなど、本当にたくさんの種類のものがあります。
おうちの状況や、使う頻度、好きなデザインなども考慮しながら、購入しましょうね。