「梓」の意味や由来、読み方って？「梓」を使った男の子・女の子の名前10選

「梓」というのは樹木の中でも上質な木を指します。

優れた建材としても有名。

どことなく文化的な雰囲気のある漢字です。

「梓」という漢字について

字画数：11画
音読み：し
訓読み：あずさ

名付けに使う場合には女の子の名前！という印象の方が強い。

そんな中でも男の子に付ける名前としては「し」という音読みで使う場合が多いようです。

女の子の場合には漢字の意味や「あずさ」という響きの良さから、名前に付けたいと願う親御さんも多いのです。

「梓」を使った男の子の名前

・梓（あずさ）
・敦梓（あつし）
・梓温（しおん）
・梓門（しもん）
・正梓（まさし）

男の子でも「あずさ」という名前は十分通用します。

そして特に「し」という読み方で名前を付ける。

そうすることで颯爽と個性を発揮することになるのです。

信頼感とミステリアスな印象が織り交ぜる名前の個性。

これは「梓」という漢字の持つ力です。

「梓」を使った女の子の名前

・梓（あずさ）
・梓妃（あずき）
・梓沙（あずさ）
・梓穂（あずほ）
・梓伊奈（しいな）

可愛らしさと個性を感じさせる名前。

「梓」という漢字を使うことで、名前として、個性を発揮させることができます。

「梓」という漢字を使った芸能人・有名人

・梓みちよ
・青木　梓
・梓　真悠子
・梓　林太郎
・安達　梓
・岩清水　梓
・佐々木　梓
・渡邊　梓
・平岡　梓
・

 「梓」にまつわるエトセトラ

梓と名の付く木。

これはウゼンカズラ科の落葉高木の一種です。

文字として眺めてみると、しなやかさと丈夫さを両方感じさせます。

一文字で使う場合には、女の子の名前として重宝される漢字でもあります。

「あず」という響き

「あず」と読むときの独特の響き。

人からの信頼感と、ミステリアスな雰囲気が交差する漢字。

これが梓の魅力の一つです。

中間部に濁音が入るので、名前には使えない！と考える人もいます。

そこは人それぞれです。

漢字から優れた樹木という意味を読み取って名づけに最適な漢字。

そのように考える人もいるからです。

 草花・樹木にちなんだ名前

「梓」という漢字を使うとき。

親御さんは樹木にちなんだ名前を付ける場合の思い。

それは梓という気が丈夫で弾力があることを考えるはずです。

梓は材木としては加工しやすく良質な建材として重宝するのです。

そういう意味でも梓は縁起の良い漢字として取り扱われます。

多くの人に愛される名前

梓の木のように多くの人に愛される人。

そして誰からも親しまれる人として生きてほしい。

親としての願いの一つです。

心の強さは梓の樹木としてのしなやかさを示しています。

そして丈夫さも梓の木の持つ特徴です。

弓を作るときに使われる梓の木。

つまり弓の様に強くしなやかな人生を。

このような思いを親御さんは名付けの際に付けるものあのです。

長野県の清流「梓川」

梓川の美しい清流は有名です。

上高地観光で必ず訪れたい梓川は、美しい清流です。

この梓川から「梓」という漢字を取って我が子に名付けるパターンもあるようです。

美しい清流の名前から一文字というのも、とても素敵な発想です♪美しくしなやかで丈夫。

そのような意味を持つ「梓」は、今も昔も名付けの漢字としては多くの人に好まれているのです。

どこか古風な「梓」という名前

梓という漢字には、古風な印象が漂います。

読み方としても音読み、訓読みでその響きは変わります。

「梓」漢字の成り立ち

梓は「木へん」に「幸」という文字を合わせて作られている。

それだけでもご利益のある漢字として重宝されるのです。

梓という漢字の由来を一番に感上げて名前を付ける。

梓の場合には、一番多い理由です。

万葉集の中に、このような一節があります。

「梓弓弦緒取りはけ引く人は後の心を知る人そ引く」
これは自分の両親を心から慕うという意味を示しているのです。

このように、古くから使われている「梓」という漢字には、ひとしおの思いがある親御さんが選ぶ名前。

「梓」には昔ながらのイメージと思い入れを感じさせる強さもあるのです。

「梓」には由緒正しい言葉が多い

梓弓、梓巫女という言葉にも表されるように雅な響きを感じる。

一生使う名前の漢字としては、とても重宝されるものです。

「梓」が持つ様々な意味

梓の木にちなんで、丈夫でしなやかな人格を持ってほしいと願う親心。

誰もが梓という漢字に寄せる思いです。

そしてどんな困難にも折れない心を持ってほしいと願うものです。

地面にしっかりと根を張ってのびやかに育ってほしい。

梓という漢字に込めた親御さんの願いです。

最近のアニメのキャラクター名

中高生に大人気のアニメ「けいおん」の登場人物。

その中に「中野梓」というキャラクターがいます。

このキャラクターの「梓」はとても新鮮でした。

そこから名付けのヒントを得たという若いパパやママもいるのです。

 まとめ

男の子、女の子問わずに「梓」は名付けの漢字として好まれています。

昔ながらの意味を込めて名前に付ける親御さん。

そして漢字の作りやアニメのキャラクターから連想して名付ける場合。

それぞれの思いで「梓」は今の時代にも選ばれる漢字なのです。