野菜も炭水化物も一度に摂れて、お腹もいっぱいになる餃子。
手作りもおいしいですが、チルドや冷凍の餃子は手軽で味もかなりおいしいものが多いですよね。
チルドや冷凍の餃子は忙しい時のお助け食品のひとつでもあります。
私には娘が一人おりますが、娘が離乳食を始めたころ、「餃子はいつから赤ちゃんに食べさせてもいいのだろう」と疑問に思ったことがありました。
- 赤ちゃんに餃子を食べさせられるのはいつから?
- チルドや冷凍もOK?
- 与えるときのポイントを知りたい!
離乳食を始めると、「あれはいつから食べさせていいのだろう」と迷ってしまいますよね。
餃子も手作りと市販品を同じように与えてもいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。
赤ちゃんに餃子を与えるときの注意点などをしっかり押さえて、安心して餃子を食べさせてあげられるといいですね!
目次
赤ちゃんに餃子をいつから食べさせていいの?
餃子に使われている材料は、
- 餃子の皮
- ひき肉
- キャベツ
- ニラ
- にんにく
- しょうが
- 片栗粉
- しょうゆなどの調味料
などが一般的です。
また、それぞれの食材を赤ちゃんに与えることができる時期の目安は、
- 5か月頃の離乳食初期・・・キャベツ、片栗粉
- 7か月頃の離乳食中期・・・ニラ
- 9か月頃の離乳食後期・・・餃子の皮やひき肉、にんにくやしょうが
調味料に関してはできるだけ控えることが好ましいですが、赤ちゃんが9か月頃になったら風味づけ程度にごく少量なら使うことができるようになります。
赤ちゃんが食べられる時期を考慮すると、餃子を食べられるようになるのは9か月以降からがおすすめです。
餃子の皮は焼くと固くなるので、初めは手作りの餃子を水餃子にして食べさせてあげるといいでしょう。
市販品の餃子は?
では冷凍やチルドなど市販の餃子はどうなのでしょう。
市販の餃子も使用している食材は手作りのものとほとんど変わりません。
大手食品メーカーは使用している食材も国産のものが多く、安心して食べることができますが、注意したいのは塩分と添加物です。
市販の餃子は手作りの餃子よりも多くの塩分や脂肪分が含まれ、さらには添加物も気になります。
市販の餃子は離乳食完了期の1歳以降から食べさせることができますが、市販の餃子は離乳食期の赤ちゃんにはなるべく避けたほうがいいでしょう。
どうしても、というときはタレはつけずにごく少量だけならOKです。
赤ちゃんに餃子を食べさせるときの3つの注意点
赤ちゃんに餃子を食べさせるときにはどのようなことに気を付ければいいのでしょう。
安心して食べさせてあげるために、3つのことに気を付けて与えましょう。
- すべての具材を経験してから
- 味付けはせずに手作りのものを
- 餃子の皮は無添加のものを選ぼう
餃子に含まれる食材を経験してから餃子に挑戦!
餃子にはたくさんの食材を使います。
キャベツは離乳食初期から使うことができる便利な野菜なので、未経験のままということは少ないと思いますが、ニラはにおいが強い食材なので、与える機会が少ないかもしれません。
ひき肉も離乳食後期から与えることができますが、いろいろな食材が使われる餃子ではなくシンプルな肉団子などから与えることがおすすめです。
その理由はアレルギーです。
餃子のようにいろいろな食材が使われている食材で、含まれる食材の中に初めて食べるものがいくつか含まれていると、どの食材でアレルギー反応が出たかわからないからです。
ニラなのか肉なのかがはっきりしないと、今後気を付けることが難しくなります。
すべての食材を経験してから赤ちゃんに餃子を食べさせてあげるようにしましょう。
手作りでも味付けはいらない
先にも少し触れましたが、離乳食期の赤ちゃんには味付けはほとんど必要ありません。
調味料類を使うことができるようになる9か月頃でも、風味づけ程度で塩味を感じるほどの味付けはNGです。
赤ちゃんに手作りの餃子を食べさせてあげるときも、赤ちゃん用の餃子には味付けは必要ありません。
にんにくやしょうがも必要以上に入れなくてもいいでしょう。
まとめてタネを作ったら、赤ちゃん用のタネを取り除いてから大人用に味付けをするようにしてください。
餃子の皮は無添加のものがおすすめ!
餃子の皮まで手作りする人は少なく、ほとんどが市販の餃子の皮を使うと思います。
私も餃子の皮は市販のものを利用していますが、赤ちゃんが生まれてからは市販のものは、何が使われているか原材料のところを必ずチェックするようになりました。
加工品などは添加物が気になりますが、餃子の皮はあまり気にしたことがありませんでした。
しかしよく見てみると、小麦粉や塩分のほかにも添加物が使われているものが多いことに気がつきました。
- 還元水あめ
- 植物油脂
- 加工でんぷん
- 酒精
- pH調整剤
すべての添加物が体に有害なものではありませんが、市販の餃子の皮はもちもち感を出したり、保存期間を長くしたりするために様々なものを添加しています。
餃子の皮は小麦粉と食塩、水分だけで作ることができるため、不要なものが含まれていないほうがいいはずです。
最近では余計なものが含まれていない、無添加の餃子の皮も増えていますので、赤ちゃんに食べさせてあげる餃子には、無添加のものを選ぶこともひとつのポイントです。
ただし、無添加のものは日持ちしませんので、購入したらなるべく早く使うようにしましょう。
餃子は皮も具も手作りなら安心!
赤ちゃんに餃子を食べさせるときには、
- 9か月頃から少しずつ与える
- 赤ちゃんには手作りの餃子が基本
- 市販の餃子は1歳以降にごく少量ならOK
この3点を押さえて与えるようにしましょう。
少し手間はかかりますが、餃子の具だけでなく皮まで手作りができたら、より安心して赤ちゃんに餃子を食べさせてあげることができますね。
我が家では餃子は手作りが基本ですが、娘に初めて食べさせたのは離乳食が完了する1歳半頃でした。
2歳頃には大人と同じものをタレなしで食べるようになり、小学生になった今でもタレはつけずにそのまま食べていますよ。
3歳頃には皮を一緒に手作りしたこともあり、作る楽しみと食べる楽しみを味わうことができたようです。
餃子は小さなお子さんでも楽しんで作ることができるので、ぜひ一緒に餃子作りを楽しんでみてくださいね。
簡単に餃子を包める道具が100円ショップに売っているので、そういった道具を活用するのもおすすめです。