赤ちゃんの離乳食でカステラはいつから食べて大丈夫?はちみつと3つのポイント

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ふんわりとした食感と優しい甘みが特徴のカステラ。

食感が柔らかく食べやすそうなので、赤ちゃんでも問題なく食べられそうですよね。

離乳食が進み、10か月頃になるとおやつを食べさせる機会も少しずつ増えていきます。

私は娘が一人おりますが、娘のおやつの与え方を考えているときにふと「赤ちゃんもカステラは食べられるのかな?」と疑問に感じたことがありました。

  • 赤ちゃんはいつからカステラを食べられる?
  • カステラを赤ちゃんに与えるときにどんなことに気をつけたらいい?
  • おやつの目安量も知りたい!

おやつの時間は大人も子どももうれしいひと時。

与え方に気を付けながら赤ちゃんが喜ぶものを上手に与えたいですよね。

カステラは甘みがあるのできっと赤ちゃんもおいしく食べてくれるはずですが、与えてもよい時期をきちんと知ったうえで与えるようにしましょう。

目次

赤ちゃんにはカステラをいつから与えてもいい?

大人が食べていると、赤ちゃんはいろいろな食べ物を欲しがるようになります。

カステラは甘い匂いがするので、大人が食べていると欲しがり、つい与えてしまうということもあるかもしれません。

消化もよさそうなのでつい与えがちですが、実はカステラは1歳未満の赤ちゃんのおやつには適していません。

その理由としては、

  • 糖分が多すぎる
  • カロリーが高い
  • はちみつが含まれている
  • 添加物も気になる

この4つです。

特にはちみつは1歳未満の赤ちゃんには与えることができないNG食品です。

はちみつにはボツリヌス菌という細菌に感染しているものがまれにあり、ボツリヌス菌に感染したはちみつを1歳未満の赤ちゃんが食べると乳児ボツリヌス症になってしまいます。

乳児ボツリヌス症になると、

  • 便秘
  • 哺乳力の低下
  • 首がグラグラする
  • 泣き声が小さくなる
  • 無表情になる

などの症状があらわれます。

ボツリヌス菌は加熱しても死滅しにくいため、たとえ一度火を通してあるカステラだとしてもボツリヌス菌を防げる可能性は低いといえます。

よってはちみつが含まれたカステラは食べさせることのないようにしましょう。

安心してカステラを食べさせるには、やはり赤ちゃんが1歳を過ぎてから与えることをおすすめします。

赤ちゃんにカステラを食べさせるときの3つのポイント

1歳を過ぎたら赤ちゃんのおやつとしてカステラを与えることができるようになりますが、どのようなことに気を付けて与えればいいのでしょう。

ここでは3つのポイントを紹介しますので、赤ちゃんにカステラを与えるときの参考にしてくださいね。

  1. たまに、少量を与えるのが基本
  2. 無添加のものを選ぼう
  3. 手作りなら安心

カステラは『たまに、少量』が基本

カステラはふんわりと柔らかく、つい与えすぎてしまいますが、赤ちゃんにカステラを与えるときは半切れほどが目安です。

上下の茶色いところは甘みが強く、ほんの少しだけ苦味も感じるので、取り除いてあげてもいいでしょう。

カステラは基本的には大人向けの嗜好品ですから、与えすぎは禁物。

欲しがるだけ与えることのないように気を付けましょう。

また、カステラを含む市販のおやつは毎日与えることもNGです。

お菓子ばかり食べ過ぎて、本来の食事が食べられなくなってしまいかねません。

1週間に1度や、お出かけの時のおやつとして取り入れるなどして、メリハリをつけることをおすすめします。

無添加のカステラを選ぼう

ここ数年の健康志向により、焼き菓子などのおやつも無添加のものが増えています。

そんな中、もし赤ちゃんにカステラを与えるなら、無添加のものを選ぶのがおすすめです。

カステラを購入するときは、必ず裏面の原材料名や栄養成分表のところをチェックしましょう。チェックするポイントは、

  • どんなものが含まれているのか
  • エネルギー
  • 脂質や糖質の量

などです。

特に原材料名はきちんとチェックしましょう。

カステラは小麦粉と卵、砂糖やはちみつなどの糖分が主な原材料です。

それ以外のものが含まれている場合は、添加物のケースもありますので、余計なものが含まれていないものを選ぶことが大切です。

ちなみにカステラとどことなく生地感が似ているどら焼きにも、はちみつが入っていることがありますので気を付けてください。

カステラも手作りなら安心!

赤ちゃんのおやつはできるだけ手作りのものを与えるのが理想です。

蒸しパンやパンケーキなどは比較的簡単に手作りすることができますが、カステラはちょっと難しそうなイメージですよね。

私もそう思っていたのですが、実は意外と簡単に作ることができると知り、作ってみると本当に簡単でした。

無添加で甘みも好みに調整できるので、赤ちゃんのおやつにもぴったり♪

また1週間ほど日持ちもするのでおすすめですよ。

次の項目ではカステラの作り方を詳しく紹介します。

ぜひ作ってみてくださいね。

甘くておいしい!赤ちゃんでも食べやすいカステラの作り方

○材料(20cm×20cmのスクエア型1つ分)

強力粉・・・200g

卵・・・8個

砂糖・・・250g

はちみつ・・・大さじ4杯

牛乳・・・50ml

○作り方

1.オーブンを180度に設定し、予熱しておきます。

2.牛乳をレンジで温め、はちみつを入れて溶かしておきます。

3.卵に砂糖を入れて、ハンドミキサーで全体が白っぽくなるまで10分ほど撹拌します。

4.はちみつ入りの牛乳を加えてさらに1分ほど撹拌します。

5.ふるった強力粉を2~3回に分けて加えます。その都度2分ほど撹拌しましょう。

6.クッキングシートを敷いた型に生地を流し入れ、ゴムベラで生地を切るように縦と横に5往復ずつくらいします。

7.180度のオーブンで10分焼きます。

8.オーブンの温度を160度に下げ、45分焼きます。表面が焦げてきたらアルミホイルを乗せましょう。

9.焼きあがったら熱いうちに型から外し、ラップで全体を覆います。

10.半日から1日ほど置いてしっとりしたら完成です。

※2日ほど置くとよりしっとりするのでおすすめですよ。

※甘みは好みで調整してください。糖分が少なすぎると日持ちはしません。

作るのはオーブンでもよいですが、タコ焼き機を使えば、屋台で売っているようなベビーカステラ風なものも作れるでしょう♪

赤ちゃんのおやつの量が気になる!

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「赤ちゃんにはおやつはどのくらい与えてもいいのだろう」と私もよく悩みました。

大人が食べていれば欲しがりますし、なくなれば「もっとちょうだい」とねだられるので、量には迷うところですよね。

おやつを食べさせ始める1歳頃のおやつの目安は、

  • 1歳頃・・・65kcal
  • 1歳半以降・・・100kcal

となっています。

2歳以降でもおやつは補食と考え、1回のおやつが100kcalを超えないように調整してあげることが大切です。

赤ちゃんは一度にたくさんの量を食べることはできませんが、味が濃くおいしいおやつはお腹いっぱい食べたがります。

おやつの量が多いとほかの食事に影響が出てしまうので、お腹がいっぱいにならない程度の量を心がけましょう。

市販のおやつだと、

  • カップケーキ・・・4分の1切れ(18g)
  • メロンパン・・・5分の1切れ(18g)
  • プリン・・・5分の2カップ(66g)
  • アイスクリーム・・・4分の1カップ(40g)
  • クッキー・・・1枚半(13g)
  • おせんべい・・・1枚と5分の3枚(14g)
  • どら焼き・・・4分の1個(21g)

(引用:『いつからOK?離乳食食べていいもの悪いもの』P90、91より)

程度が目安となります。

商品によっては大きさが異なりますから、グラム数を参考にしてみてくださいね。

カステラは1歳を過ぎてからたまに少量を与えて

カステラは蜂蜜が含まれていることや、糖分やカロリーや添加物が気になることから、1歳を過ぎてから与えるのがおすすめです。

与える際には、

・無添加のものを選ぶ

・頻繁に与えない

・量はごく少量

を心がけるといいでしょう。

我が家では1歳を過ぎてからおやつを食べさせ始めましたが、そのほとんどは赤ちゃん向けのおやつでした。

カステラは2歳頃を目安に食べさせ始めましたが、やはりいつものおやつより食いつきがよくたくさん食べたがったので困ったことを覚えています。

量と頻度に気を付けながら、上手にカステラを食べさせてあげてくださいね。