マヨラーという言葉ができるほど、マヨネーズは子供から大人まで人気の商品です。
サラダやたこ焼きもちろんのこと、生姜焼きやから揚げにまでかけてしまうつわものもいるとか。
そんなマヨネーズですが、赤ちゃんはいつから食べても大丈夫になるのでしょうか?
卵を使っているイメージだけど、アレルギーの心配は?
この記事では、マヨネーズについて詳しく紹介するとともに、離乳食に利用する時の疑問解決もしていきます。
ポイントは6つです。
- マヨネーズってどんな食べ物?
- マヨネーズの栄養価
- 赤ちゃんはマヨネーズをいつから食べてもいい?
- 離乳食に使用するマヨネーズの選び方
- マヨネーズを食べさせる時の3つの注意点
- 離乳食時期別オススメレシピ
記事を最後まで読んで頂けば、マヨネーズに関する新たな発見があるかも!?
ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
マヨネーズってどんな食べ物?
卵黄とサラダ油、お酢や塩などを混ぜ合わせて作る調味料(ソース)です。
主にサラダやお好み焼きやたこ焼きなどの粉ものに利用することが多い。
タルタルソースの原料にもなり、子供から大人まで人気の調味料です。
マヨネーズの栄養価
マヨネーズには脂質、ビタミンE、ビタミンK、ナトリウムが豊富に含まれています。
脂質はエネルギー源になり、五大栄養素のひとつとして知られていますね。
ナトリウムは、体内のミネラルをバランスよく保つ働きがあります。
ビタミンE、Kなどの健康維持に役立つ栄養素も入っているので、食べ過ぎに注意しながら上手に活用したいですね。
赤ちゃんはマヨネーズをいつから食べてもいい?
カミカミ期(生後9~11か月)から食べさせても大丈夫です。
しかし、マヨネーズの原料の卵は、アレルギーになりやすい製品のため、生後10か月以降、全卵が食べられるようになってから与えてください。
それに加え、1歳までは必ず加熱をしましょう。
ほとんどが油脂のため、少量を与える程度に留めましょう。
量としての目安は以下になります。
カミカミ期(生後10か月~11か月)は3グラム(小さじ4分の3)程度
モグモグ期(生後1歳~1歳半)は4グラム(小さじ1)程度
離乳食に使用するマヨネーズの選び方
赤ちゃん向けに作られている商品があるのでオススメです。
卵を使用していないもので、1歳から食べさせることができる商品などが売られています。
ベビー用品を取り扱っているところで購入できます。
マヨネーズを食べさせる時の2つの注意点
1.アレルギーに注意が必要です!
マヨネーズの原材料には『卵』が含まれています。
卵はアレルギーになりやすいので注意が必要です。
全卵にアレルギーがないことを確認した後でも、マヨネーズを初めて食べさせるときはごく少量から。
アレルギー症状が出ていないかを見つつ徐々に量を増やすようにしてください。
食べたあとに、口の周辺や舌などが赤く腫れたり、身体に発疹がでたりしたら『口腔アレルギー症候群』の可能性があります。
そのほかに代表的な症状として、目の充血や痒み、鼻水や身体の発疹などが現れたら、アレルギーを疑いましょう。
重篤な症状になると、呼吸困難などになってしまうこともあるのでくれぐれも注意してください。
たとえ緊急性が低くても、アレルギー反応が出た場合は、かかりつけの小児科を受診するようにしましょう。
2.食べさせ過ぎに注意が必要です。
マヨネーズは脂質が多いので食べさせ過ぎには注意が必要です。
子供はマヨネーズが大好きです。『もっとちょうだい』とおねだりするかもしれませんが、カロリーの摂りすぎは肥満などのリスクがあります。
くれぐれも食べさせ過ぎには気を付けましょう。
離乳食時期別オススメレシピ
カミカミ期(生後10か月~11か月)
・ひじきとしらすのいり卵
材料:卵1個、しらす干し10g、ひじき10g、マヨネーズ大さじ1
↓作り方↓
①しらすに湯をかけて、塩分を取り除きます。
②卵を割りほぐしましょう。
③ボウルに卵、しらす、ひじき、マヨネーズを入れて良く混ぜ合わせます。
④テフロン加工のフライパンに油を引かないで材料を入れます。
⑤ときどきかき混ぜながら入り卵を作っていきましょう。
⑥卵が完全に火が通ったらできあがりです。
モグモグ期(生後1歳~1歳半)
お好み焼き
材料:小麦粉大さじ3、水大さじ3、千切りキャベツ50g、豚小間肉10g、溶き卵1個、マヨネーズ少々
↓作り方↓
①ボウルに小麦粉と水を入れて良く混ぜ合わせます。
②千切りキャベツと細かく刻んだ豚小間、溶き卵をボウルに入れて、再びかき混ぜます。
③よく熱したフライパンに少量の油をひきます。
④赤ちゃんの手のひらぐらいのサイズ(大さじのスプーンぐらい)に丸く形成してフライパンに並べていきましょう。
⑤弱火で両面5分ずつ焼いてください。※豚肉に火が通っているか確認して、時間を加減してください。
⑥できあがったお好み焼きにマヨネーズをかけるか塗ったらできあがりです。
※豚肉はあらかじめ焼いた後、生地に加えると食中毒の心配がかなり減るので安心です。
マヨネーズは少量を基本にしましょう。
たこ焼きやお好み焼き、ポテトサラダなど、マヨネーズが使用されている料理は赤ちゃんや子供は大好きです。
パクパク食べてくれるのでつい与えすぎてしまいがちですが、食べさせ過ぎは肥満や胃腸の負担になります。
少量を守りつつ、マヨネーズを楽しんでくださいね。