唐辛子やコショウなど、あなたは香辛料が好きですか?
私は大好きで、特に辛いものに目がありません。
唐辛子たっぷりのラーメンや麻婆豆腐、うどんなどがとても好きなのですが……息子を産んでからあまり食べないようにしています。
どうしてかというと、息子がまんがいち、香辛料入りの激辛料理を口にしてしまったとき、大変なことになってしまうからです。
我慢できないときは、息子から離れて食べるほど、香辛料には気を使っています。
なぜ、私がこんなにもコショウや唐辛子から息子を避けようとしているのでしょうか?
理由は、刺激が強く赤ちゃんの胃腸の負担になり、下痢などを起こしてしまう原因になるからです。
この記事では、コショウについて詳しくご紹介するとともに、赤ちゃんの離乳食への利用の有無についてもお伝えしていきます。
ポイントは6つです。
- コショウってどんな食べ物?
- コショウの栄養価
- 赤ちゃんはコショウをいつから食べてもいい?
- コショウを食べさせる時の2つの注意点
- 離乳食時期別オススメレシピ
最後まで記事を読んでいただければ、離乳食時のコショウに対する疑問が解決するはずです。
ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
コショウってどんな食べ物?
コショウの実から作った香辛料です。
ブラックペッパーとホワイトペッパーがあります。
ブラックペッパー……熟す前のコショウの実を天日乾燥したものです。辛みが強く肉料理などに適しています。
ホワイトペッパー……完熟した実を水に浸した後皮を取り除いて天日乾燥したものです。魚料理や鶏肉の料理などに適しています。
食卓で馴染みのあるコショウは、実を細かく砕いたもの『パウダー状』の商品です。
パウダーの他に、『粗びき』や『ホール』『クラッシュ』などがあります。
コショウの栄養価
コショウには銅や鉄分、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ピペリンが含まれています。
鉄分は貧血予防などに効果があり、カルシウムやマグネシウムは骨の形成を促す効果があります。
ピペリンは、コショウの辛さの元となっている成分で、殺菌作用や血行促進作用の他、冷え予防にも繋がります。
赤ちゃんはコショウをいつから食べてもいい?
刺激が強く辛いので、基本は赤ちゃんにはすすえられない調味料です。
赤ちゃんも辛いからだと思いますが、好みません。
大人との料理の取り分けるときに、少量入っている程度ならカミカミ期(9~11か月)から食べさせても大丈夫ですが、入っていないほうが安心です。
コショウがかかっているところを落とすか、湯で洗うなどして薄めて与えるようにしましょう。
コショウを食べさせる時の2つの注意点
①稀なケースですがアレルギー反応が出る場合もあります。
コショウは、厚生労働省が発表する食物アレルギーが心配される食べ物の中には入っておりません。
しかし稀ではありますが、コショウを食べたことによってアレルギー反応が出たケースが報告されています。
口の周りや口の中がかゆくなって赤く腫れたり、目の充血や痒みがあったり、鼻水や身体の発疹が現れたりしたら、アレルギーを疑いましょう。
たとえ呼吸困難などの症状がなく緊急性が低くても、アレルギー反応が出た場合は、かかりつけの小児科を受診するようにしてくださいね。
②刺激物なので注意が必要です。
コショウは刺激が強いので、無理に与えないようにしましょう。
赤ちゃんは大人よりも味覚が鋭く敏感です。
味だけではなく、大量のコショウを食べると胃腸に負担がかかってしまったり、下痢などを引き起こす原因にもなるので、くれぐれも注意しましょう。
離乳食時期別オススメレシピ
レシピというよりは、コショウを入れるタイミングのオススメポイントです。
肉料理などの下味に『塩』と『コショウ』という場合がありますが、赤ちゃんがいる家庭では、下味は『塩』のみにしましょう。
そして、赤ちゃんの分を取り分けた後、大人たちの分にコショウを追加します。
チャーハンやスープなども『後入れ』すれば、大人はあのぴりりとしたコショウの良さを楽しむことができます。
これは全ての調味料に言えることで、赤ちゃんにあまり食べさせたくないものは、取り分けた後に入れると安心&大人は好みの味を楽しめてオススメですよ。
なるべくコショウは食べさせないように気をつけましょう。
チャーハンやスープなどに少量入っているものでしたら、大人との取り分け程度でしたら食べさせても問題ないでしょう。
しかし、たとえばステーキなどの肉料理は、大量にコショウがまぶしてあったりするものが多く、赤ちゃんに少量でも食べさせるのはしないほうが安心です。
過度に気にする必要はありませんが、気にしなさすぎも問題です。
なるべく刺激のある香辛料は赤ちゃんには食べさせないように気を付けながら、日々の食事のメニューを考えるのがオススメです。
ぜひ、上手にコショウを活用してくださいね。