赤ちゃんが反る!乳幼児が反るのは自閉症や障害の可能性がある?2つの対処法

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泣きながら赤ちゃんが反る光景を見たことがありませんか?

エビのように背中を反らした姿を見ると、私は「赤ちゃんだなあ」と感じるのですが、みなさまはどうでしょうか?

大人で背を反らして泣く人はまずいません。

赤ちゃんだからこそ、この泣き方をするのです。

私の息子は2歳になりましたが、イヤイヤ期真っ只中のようで、嫌なことがあると顔を真っ赤にして反り返って泣きわめきます。

これを外出時にされると、ほんとに困り果ててしまうのですが、反り返りは赤ちゃんの大多数がやる普通の行動なんです。

言うなれば赤ちゃんの表現方法のひとつではないでしょうか。

しかし、問題がある場合も…。自閉症などの発達障害のために反ってしまうことがあるのです。

では、いったいどのようにして見分ければよいのでしょう。

この記事では『赤ちゃんの反り』について詳しく紹介していきます。

ポイントは2つです。

  • 赤ちゃんが反る原因は?
  • 赤ちゃんが反ったときの2つの対処法

最後まで読んでいただければ、赤ちゃんが反ることへの疑問が解消されるはずです。

ぜひ参考にしてくださいね。

目次

赤ちゃんが反る原因は?

赤ちゃんが反る原因は大きく分けて2つあります。

  1. 通常の反り返り(自然な動作)
  2. 自閉症や脳性麻痺などの病気

抱っこが気に食わなかったり、背中が気持ち悪かったり、赤ちゃんが不快を感じている場合は背中を反らすことがあります。

まだ遊んでいたいのに抱っこされた。寝転がっているときに背中が暑い又は寒くて気持ち悪いなど……。

赤ちゃんが不快な思いをしているとき、反り返りで表現することがあるのです。

背中の不快感による反り返りは、早い子で生後1カ月ぐらいから続き、1歳ぐらいで落ち着きます。

しかし意思表示の反りは、1歳を過ぎてからも続きます。

私の息子が抱っこを嫌がり歩きたいと反って表現するのはこのためですね。(納得)

毎回あやすのに大変苦労するのですが、しっかりと心が成長していっている証拠なので、嬉しいことでもあります。

『自分の意思で反り返っている』というのが、通常の反り返りなのか、それとも病気による反り返りなのかを見極めるポイントのひとつとなります。

病気による反り返りの場合は、以下の特徴があります。

脳性麻痺の場合

  • 眠っている時でも反り返りがある。
  • 反った時に首や腰などがねじれている。

これは明らかに赤ちゃんの意思ではない『反り』ですね。

先に述べたように、見極めのポイントは『自分の感情を表現しているかどうか』です。

もし、意思ではなく反り返っていたら脳性麻痺が疑われますので、早めに病院へ行くようにしてください。

自閉症の場合

  • 激しい反りが何度もある。
  • 抱っこしようとしたら極端に嫌がる。

自閉症の赤ちゃんは抱っこを嫌う傾向があります。それは神経が過敏な子が多いという特徴があるからです。

機嫌が悪いときなどではなく、毎度抱っこを嫌がるようなら、一度病院で検査を受けてみてもいいかもしれません。

どちらも疑いですので、これらの症状が見られたからといって、全ての赤ちゃんが障害を持っているとは言い切れません。

疑いだけで過度に不安になるのはやめましょう。

しかし、楽観視もできないことも事実。おかしいなと感じるようなら、かかりつけの小児科に相談するようにしてください。

赤ちゃんが反った時の2つの対処法

赤ちゃんが身体を反らすようになったら、まず原因を探しましょう。

なぜ反るのかを知ることが出来れば、簡単に対処できますし安心ですよね。

ポイントは2つです。

1.抱っこのしかたに気をつける

抱っこの仕方が気に食わないと反りかえる赤ちゃんには、この方法を試してみてください。

新生児は首が座っていないので首ばかりに意識が集中してしまいがちですが、足元にまで気を配ることを忘れずに。

足がだらんと下がってしまっている場合は、Cカーブを作るように抱っこをしてください。

Cカーブは赤ちゃんがママのお腹にいた時に似ているので、一番落ち着ける体勢です。

赤ちゃんが楽な姿勢に近づけるように抱っこしてあげると、反る回数が減るかもしれません。

関連記事⇒赤ちゃんの正しい抱き方って?授乳時や泣き止ませ3つの状況別抱っこのポイント

2.遊びたい気持ちや不快感を理解して解消してあげる

まだ遊んでいたくて癇癪(かんしゃく)を起している時は、

「まだ遊びたかったねー。そうだよねー」と、赤ちゃんの気持ちに寄り添いながら、ゆらゆら身体を揺らすなどして、あやしてあげてください。

また、汗をかいていて暑そうだったら着替えさせてあげて、寒そうならばカーディガンなどの上着を着せてあげましょう。

赤ちゃんが不快だと感じている原因を見極め、それに見合った方法で改善すると、反るという行動が少なくなるはずです。

関連記事⇒赤ちゃんのギャン泣きが止まらない!7つの理由とあやし方、放置の賛否

まとめ

感情を示すために反るという行動をしている赤ちゃんたち。

この反り返りは小さな子供ならではの意思表示です。

大きくなるにつれて言葉で示せるようになり、だんだんと反ることは減っていきます。

今だけしかみられない成長の証と考え、ママやパパが上手にお子さんの反りに付き合ってあげてくださいね。

あまりにも頻度が多い場合は一度病院で診てもらうことをおすすめします。