寝転がったままぼんやりと天井を見ていた新生児時代。
5か月を過ぎたころから、赤ちゃんはみるみるうちにできることが増えていきます。
寝返りをしたと思ったら、お座りができるようになり、今度はハイハイ、そしてつかまり立ち……。
そしてその次は……ついに歩くことができるように!
私も息子のできることが増えるたび、大喜びをして夢中で写真や動画を撮りました。
2歳になった今も、出来ないことが出来るようになると家族総出で大喜びしています。
子供の成長を目にするのは、とっても嬉しいことですよね。
この記事では赤ちゃんが立つ時期に重点をおいて、知っておいてもらいたいポイントをご紹介していきます。
ポイントは4つです。
- 赤ちゃんが立つ時期って?
- 先輩ママ3人に聞いた赤ちゃんが立った時期
- おすすめの立つ練習方法
- 立ち始めたときの注意点
最後まで記事を読んでいただければ、赤ちゃんの立つ時期について他の人に伝えられるようになること間違いなしです。
ぜひ覚えてもらい、孫の成長を楽しみにしているじいじやばあばに教えてあげてくださいね。
目次
赤ちゃんが立つ時期って?

赤ちゃんが立つまでには、3ステップがあります。
1ステップ目は、全身の筋肉がつきはじめると、ハイハイができるようになります。
2ステップ目は、テーブルなどにつかまって立てるようになります。俗にいう『つかまり立ち』です。
3ステップ目は、つかまり立ちの進化版。なにかにつかまりながら伝い歩きをするようになります。
もうここまでくると、ひとりで立つまでもう少しです。
だいたいハイハイが5,6か月ぐらいから、つかまり立ちが7か月、伝い歩きが8か月ぐらいが目安の時期だと考えられています。
しかし、成長には個人差がとてもあります。息子は1歳過ぎても伝い歩きをしていましたし、歩くのも1歳2か月ぐらいと、少し遅めでした。
あくまで目安として考えて、少し遅れているからといって心配することはありません。
できるようになる時期は赤ちゃんによって様々です。具体的に私の友人たちの赤ちゃんの立った時期を下記で紹介しますね。
先輩ママ3人に聞いた、赤ちゃんが立った時期。

①友人1
立ったのは6か月目、歩き始めたのは7か月目。
②友人2
立ったのは8か月。歩き始めたのは1歳1か月。
③友人3
立ったのは1歳。歩き始めたのは1歳3か月。
このように、立つ時期も歩き始める時期もばらばらです。
①の子は、保育園に通っていたので、歩くのもしゃべるのも早かったとママが言っていました。
上にお子さんがいらっしゃる赤ちゃんも、比較的できるようになる時期が早いようです。
②③の子は、幼稚園に入るまで、ママとお家で過ごしていた子です。
同じような境遇でも、立ったり歩き始めるには差があります。こうしてみると赤ちゃんの性格や個人差があるんだとわかりますよね。
人それぞれ性格があるように、赤ちゃんにも『おっとりさん』や『せっかちさん』がいます。
一般的に1歳半で歩かない場合は要注意、2歳を過ぎても歩かない場合は専門機関で診てもらう必要が出てきます。
生活環境によっても多少は変わってくるとは思いますが、一歳半までを目安にすると良いでしょう。
おすすめの立つ練習方法

テーブルを使って伝い歩きをさせてあげる。
赤ちゃんが両手をついてたっちできる低いテーブルを用意しましょう。
たっちしたら後ろから腰を支えてあげながら、少し目線より高いものを指さして、首や頭を動かす練習をしてみてください。
向かい合い赤ちゃんの両手をもって、ゆっくりと後ろに下がる。
赤ちゃんの両手を持って立ち上がらせます。
そのまま何秒間かじっとしているだけでもいいですが、慣れてきたらゆっくりとママが後ろに下がってみてください。
足を一歩前に出して歩く練習ができますが、無理やりやらせるのは危険ですので、歩けそうならやるようにしましょう。
立たせてその状態をキープするだけでも、たっちやあんよの練習に充分なります。
立ち始めたときの注意点

立ち始めの赤ちゃんは、上手くバランスをとることができません。
転んでしまう可能性が高いので、テーブルの角にはクッションテープを貼ったり、床にクッションマットを敷いたり、
ぶつかって怪我をしてしまいそうなものは置かないようにする必要があります。
立ち始めたのが嬉しくて、何度も立たせようとしたりはしないで、赤ちゃんのペースを尊重してあげましょう。
なにごとも個人差がある。赤ちゃんのペースを最優先にしてあげて。

成長には平均はありますが、それが全てではありません。
少しぐらい平均から外れていても大きな問題のないことが多いので、過度な心配はしないようにしましょう。
はっきり言うと、歩きだしてからの赤ちゃんは、それはそれは大変です。
歩くのが楽しいのかどこでもひとりで行こうとしますし、動きが多くなる分、無茶も増え、転ぶことも多くなり、怪我の頻度もあがります。
ハイハイや伝い歩きのころは楽だったなあと思うこともしばしば。
その当時は早く歩かないかななんて思っていたのに、おかしな話ですよね。
今だけしか見ることができない、頼りないたっち姿は本当に可愛らしいことこのうえないので、「早く歩いて」と焦ることはせずに、我が子が成長していく過程を楽しんでくださいね。