赤ちゃんは紅茶をいつから飲んで大丈夫?4つの注意点と水分補給のポイント

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みなさまは、紅茶がお好きですか?

私は一時期、紅茶が身体に良いと聞いて、毎日のように飲んでいたことがあります。

ストレートティやミルクティ、レモンティやアップルティなど、日替わりで飲んでいました。

紅茶には色々な味があり、独特な香りでリラックスできたのも飽きがこない原因だったのではと思います。

具体的に紅茶はどう身体に良いのでしょう。

紅茶はダイエットや虫歯の予防、喉の保護など多くの効果が期待されています。

大人にとって、魅力が多い飲み物と言えるでしょう。

では、赤ちゃんにとっても紅茶は良い飲み物なのでしょうか?

答えは、残念ながらリスクの多い飲み物です。

この記事では、赤ちゃんと紅茶の関係について詳しく紹介していきます。

  • 紅茶ってどんな飲み物?
  • 紅茶の栄養価
  • 赤ちゃんは紅茶を何歳から飲んでもいい?
  • 赤ちゃんに紅茶を飲ませてはいけない4つの理由
  • 紅茶を使ったおすすめレシピ

最後まで記事を読んでいただければ、紅茶について詳しくなっていること間違いなし!です。

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

紅茶ってどんな飲み物?

茶葉を完全に発酵させて作るお茶です。

色は紅褐色で、英国で特に人気があります。

世界で一番飲まれているお茶だといわれていますが、日本では緑茶が食生活に根付いているため、それほどポピュラーな飲み物ではありません。

本場の英国やヨーロッパ各国では、ストレートティーやミルクティーが好まれ、レモンティーを飲むのはアメリカや日本なのだそう。

カフェインとタンニンは胃腸への負担が大きくなるので、空腹時は飲むのを避けたほうが良いでしょう。

紅茶を飲むときは、焼き菓子やナッツ類など、お腹を満たすものと一緒に摂ることをオススメします。

紅茶の栄養価

カフェインとタンニンが豊富です。

カフェインは血液の循環をよくしたり、頭痛の改善、集中力を高めてくれる効果があります。

タンニンはカテキンの一種で、抗菌作用や肥満、高血圧、風邪や虫歯の予防が期待できます。

赤ちゃんは紅茶をいつから飲んでもいい?

赤ちゃんに紅茶を飲ませるのはNGです。

ミルクティであればアレルギーの心配などがあり、甘味も強く赤ちゃん向けの飲料とは言えません。

甘味を一度覚えてしまうとくせになり、お茶を飲まなかったり、離乳食を食べなくなってしまう場合もあります。

紅茶を飲ませるのであれば、パクパク期(1歳~1歳半)から、ごく少量を水などで薄めて与えましょう。

赤ちゃんに紅茶を飲ませてはいけない4つの理由

赤ちゃんに紅茶を飲ませてはいけない理由は主に4つあります。

1.急性カフェイン中毒の危険性がある

子供がカフェインをたくさん飲むと、急性カフェイン中毒になってしまう危険性があります。

症状としては、興奮して眠らなくなったり、じっとしていることができなくなったりします。

動悸が激しくなって、いつもよりも感情の起伏が激しくなることも。

万が一、誤って赤ちゃんに紅茶を与えてしまった場合は、カフェインを身体から排出することが大事なので、水分をたっぷりとってあげてください。

もし症状がひどくなってしまった場合は医療機関に受診しましょう。

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2.ミルクティでアレルギー症状がでることも

ミルクティーには『乳製品』が含まれています。

『乳』はアレルギーになりやすい代表的な食品ですので、アレルギー反応が出る可能性があります。

飲んだ後に目の充血や痒み、鼻水や身体の発疹などが現れたら、アレルギーを発症している可能性があります。

重篤な症状になると、呼吸困難などになってしまうこともあるのでくれぐれも注意してください。

たとえ呼吸困難などの症状がなく緊急性が低くても、アレルギー反応が出た場合は、かかりつけの小児科を受診するようにしましょう。

3.甘味を摂り過ぎてしまう恐れがある

紅茶によっては甘味が強いものがあるので、飲ませすぎると身体に悪影響を及ぼしかねません。また肥満になるリスクも高くなります。

特にミルクティは、ミルクに慣れている赤ちゃんが好む味でもあります。

一度飲み始めると、「もっとちょうだい!」と何度もミルクティをおねだりするようになってしまう可能性も。

4.ホットはやけど、アイスは身体が冷えてしまう

紅茶といえば、ティーカップに入った温かい紅茶をイメージしますが、子供には絶対にそのまま与えないでください。

どうしても温かい紅茶を飲ませたい場合は、乳児期のミルクのように適温に調整してから、一歳以降を目安に水で薄めたものを与えましょう。

また、アイスティはなるべく常温で。冷たすぎると身体を冷やしてしまう原因にもなります。

紅茶を使ったおすすめレシピ

パクパク期(1歳~1歳半)から食べられるおすすめのレシピを紹介します。

ミルクティゼリー

材料:ミルクティ400cc、粉ゼラチン1袋

↓作り方↓

①小鍋にミルクティを入れて煮立たせます。

②火を止めてボールなどに移し、粉ゼラチンを加えて混ぜながら溶かしましょう。

③お好きな器に移します。

④冷蔵庫で2、3時間冷やして固まったらできあがりです。

※ゼリーは飲み込みやすいので、喉につまらせないようにスプーンなどで軽くほぐしてから与えるなどの工夫をしましょう。

食事中はなるべく目を離さないようにしてくださいね。

紅茶は大人の嗜好飲料。赤ちゃんにはまだ早い味。

記事でお伝えしたように、カフェインが多く含まれている紅茶は、赤ちゃんには不向き。

大人が楽しむ飲み物と言っていいでしょう。

しかし、紅茶好きなママは、香りや味を赤ちゃんと一緒に楽しみたくなるかもしれません。

そんなときは、我慢しないでちょっとだけ楽しむのはありです。

もちろん、飲ませていい月齢(パクパク期)になってからですが。

育児は想像よりもずっと大変です。紅茶でほっと一息したいママはたくさんいるでしょう。

その楽しみを我慢すると、後々辛くなって爆発してしまうかもしれません。

禁じるのではなく、上手に楽しむことを考えましょう。

赤ちゃんには湯冷ましなどで薄めるなどして工夫をしながら、ママやパパは紅茶を楽しんでくださいね。

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