モチモチとした食感が、他のパンにはないおいしさがあるベーグル。
単体でもおいしいですし、中に色々なものを挟んで食べると、食事にもおやつにもなる便利な食材ですね。
作り方は意外と簡単で、強力粉、砂糖、塩、ドライイースト、モルトエキス、水の6つの材料で作ることができるので、自分で作っている人も多いです。
ベーグルのあのもちっと食感は、焼く前に一度ゆでるという工程があるから。
ゆでることで目の詰まった生地になるのです。
ベーグルを切るとわかりますが、ギュッと目が詰まった生地ですよね。
目が詰まった生地の中でも、強力粉を変えることで、硬さやモチモチ感を変えることができます。
とてもおいしいベーグルですが、たくさん買ったときや作ったときは、保存方法に悩みませんか?
ここでは、ベーグルの正しい保存方法、消費期限、おすすめのメニューについて紹介します。
目次
ベーグルはどのくらい日持ちする?賞味期限は2~3日!
ベーグルはロールパンに比べると脂質が低く、カロリーも低いので普段食べるパンにすると、摂取カロリーを抑えることができます。
また、目が詰まっていて食べ応えがあるので、腹持ちがいいパンといわれています。
ベーグルは専門店もあるほど、人気のあるパン。
保存期間は、食パンやフランスパンと同じく、常温で2~3日。
購入したらなるべく早く食べないと、ベーグル特有のモチモチした食感がなくなり、固くなってしまいます。
せっかくのベーグルなのに、あのモチモチ感がなくなったらイヤですよね。
固くなる前に、正しい保存方法で保存しましょう。
ベーグルの保存方法!
ベーグルは業務用スーパーなどで、大量に購入する方も多いと思います。
長期間おいしく食べるためには、どのようにして保存すればいいのでしょうか?
正しいベーグルの保存方法を紹介します。
ベーグルの正しい冷凍保存方法
ベーグルは、すぐに食べない場合は冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存してもモチモチ感は変わらす、長期間保存することが可能。
ベーグルを冷凍保存するときは、1個そのままもしくは使いやすいように半分にスライスして、1個ずつラップに包みます。
ラップに包んだベーグルを、重ならないように保存袋に入れて保存。
保存袋の中の空気は抜いて閉じてください。
またラップをアルミホイルに変えて保存するのもいいですね。
自然解凍して、焼いて食べるととてもおいしく食べることができます。
ベーグルの冷凍保存期間は1ヶ月。
冷凍保存するときは、ベーグルが固くなる前に保存してください。
ベーグルの正しい冷蔵保存方法
ベーグルは2~3日で食べるつもりならば、冷蔵庫での保存も可能です。
多少固くなってしまう場合があるので、軽く暖めたり焼いたりすると、おいしく食べられます。
ラップに包んで保存袋に入れて、冷蔵庫に保存してください。
2~3日で食べない場合は、冷凍保存してください。
その他の方法
ベーグルは、常温保存でも2~3日は大丈夫です。
常温で保存すると、冷蔵保存するより固くならずに保存できます。
常温で保存するときは、直射日光が当たらず湿気がない場所に、保存袋に入れて保存します。
湿気が多いところに保存すると、カビが生えてしまいます。
かびが生えた部分を取り除いても、カビの菌は中までいっている可能性があるので、カビが生えたときは廃棄してください。
常温保存のベーグルは、風味が落ちてしまうので、なるべく早く食べてくださいね。
ワンポイントアドバイス
ベーグルを長期保存したい場合は、冷凍保存がおすすめ。
使いやすいように半分に切って保存すると便利です。
また最近は冷凍されて売っているベーグルもありますが、賞味期限を確認して食べきってください。
一度解凍したベーグルを再度保存するのは、風味も味も落ちますのでやめたほうがいいですね。
常温や冷蔵で保存するときは、2~3日で食べます。
カビが生えたり、固くなってしまったりするので、なるべく早く食べきるか、冷凍保存してください。
冷凍しておいたベーグルを使った4つのメニュー
冷凍したベーグルは、自然解凍してから焼いて食べるとおいしく食べられます。
おすすめの冷凍ベーグルを使ったレシピを紹介します。
冷凍ベーグル ハムサンド
冷凍したベーグルを解凍してすばやくできるハムサンド。
お弁当や朝食にぴったり。
【材料】
冷凍ベーグル 1個
クリームチーズ 1個
ハム 2枚
セロリ 適量
マヨネーズ 少々
粗挽き黒胡椒 少々
パセリ 少々
① 冷凍ベーグルは常温で自然解凍して、トースターで少し暖めます。
② ベーグルを半分にスライスして、クリームチーズを塗ります。
③ クリームチーズの上に、胡椒、ちぎったパセリ、セロリの薄切り、マヨネーズとハムの順にのせて、ベーグルではさんで出来上がり。
ベーグルでフレンチトースト
冷凍ベーグルで作るフレンチトースト。
食べ応えがあるモチモチ感がおいしいです。
【材料】
冷凍ベーグル 1個
★ 卵 1個
★ 牛乳 150cc
★ パルスイート 小さじ1
バター 10g
はちみつ お好み
① 冷凍ベーグルは電子レンジで1分程度暖めます。
② ベーグルを半分に切ります、★の材料を混ぜ合わせて30分位浸してください。
③ フライパンを熱してバターを入れます。
液に浸したベーグルの両面を焼いてください。
④ お皿に盛り付けてはちみつをかけて出来上がり。
ブルーベリーベーグル
【材料】
冷凍ベーグル 1個
ブルーベリージャム 好きなだけ
水切りヨーグルト 適量
① 冷凍ベーグルは自然解凍します。
② コップにヨーグルトのホエーを、たれなくなるまで入れます。
③ 3日くらいホエーを切って、クリームチーズ並みの硬さになるまで切ります。
④ 解凍したベーグルを半分にカットして、トーストして水切りヨーグルトを塗ります。
⑤ ブルーベリージャムを塗って、ベーグルでサンドしたら出来上がり。
ベーグルサーモンサンド
【材料】
冷凍ベーグル 1個
スモークサーモン 3枚
クリームチーズ 1個
パセリ 適量
粗挽き黒胡椒 少々
① ベーグルは半分にして冷凍したものを、自然解凍して、軽くトーストして解凍します。
② クリームチーズをベーグルにのせて、胡椒とパセリ、サーモンを並べて、サンドしたら出来上がり。
ベーグルの作り置きメニュー
ベーグルには色々な食べ方があり、冷凍保存も可能なので、手作りのベーグルを作り置きしておくと便利ですね。
おすすめのベーグル作り置きメニューを紹介します。
手作りベーグル
もっちりとした手作りベーグルです。
【材料】
強力粉 500g
ドライイースト 小さじ1
塩 5g
三温糖 25g
水 250g
モラセス 大さじ1
水 1.5L
① 水以外をケースに入れて、HBの生地コースをスタートします。
30秒まわしたら、水をまわしいれて20分こねてスイッチを切ります。
② 生地に丸めて布巾をかけて10分のベンチタイム
③ 生地を6分割して丸め、25cmほどの長さに伸ばします。
端は手の甲でつぶします。
④ ねじりながら端っこをあわせてください。
⑤ ひっくり返して広げた部分を綴じます。
生地をしっかりとくっつけましょう。
⑥ オーブンシートを引いた天板になどに、コーンミールを敷きその上に生地をのせて、2次発酵します。
35度で30分位。
⑦ 2次発酵が終わればベーグルの大きさは、倍くらいになります。
⑧ 沸騰したお湯にモラセスを入れて、片面30秒くらいゆでます。
⑨ 天板に並べて190度に予熱したオーブンで、15分焼いて出来上がり。
まとめ
子供も大人も大好きなベーグルについて、正しい保存方法、消費期限、おすすめのメニューを紹介しました。
ベーグルは冷凍保存しても、モチモチ感を失わずおいしく食べられますので、すぐに食べない場合は冷凍保存がいいですね。
すぐに食べる場合は、常温もしくは冷蔵保存してください。
冷凍保存のベーグルをおいしく食べるには、自然解凍してから少し焼いて食べると良いでしょう。
正しい保存方法で、おいしいベーグルを楽しんでくださいね!