「授乳中でもレジャーやアウトドアを楽しみたい!」という女性は多いです。
特に寒さが和らぎ過ごしやすい季節になると、外でバーベキューを楽しむという家庭も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんのお世話や授乳スペースなどを考えると、授乳中はバーベキューもちょっと敬遠してしまいがちです。
家族だけなら赤ちゃんのお世話の心配は少なくなりますが、旦那さんの会社関係や友人同士が集まるバーベーキュートなると、心配事はグッと増えます。
・授乳中のバーベキューは避けるべき?
・授乳中のバーベキューでの注意点を知りたい!
・授乳中のバーベキューを楽しむには?
私も娘がある程度成長してからバーベキューのお誘いもいくつかありました。
なんとなく楽しめないような気がしてお断りしたこともありましたが、「注意点などを知っていたら参加したかったなぁ」という気持ちがあったことも事実です。
授乳中のバーベキューのポイントを押さえて、みんなと楽しめるといいですね!
目次
授乳中はバーベキューには参加しないほうがいい?
冒頭でも少し触れましたが、授乳中のバーベキューを敬遠してしまう原因としては、
・おむつ交換の場所
・授乳スペースの確保
・赤ちゃんがぐずった時の対応
・火が危なそう
などがあげられるでしょうか。
ほかにも
・熱中症
・日焼け
・虫さされ
といった赤ちゃんの体調面の心配もありますね。
特に暑い時期には赤ちゃんが体調を崩してしまわないか心配になってしまいます。
授乳中にバーベキューをすること自体に問題はありませんが、条件次第ではNGといったところでしょうか。
バーベキューデビューは条件を整えて!
授乳中のお母さんは、いつもより疲れやすい時期でもあります。
赤ちゃんにとっても月齢が低ければ低いほど、長時間外にいることは疲れを感じてしまうでしょう。
授乳中のお母さんと赤ちゃんのバーベキューデビューはしっかり条件を整えて参加することをおすすめします。
・お母さんと赤ちゃんの体調が良い日
・暑すぎず寒すぎない季節
など、家族で相談して赤ちゃんをバーベキューに参加させるかどうかをしっかり話し合います。
・赤ちゃんがまだ外の環境に慣れていない
・お母さんや赤ちゃんの体調がすぐれない
など、新生児の赤ちゃんや長時間外出したことがない赤ちゃんは、バーベキューに参加させないほうがいいでしょう。
赤ちゃんが何か月になったらバーベキューOK、ということは言えませんから、各家庭で赤ちゃんとお母さんの体調次第で予定を立てるようにしましょう。
授乳中のバーベキューで気を付けたい3つのポイント
バーベキューに参加することはお母さんにとっても良い息抜きにもなりますから、授乳中だからといってレジャーを制限しすぎるのはおすすめできません。
ここでは授乳中のバーベキューで気を付けたいポイントを3つ紹介します。
- どんな時も赤ちゃんを優先に!
- 短時間で切り上げるのがベター
- 赤ちゃんとお母さんが休めるスペースを確保
バーベキュー中は赤ちゃんが最優先!
屋外で開放的になってしまい、つい赤ちゃんのお世話が二の次になってしまうこともあるかもしれません。
授乳期の赤ちゃんはまだ泣くことでしか要求を伝えることができません。
バーベキュー中でも赤ちゃんが泣いているときは、何かを訴えていると考えて、どんなことよりも赤ちゃんを優先することを心がけましょう。
暑い時期は赤ちゃんものどが渇きやすく、授乳回数が普段よりも頻回になることも考えられます。
そうなるとお母さんは赤ちゃんにつきっきり、ということもありますが、授乳の回数が増えたり授乳の時間が長くなることを想定しておくことも大切です。
楽しくても短時間で切り上げるのがベター
普段はお家の中で過ごすことが多い赤ちゃんは、長時間屋外にいると大人が想像しているよりもずっと疲れていることが多いです。
赤ちゃんは環境が変わると眠くても上手に寝られずにぐずりがひどくなることもあります。
おっぱいも集中して飲めないこともあるでしょう。
バーベキューが盛り上がっていたとしても、赤ちゃんが疲れている様子を見せたら、早めに切り上げることも大切です。
仲間で集まっていた場合でも、自分たちだけは先に帰らせてもらうという決断をすることもあることを頭に入れておきましょう。
赤ちゃんとお母さんが休める場所も必要
先にも触れたとおり、ずっと屋外にいると健康な大人でも疲れを感じます。
授乳中のお母さんは、授乳間隔が安定していたとしてもいつもよりも疲れを感じやすい人も多いです。
バーベキュー中にお母さんと赤ちゃんが一息つける場所を確保しておくこともポイントです。
車などで来ているときは車の中で、休憩施設などがあればそこで休めるか確認しておくと安心です。
授乳中でもバーベキューを思いっきり楽しむ3か条
上記ではバーベキュー中に注意したいポイントを3つ紹介しました。
ここでは授乳中のお母さんも思いっきりバーベキューを楽しむためのポイントを3つ紹介します。
- 移動距離はなるべく短く!
- 授乳期の赤ちゃんがいるときは少人数がおすすめ!
- 旦那さんの協力はマスト!
バーベキューをする場所は近場がおすすめ
ドライブがてらバーベキューをするのも楽しいですが、授乳期の赤ちゃんを抱えた長距離の移動は、それだけでも疲れてしまうものです。
移動中にも赤ちゃんがぐずれば授乳のために車を停める必要がありますから、到着時間が大幅に遅れることもあるでしょう。
赤ちゃんの月齢の低いうちは、移動距離がなるべく短い場所や家の周辺でバーベキューをするのがおすすめです。
何かあった時にすぐに帰ることができる距離だとより安心ですね。
大人数でのバーベキューは控えて
バーベキューをするとつい人数が増えてしまいがち。
授乳中のお母さんと赤ちゃんのことを最優先することを考えると、大人数よりも少人数でのバーベキューがおすすめです。
親せきや気心知れた仲間だけというメンバーなら、バーベキュー中でもスムーズに赤ちゃんのお世話ができるでしょう。
親せきが一緒なら赤ちゃんのお世話もある程度お願いできるので、お母さんも少しの時間赤ちゃんから離れてバーベキューを楽しむことができるはずです。
旦那さんの協力はマスト!
安全に、そしてお母さんもしっかり楽しむためには旦那さんの協力もマストです。
お酒が入ると旦那さんだけ盛り上がってしまって赤ちゃんのことは奥さん任せ、なんてこともよくある話です。
赤ちゃんのお世話は2人で行うことや、車の運転があるときは旦那さんもお酒を飲まないなどの約束をしておくといいでしょう。
まとめ
授乳中のバーベキューは、参加しようか断ろうか迷ってしまうところですよね。
・場所が近い
・参加人数が少ない
・旦那さんも協力的
など、授乳中のお母さんも楽しめるように条件がしっかり整っていれば、息抜きに参加してみてはいかがでしょう。
当日になって赤ちゃんやお母さんの体調が悪くなった場合や、暑すぎたり寒すぎたりという天候によっては、断る勇気も必要です。
私も娘を母乳で育てていたのですが、夜中の授乳で寝不足気味だったので長時間屋外にいるのはしんどく感じたこともありました。
気候によっては熱中症や脱水症状などのリスクもありますから、赤ちゃんがある程度大きくなるまで見送るのもひとつの考え方ですよ。
また、くれぐれも肉類や魚介類はしっかりと火を通すことも忘れずに!