つわり中にぶどうが食べたい!3つの注意点とおすすめの食べ方

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つわりの症状は人それぞれですが、「つらいつわり中でもフルーツなら食べられた!」という人も多いと思います。

フルーツはいろいろな種類がありますが、甘みが強くジューシーな味わいが魅力的なぶどうは、つわり中にも食べやすいフルーツです。

私もつわり中はフルーツをよく食べていて、ちょうどぶどうが旬の時期でもあったので頻繁に購入していました。

ぶどうジュースも飲みやすくて重宝しますよね♪

・つわり中にぶどうが食べたい!栄養と効果は?
・ぶどうを食べるときに気を付けたいことを知りたい!
・つわり中にもおすすめ♪おいしいぶどうの食べ方

つわりの症状によっては、ぶどうしか食べられないという人もいるかもしれませんね。

どのくらい食べてもいいのか、妊婦でも安心して食べられるのかなど、気になることもあると思います。

つわり中のぶどうの取り入れ方について詳しく調べてみましたので、参考にしてみてくださいね。

目次

つわり中にぶどうが食べたい!気になるぶどうの栄養と効果

ぶどうにはたくさんの種類があります。

・デラウェア
・巨峰
・ピオーネ
・キャンベル
・マスカット
・レッドグローブ

スーパーでよく目にする品種はこのくらいでしょうか。

さっぱりした甘みが特徴のものもあれば、濃厚な甘みが楽しめるもの、皮まで食べられるものなど様々です。

そんなぶどうですが、つわり中でも食べやすいとして妊婦さんにも人気のフルーツです。

ぶどうの栄養やつわりへの効果について見ていきましょう。

ぶどうの栄養は?

ぶどうの栄養は品種によって多少の違いはありますが、ビタミンやミネラルがバランスよく含まれています。

含有量はそこまで多くはないものの、

・βカロテン
・ビタミンE
・ビタミンB群
・葉酸
・パントテン酸
・ビタミンC
・カリウム
・マグネシウム
・ナトリウム
・カルシウム
・リン
・鉄

などが含まれています。

これらの栄養素のほかに、ポリフェノールや果糖、ブドウ糖なども含まれていることも特徴です。

水分量も多く、つわり中に水分が摂りにくいというときにもおすすめです。

ぶどうはつわり中におすすめのフルーツ!

ぶどうにはビタミンやミネラルがバランスよく含まれているので、食事が思うように摂ることができないつわり中にもおすすめのフルーツです。

ぶどうを食べることで、次のような効果も期待されています。

・疲労回復

ぶどうに含まれるブドウ糖は、疲労回復に効果が期待されています。

ブドウ糖は体内に吸収されやすく、エネルギー変換が早い成分です。

つわり中は疲れを感じやすいですから、ぶどうを食べることで疲れを改善へと向かわせてくれるでしょう。

・便秘解消

ぶどうには食物繊維が含まれていますが、皮ごと食べられるぶどうは食物繊維をより効率的に摂取することができます。

つわり中は食事量や運動量が減ることで、便秘になりやすい時期です。

ぶどうから食物繊維を摂取することで、便秘解消に役立ちます。

つわり中にぶどうを食べるときの3つの注意点

たっぷりの果汁と強い甘みがつわりのときにも食べやすいぶどうですが、より安心してつわり中にぶどうを食べるためには、どのようなことに気を付ければいいのでしょう。

ここではつわり中にぶどうを食べるときに気を付けたい3つの注意点について紹介します。

  1. 食べ過ぎには注意!
  2. よく洗って食べよう!
  3. 新鮮なぶどうを選ぼう!

ぶどうの食べ過ぎには気を付けよう!

ぶどうを食べるとつわりの症状が和らぐような気がする、という妊婦さんも少なくありません。

つわりの症状が重くぶどうしか食べられない時は、食べられるぶどうを食べられる分だけ食べても問題ありませんが、ぶどう以外にも食べられるものがある場合は、ぶどうの食べ過ぎには気を付けたいところです。

妊娠中は積極的にフルーツを摂取するのが好ましいとされていますが、やはり食べ過ぎはNGです。

厚生労働省が発表した『妊産婦のための食事バランスガイド』では、1日の食事の摂取量などがわかりやすくイラストで掲載されています。フルーツの欄を見ると、

・非妊娠時・・・2つ
・妊娠初期・・・付加量なし(2つ)
・妊娠中期・・・+1つ
・妊娠後期・・・+1つ

1つ分=みかん1個=りんご半分=柿1個=梨半分=ぶどう半房=桃1個

(参照:厚生労働省|妊産婦のための食事バランスガイドより)

とありますから、ぶどうだけでみると、妊娠中期以降は1日に1房半食べることができます。

ただし、この量はぶどうだけを食べた場合ですから、ほかにもフルーツを食べる場合はぶどうの量を減らすことが好ましいです。

ぶどうを食べ過ぎると、

・糖分の摂りすぎ
・体の冷え
・下痢

などが心配です。

特に糖分の摂りすぎは体重の増加にもつながり、妊娠糖尿病を発症しやすくなりますから、目安量を大幅に超えて食べ過ぎることがないように気を付けましょう。

ぶどうはよく洗って食べるのがおすすめ!

ぶどうの多くは皮をむいて食べますが、皮ごと口の中に入れて皮だけを吐き出す、という食べ方をする人もいるでしょう。

汚れや農薬が気になりますから、ぶどうを食べるときにはしっかり洗ってから食べるようにしましょう。

ボウルに水を張り、ぶどうを入れてやさしく振り洗いをします。

その後流水で30秒ほどしっかり洗い流せば安心して口にすることができますよ。

皮ごと食べられるぶどうに関しては、この手順でしっかり洗うようにしましょう。

皮を食べないものに関しても、手や口でぶどうの皮に触れることが考えられますから、しっかり洗って食べることが好ましいです。

新鮮でおいしいぶどうを選ぼう!

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つわり中は味の変化にも敏感な時期です。

ぶどうを食べるときも、できるだけ新鮮でおいしいぶどうを選ぶのがおすすめです。

新鮮でおいしいぶどうは、

・ブルームと呼ばれる白い膜がある
・粒にハリがある
・軸がみずみずしい
・色の濃いもの

などの特徴があります。

もともと色が薄い品種のぶどうでも、そのぶどうの色そのものが出ているものを選ぶのがおすすめです。

ぶどうをおいしく食べられる期間は、冷蔵保存で1週間ほど。

1週間以内に食べられない場合は、冷凍保存がおすすめです。

房から実をはずし、よく洗って水気を取ったらチャック付きの保存袋に入れて冷凍しましょう。

食べるときは流水にさらすと半解凍ほどになり、つるっと皮がむけるので食べやすくなりますよ。

つわり中でも食べやすい!おすすめのぶどうの食べ方

ぶどうはそのまま食べても十分おいしいフルーツですが、もっとぶどうをいろいろな食べ方で味わいたいという妊婦さんもいるでしょう。

つわり中でも食べやすくておいしい、おすすめのぶどうの食べ方を紹介します。

ぶどうシャーベットでさっぱり!

材料は何とぶどうだけ!

先に紹介した方法で冷凍したぶどうを使います。

サッと流水にくぐらせたぶどうの皮をむき、フードプロセッサーやミキサーでシャーベット状にします。

ぶどう100%なのでさっぱりとした味わいが楽しめ、少量でも満足することができますよ。

冷たいものを食べると冷えが気になるという人は、温かい飲み物を用意して、体を冷やさないような工夫をするといいでしょう。

ぶどうたっぷりフルーツポンチで栄養アップ!

ぶどうだけでなく、いくつかのフルーツを加えたフルーツポンチで、栄養バランスをアップさせるのもおすすめです。

無糖の炭酸水を使い、オレンジやグレープフルーツの果汁を絞れば爽やかな風味がつわりの症状を軽減してくれます。

ここにぶどうをメインとしてたっぷりのフルーツを加えれば、見た目も楽しめますね!

酸味の強いぶどうはコンポートに!

デラウェアなどは酸味が強いものもありますよね。

酸味が強く食べにくいと感じる場合は、コンポートにしてしまいましょう。

ぶどうの重さの10%ほどの砂糖を加えて軽く煮込み、レモン汁を少々加えるだけで完成です。

レンジ加熱でも簡単に作ることができますよ。

パンに乗せたりヨーグルトにかけたりしてもおいしくいただけます。

まとめ

ぶどうは水分たっぷりで甘みも強く、いろいろな品種を楽しめるのが魅力です。

つわり中でも食べやすいフルーツのひとつでもありますよね。

そんなぶどうですが、つわり中に安心して食べるには、

・食べ過ぎには気をつけよう
・よく洗って食べよう
・新鮮なぶどうを食べよう

などに気を付けて食べるようにしましょう。

ちなみにぶどうの旬は初夏から秋にかけての4か月ほど。

品種によって時期が異なりますから、おいしい時期を逃さずにぶどうを味わいましょう。