春キャベツは甘みがあり柔らかく、冬キャベツは身が締まってシャキシャキで美味しいと、旬の季節が2回あるのがキャベツ。
値段もお手ごろで、料理の幅も広く、一年中食卓に並ぶ人気の野菜です。
沢山使える野菜なので、キャベツを丸ごと購入する方多いですよね。
キャベツを美味しく食べるために、上手な保存方法とどのくらい持つのかを詳しく説明します。
目次
キャベツはどのくらい日持ちする?賞味期限は3~4週間!
キャベツの旬は1月~5月、そして7~8月と2回あります。
季節によって、味やみずみずしさ、柔らかさが変わり、料理の合わせやすさも変わります。
1年中出回っているキャベツですが、やはり旬の時期のキャベツは甘さがあり美味しいですよね。
美味しく長持ちするキャベツの選び方は、なるべく丸ごと1個を選び購入しましょう。
キャベツは切り口から、どんどん鮮度が落ちていきます。
新鮮なキャベツは一番外側の葉に注目してください。
外側の葉が濃いもので、ツヤがある緑色しているのが新鮮で美味しいキャベツです。
春キャベツはお店によって、外側の葉をむいて販売しているところもあるので、見極め方は注意が必要。
また、葉だけではなく芯も必ずチェックしましょう。
芯の切り口が黒ずみ、変色していないもの、できるだけ白いものが新鮮な証拠。
また芯が成長しすぎていると。
キャベツの甘みが薄くなります。
芯の切り口の丸が、大きすぎないものを選んでください。
目安としては、芯の切り口が500円玉より大きくないもの。
葉野菜の中で、長い間日持ちがするキャベツ。
保存の方法によって賞味期限は変わってきます、キャベツの保存方法について紹介します。
キャベツの保存方法!
キャベツの保存方法は、キャベツの形によって違ってきます。
キャベツの保存方法について紹介しましょう
キャベツの冷凍保存
キャベツを冷凍で保存する場合は、使いやすいようにザク切りにして、生のままジップロックに入れて冷凍します。
冷凍保存の場合は、約1ヶ月、日持ちます。
使う時は、冷蔵庫で自然解凍してもいいですし、面倒な方は冷凍のまま調理に使用してもかまいません。
野菜いため、スープ、など冷凍したまま使用することができます。
千切りキャベツは冷凍保存ができるのでしょうか?
サラダにお好み焼きなど、使用頻度の高い千切キャベツ。
沢山作って冷凍しておけば使い勝手がいいですよね。
でも千切りキャベツは、切り口多いため水分が沢山出てしまい、冷凍した後にサラダに使用するとシャキシャキした歯ごたえがなくなってしまいます。
スープなどに使用するには良いかもしれませんが、サラダには向きません。
キャベツの冷蔵保存
・キャベツ丸ごと1個の保存
冷蔵で保存する場合、長持ちする保存方法は、丸ごと1個購入して、芯の部分をくりぬきその部分に濡らしたキッチンペーパーを詰めます。
それを新聞紙、若しくはポリ袋に包んで、芯部分を下にして野菜室に保存します。
この方法で、野菜室で3週間~4週間は、鮮度を落とさず保存することが出来ます。
キャベツは芯の部分が傷みやすいですし、芯の部分を残しておくと、芯が成長して葉の栄養分を吸い取ってしまいます。
キャベツの甘みが薄くなり、美味しくなくなる原因となります。
使う時は、カットせずにキャベツの葉を1枚1枚むいて使います。
カットするとそこから鮮度が落ちて、長持ちしない原因となります。
使うたびに、芯の部分に詰めるキッチンペーパーは新しく変えて下さいね。
・カットキャベツを保存
半分や1/4にカットされたキャベツを購入する場合は、必ず切り口が変色していないものを選んでください。
カットされたキャベツは、丸ごとのキャベツよりも傷みやすくなります。
保存する時は、湿らせたキッチンペーパー、若しくは新聞紙にくるんで、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
この方法で、保存期間は10日ほどです。
使う時は、変色している切り口は、切り落とし使います。
もちろんキャベツを使ったらそのたびに、キッチンペーパーは交換して下さい。
カットキャベツもスーパーで売っている千切りキャベツも、消費期限が短くなりますので、早めに食べてしまったほうがいいですね。
キャベツのその他保存方法
丸ごとのキャベツの場合、すぐに使うなら野菜室に入れなくても常温でも保存が出来ます。
カットキャベツの場合は、消費期限が短いので、常温で保存せずにすぐに野菜室で保存します。
ワンポイントアドバイス
キャベツを美味しく食べるために、丸ごとのキャベツを購入して、数時間日に干すことでキャベツの甘みが強くなるのでおすすめです。
冷凍しておいたキャベツを使った3つのメニュー
冷凍したキャベツを使った簡単メニューを紹介します。
キャベツとコーンのマリネサラダ
簡単ですぐにできるサラダ。
マリネにすることでシャキシャキ感がなくても美味しいサラダにすることができます。
【材料】
・ざく切りにした冷凍キャベツ 適量
・ホールコーン 大匙2
★ オリーブオイル 小さじ2
★ レモン汁 小さじ1.5
★ 塩少々
① キャベツは冷蔵庫で自然解凍しておく。
② 解凍したキャベツの水けを絞る。コーンも水けをとる。
③ ★の調味料を合わせて混ぜ合わせ、キャベツとコーンを合わせたものに混ぜる。
④ 10分程度冷蔵庫において、味をなじませる
ハムや生ハムを混ぜても美味しいですね。
キャベツと塩コンブあえ
毎日の食卓に出しても人気の副菜。
多めに作って作り置きしておいてもいいですね。
【材料】
・ざく切り冷凍キャベツ 葉5枚分
・きゅうり 半分
・塩コンブ 大匙1
・白ゴマ 適量
・かつお節 適量
① 冷凍キャベツを自然解凍。水けを絞る
② 小口切りにしたキュウリに塩を振り、水けがでてきたら絞る
③ きゅうりとキャベツに塩コンブ、白ゴマ、かつおだしを混ぜてなじませる
ポイントは、キュウリとキャベツの水けをしっかりしぼること。食感が良く美味しい、箸やすめにも最適メニューです。
キャベツとツナの生姜煮
凍ったままのキャベツをそのまま使うメニューです。
【材料】
・ザク切り冷凍キャベツ 300g
・ツナ缶1缶
・しょうが1かけ
・酒 大さじ1
・醤油 小さじ1/2
① ショウガは千切りにして使う。
② ツナ缶はオイルを切る
③ 鍋に、酒と水を50ml入れ煮立る
④ 煮立ったら、キャベツを凍ったまま加え、ショウガ、ツナを加え醤油を加える。
⑤ 弱火で、7~8分煮る
冷凍キャベツを使う場合、やはりキャベツのシャキシャキ感がなくなるので、サラダではなく火を通したメニューがおすすめです。
キャベツの作り置きメニュー
キャベツは日常でよく使う野菜ですが、まるごと1個だとなかなか消費するのが難しいかもしれません。
そんな時に便利なのが作り置きのメニュー。
週末などに大量に作っておけば、簡単に毎日の食卓に並べることができます。
お弁当にも便利ですよね。
便利なキャベツの作り置きメニューを紹介します。
無限キャベツ
無限シリーズは、簡単で美味しいとSNSでも話題になったメニューです。
【材料】
・キャベツ1/4
・ごま油 大さじ1
・味の素 少々
・塩コショウ 少々
① キャベツを千切りにする
② 熱湯を鍋いっぱいに用意して、キャベツの千切りにまわしかける。
③ 簡単に水けをきり、味の素、ごま油、塩コショウをかけ混ぜる
これだけでずっと食べていられる無限キャベツのでき上がり。
しらす干し、ツナ、白ゴマを混ぜても美味しいのでおすすめです。
冷蔵保存で3日持つ、作り置きメニューです。
まとめ
キャベツは乾燥に弱い野菜なので、保存のポイントは、湿らせたキッチンペーパーにくるんで保湿しながら保存することです。
保湿することで、保存状態が全く違ってきます。
また、芯を残しておかないのもポイント。
芯から鮮度が悪くなるし、芯が成長してキャベツの味が落ちるのも防ぎます。