クリスマスや誕生日、子供の日など、お祝いごとに欠かせないものといったら何を思い浮かべますか?
「ご褒美といったらケーキ!」と答える方も多いのではないでしょうか。
私も昔、会社勤めをしていたころ、疲れたとき甘いものが欲しくてコンビニに寄ってケーキを買ったりしていました。
頑張った自分へのご褒美といったところでしょうか。
ひとくち食べるとふわっと疲れが和らぎ、幸せな気分になる。
そんな魅力いっぱいのケーキ!
妊娠時には、どんな風に食べるのが理想なのでしょうか?
この記事では、ケーキについて詳しく紹介すると共に、妊娠中の食べ方についてアドバイスもしたいと思います。
ポイントは6つです。
・ケーキって?
・ケーキはつわりの時におすすめの食べ物?
・ケーキのカロリーは?
・妊娠中におすすめのケーキの食べ方は?
・おすすめケーキレシピ
・ケーキを食べるときの3つの注意点
最後まで記事を読んでいただければ、妊娠中にケーキを食べても大丈夫だとわかってくれるはずです。
ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
ケーキって?
洋菓子のひとつです。
デコレーションケーキ、フルーツケーキ、ロールケーキ、チョコレートケーキなど、数多く種類があります。
中にはババロアやパイ生地、ムースなどで作られたケーキもあります。
ケーキは主に小麦を使用し、バターや砂糖、ベーキングパウダーなどを混ぜてスポンジを作り、生クリームや果物、チョコなどを飾って出来上がりです。
誕生日やクリスマス、記念日などにホールで買ってお祝いをする家庭が多く、子供から大人まで幅広い世代から人気があります。
ケーキはつわりの時におすすめの食べ物?
ケーキは砂糖や生クリーム、バターが原材料なので、カロリーが高めです。
食べ過ぎると肥満や妊娠糖尿病の危険が大きくなる可能性があるので、特におすすめしたい食べ物とは言えません。
個人的意見ではありますが、妊娠中はつわりが苦しかったり、無事出産できるかどうか不安が募ったりとストレスが溜まりがちです。
たまにおやつとして少量、もしくは食事のかわりになど、食べたいときに工夫しながら食べるのは良いのではないでしょうか。
また、吐きつわりでケーキや甘いものだけは食べられるという方もけっこういるようなので、そんな時はいつもより多く食べてしまっても大丈夫です。
つわりの症状が改善してから、カロリーや体重の増加などを気にするようにしましょう。
食べづわりの人は小分けにして食べるなど、食べ過ぎないような工夫を忘れずに。
ケーキのカロリーは?
製法や使用している果物などによって大きな開きがありますが、平均的なカロリーを表示しています。
- ショートケーキ1個 約320~450キロカロリー
- チョコレートケーキ1個 約200~450キロカロリー
- チーズケーキ1個 約180~400キロカロリー
- ホットケーキ1食分 約560キロカロリー
- タルト1個 約230~400キロカロリー
妊娠中におすすめのケーキの食べ方は?
妊娠中のおやつの摂取カロリーは「200キロカロリー未満」が理想とされています。
ケーキだと大半が1カットでオーバーしてしまうことになります。
とはいえ、我慢するのは辛いこと。それならば、シェアしてしまいましょう。
旦那さん、上のお子さん、お母さん、お友達などなど、周りの人と『半分こ』することでケーキも食べることもでき、摂取カロリーも抑えられます。
なにより、誰かと一緒に食べることが、楽しいひと時になりますよ。
市販の場合、コンビニではなくケーキ屋さんで売っている添加物の少ない新鮮なものを買うようにすると、身体に優しいです。
他には、砂糖や生クリームの分量が調節できるので、手作りするのもオススメ。
作っている時間は、いいリフレッシュになるかもしれませんよ。
おすすめケーキレシピ
手作りケーキに挑戦するなら以下のメニューがおすすめです。
妊娠中の気分転換に、ぜひ作ってみてくださいね。
ホットケーキミックスのチーズケーキ風
材料:ヨーグルト400g、ホットケーキミックス100g、砂糖80g、卵2個、サラダ油大さじ3
↓作り方↓
1:オーブンを180度に予熱開始します。
2:ヨーグルトとホットケーキミックス、砂糖、卵、サラダ油をボウルに入れて良く混ぜ合わせましょう。
3:丸形の型にクッキングシートを敷き、ケーキのもとを入れていきます。
4:オーブンで様子を見ながら40~50分焼いたらできあがりです。
ヨーグルトを使うことで、チーズを使わなくてもチーズケーキ風のケーキを作ることが出来ます。
バナナケーキ
材料:薄力粉250g、ベーキングパウダー5g、バター100g、砂糖100g、卵2個、牛乳150g、バナナ2本
↓作り方↓
1:オーブンを180℃に予熱開始します。
2:薄力粉とベーキングパウダーをふるいにかけます。
3:常温に戻したバター(もしくは柔らかくなるまでレンジでチンしたもの)と砂糖をボウルに入れ、よく混ぜましょう。
4:溶いた卵をバターのボウルに入れて、よく混ぜ合わせます。
5:牛乳と薄力粉、ベーキングパウダーを入れて滑らかになるまで混ぜ合わせます。
6:フォークなどで潰したバナナを入れて、再度混ぜ合わせましょう。
7:クッキングシートを敷いた型に入れて25分~30分ほど焼いたらできあがりです。
妊婦がケーキを食べるときの3つの注意点
ケーキを食べる前に、まずは以下3つの注意点を参考にしてください。
1.輸入品のチーズケーキは避けて
チーズには『リステリア菌』が潜んでいる可能性があります。
感染すると重症化してしまうこともあるので、加熱されていないチーズ(ナチュラルチーズ)を使ったケーキは食べないようにしましょう。
具体的には『レアチーズケーキ』や『ティラミス』『ムースケーキ』など。
日本で製造されているナチュラルチーズは加熱してから使うように義務化されているので安心ですが、気を付けるのは輸入製品です。
未加熱のチーズが使用されていないかを必ず確認し、心配があるようなら避けたほうが無難です。
ナチュラルチーズの危険性については、過去記事『妊婦はナチュラルチーズを食べちゃダメ?影響と安全チーズ5つの栄養素』でも紹介しています。
2.洋酒を使用したケーキは控える
ケーキの中には、ラム酒やブランデーなど、香りづけに少量使用しているものがあります。
焼く前に洋酒を使用しているものは、焼くことでアルコール分が飛びますが、焼いた後に洋酒を塗ったり漬けたりするものは、食べ過ぎないようにしましょう。
妊婦がアルコールを大量に口にすると、胎児に奇形などの悪影響を起こすことがありますのでくれぐれも注意してください。
気付かずに食べてしまってどうしよう!となっても、少量なら問題ないです。
ただし、妊娠初期はお腹の赤ちゃんが形成される大事な時期なので、食べないほうが無難です。
うっかり食べてしまわないよう、買う時に原材料を見るクセをつけておくと安心ですね。
関連記事⇒妊婦はラムレーズンを食べちゃダメ?妊娠中のラムレーズン3つの注意点と影響
3.食べ過ぎに注意しましょう。
ケーキは砂糖と脂肪の塊といってもいいほどカロリーが高めです。
でも、美味しいんですよね。
だから食べたくなってしまいがちなのですが、ぐっと我慢しましょう。
まったく食べないのではなく、200キロカロリー未満だけと決めると、ストレスなく食べ過ぎを予防できるはずです。
摂取カロリーに気を付けて、ケーキを楽しみましょう。
妊娠時やダイエット時にケーキは不向きというイメージがありますが、大事なのは食べ過ぎないことです。
我慢をしてストレスを抱えてしまうと、それが爆発してしまったとき、暴飲暴食をしてしまうので、かえって身体に負担をかけることに繋がります。
1日200キロカロリーを守り、妊娠中もケーキを食べて楽しみましょう。
ただし、食べてもいいからといって毎日ケーキを食べるのはおすすめできません。
色々なおやつを食べるのが理想です。
『今日のおやつはなににしようかな』とスーパーを巡って運動しつつ、おやつで幸せな時間を過ごしながらマタニティライフを楽しんでくださいね♪