茶葉の冷凍・冷蔵の仕方と賞味期限って?保存方法と7つのメニュー

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紅茶や緑茶の茶葉は、乾燥しているので、長期間劣化しないと思っていませんか?
茶葉は、変色や味が変わりやすく、きちんと保存して保存期間内に飲まないと品質が落ちてしまいます。

毎日飲む人も多いので、味が変化するとすぐにわかりますよね。

茶葉は、温度や湿度の影響を受けやすいので、正しく保存するのが大切。

特に紅茶も緑茶も香りも楽しむ飲み物です。

劣化すると匂いも変になるので、劣化しない保存方法を覚えてくださいね。

ここでは茶葉の正しい保存方法、消費期限、おすすめの茶葉のメニューを紹介します

目次

 茶葉はどのくらい日持ちする?賞味期限は6ヶ月!

お茶の葉を発酵させて、早い段階で発酵を止めたのが緑茶。

発酵の進み具合や葉の種類で、ウーロン茶、プーアル茶など色々な種類の茶葉があります。

紅茶は茶葉をより発酵させて作られていて、ブレンドして風味を整えています。

紅茶も緑茶も、古くなると、香りがなくなり風味も味も落ちますので、きちんと保存して、早く飲みきるのが大切。

茶葉を購入するときは、記載されている賞味期限が遠いものを選びます。

茶葉は、温度と湿度、光にとても影響を受けやすいので、開封後も注意して保存してください。

 茶葉の保存方法!

茶葉を保存するときは、どのように保存すればいいのでしょうか?
茶葉は冷蔵保存と冷凍保存、常温保存が可能な食品です。

茶葉の正しい保存方法を紹介します。

 茶葉の正しい冷凍保存方法

あまり、茶葉を冷凍するというイメージがないかもしれませんが、たくさんもらって長期間保存しなければいけないときは、冷凍保存がおすすめです。

冷凍保存する場合は、袋のまま保存袋に入れて保存しましょう。

解凍するときは冷蔵庫で解凍して常温にだし、しばらくしてから使って下さい。

急に常温にだすと、温度の急激な変化で霜がついて、茶葉の大敵の湿気を吸ってしまいます。

茶葉は冷凍で、6ヶ月と長期保存することができます。

 茶葉の正しい冷蔵保存方法

茶葉は開封後あまり頻繁に使用しないならば、冷蔵庫で保存します。

開封した緑茶は、冷蔵庫でも7~10日しか持たないので、早めに飲みきってください。

紅茶の場合は、基本的には冷蔵ではなく常温で保存してください。

 その他の方法

緑茶でも1ヶ月以内に使い切るなら、常温で保存することができます。

出し入れしやすくて、高温多湿ではない場所で保存して、早めに飲みきってください。

また紅茶の場合は、缶など密封できるもので冷暗所に保存で1ヶ月は保存可能。

紅茶は記載されている賞味期限が、2~3年と長いので、安心してしまいますが、開封してからは、保存期間が短くなります。

空気と光で劣化していくので、きちんと密封できる容器に入れて保存してください。

 ワンポイントアドバイス

緑茶の茶葉には、たんぱく質とアミノ酸が含まれていて体にいいのですが、これが劣化しやすい原因ともなります。

特に、お茶を入れてぬれた茶葉をそのまま放置しておくと、旨み成分であるテアニンが失われて、渋みがましておいしくなりません。

数時間でも放置したお茶は、味が落ちるので飲まないほうがいいですね。

また、紅茶はブレンドして風味を整えたものなので、茶葉一つ一つの採れた時期が違います。

開封した後、長くたつと、風味が落ちてしまうので注意が必要です。

 冷凍しておいた茶葉を使った4つのメニュー

冷凍した茶葉は、湿気ることがないように解凍することが大切。

茶葉を使ったメニューを紹介します。

 抹茶クッキー

抹茶の香りと、さわやかさがおいしい抹茶クッキー。

家にある煎茶を使ったメニューです。

煎茶は冷凍したものを解凍して使います。

【材料】
煎茶 大さじ2
薄力粉 100g
バター 50g
砂糖 40g
卵 半個
① 煎茶は解凍してすり鉢ですりつぶします。

② 粉末になった煎茶に砂糖とバターを加えて、すりながら混ぜます。

③ 薄力粉を加えて混ぜ、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。

太目の棒状にして、ラップにくるんで冷凍庫で30分~1時間寝かせてください。

④ 冷凍庫で固くなったら。

包丁で適度な厚さに切ってキッチンペーパーの上に並べます。

⑤ オーブンを170度に熱し、15分焼いて出来上がり。

 緑茶入り卵焼き

冷凍した緑茶は、自然解凍して、お湯で蒸らして使います。

【材料】
卵 2個
砂糖 小さじ2
冷凍緑茶 大さじ1
お湯 大さじ3
① ボールに卵を割りいれ、砂糖を入れてよく混ぜます。

② 緑茶は自然解凍してお湯で蒸らし、粗熱を取ります。

③ 熱が取れたら、緑茶を卵液に混ぜてください。

④ 熱した卵焼き器に、卵液を半量流し巻いて、残りも同じように入れて巻きます。

⑤ 食べやすい大きさに切ったら出来上がり。

 緑茶とチョコのマドレーヌ

緑茶の葉をそのまま使ったマドレーヌ。

ほんのりとお茶の苦味も味わえる大人の味です。

【材料】
ホットケーキミックス 15g
緑茶葉 6g
牛乳 100ml
砂糖 20g
たまご 1個
ホワイトチョコ 1枚
バター 10g
① 緑茶は自然解凍して、すり鉢ですり粉々にします。

② 緑茶と牛乳を入れてレンジで温めます。

③ 緑茶に牛乳とホワイトチョコを手で割って、溶かします。

④ 卵と砂糖を混ぜて、緑茶を混ぜた牛乳を入れます。

⑤ ホットケーキを入れてよく混ぜます。

⑦ アルミのカップに入れて、180度に予熱したオーブンに入れて20分焼いて出来上がり。

 紅茶のプリン

卵白を使って作る紅茶プリンです。

なめらかの食感がおいしい!
【材料】
卵白 1個分
茶葉 5g
水 50cc
牛乳 150cc
砂糖 大さじ1
① 水を沸かして茶葉を入れて煮出します。

3分くらいに出し濃くしてください。

② 卵白をほぐして、鍋にお湯を沸かします。

③ 煮出した紅茶に、牛乳と砂糖を加え沸騰させないように気をつけて煮ます。

④ 砂糖が溶けたら火からおろして、卵白が入ったボールに混ぜます。

⑤ 液を漉してプリン用のカップに入れてください。

ラップをします。

⑥ 沸騰したお湯を弱火にして。

カップを入れて蓋をして蒸します。

8~9分くらい。

⑦ 火を止めて5分おき、ラップを取って粗熱をとり、冷蔵庫で冷やして出来上がり。

 茶葉の作り置きメニュー

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茶葉は、飲むだけではなく料理に使われることもあります。

茶葉を使った作り置きメニューを紹介します。

 緑茶のメレンゲ

簡単にできるメレンゲ、爽やかな風味でさっぱりと食べることができます。

緑茶 小さじ1/2
卵白 1個
塩 少々
グラニュー糖 25g
① 茶葉はフードプロセッサーで粉々にします。

② 卵白に塩を加えてまぜ、グラニュー糖を数回に分けていれ角が立つまで泡立てます。

③ 細かくして緑茶を混ぜます。

④ オーブンシートを敷いたオーブン皿に搾り出して、90度のオーブンで様子を見ながら30分焼いてでかがり。

 紅茶クッキー

簡単にできる紅茶クッキー、サクサクの食感がおやつにいいですね。

【材料】
薄力粉 120g
バター 60g
砂糖 50g
牛乳 大さじ1
紅茶の茶葉 好きな茶葉
① 薄力粉と砂糖を、手でサラサラになるまで混ぜます
② バターをあわせて混ぜポロポロにします。

牛乳を混ぜ合わせると、ひとまとまりになります。

③ 紅茶の茶葉を入れて、練るように混ぜ合わせます。

④ 生地を伸ばして、好きな型で抜きます。

⑤ オーブンを170度に熱して15分焼いて出来上がり。

 りんごと紅茶のジャム

紅茶とあわせてジャムにすると香りがいいジャムになります。

【材料】
りんご 4個
グラニュー糖 200g
レモン汁 大さじ1
紅茶 適量
① りんごを小さく角切りにします。

② りんごと、りんごの皮をお茶パックに入れたものと、砂糖とレモン汁鍋に入れて30分放置して水分を出し、弱火で過熱します。

③ 水分が出たら紅茶の茶葉をティーパックに入れて1袋煮ます。

たまに鍋をゆすってください。

1分ほどで取り出します。

④ 水分が少なくなったら、もうひとパックの紅茶を入れます。

お好みの固さになったら出来上がりです。

 まとめ

茶葉は、乾燥しているのでつい、いつまでも使えると思ってしまいがちですが、意外に消費期限が短くて驚きましたね。

特に緑茶は、湿度、温度、光の影響を受けやすいので保存するときは、注意が必要です。

きちんと保存しないと、風味が落ち味も落ちるので、飲んでもおいしくないお茶になってしまいます。

せっかくのリラックスタイムに飲むお茶なので、正しく保存しておいしいお茶を楽しんでください!