妊娠超初期の仕事4つの注意点~重いものやストレス、通勤の影響と流産リスクは?

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「もしかして妊娠…仕事をしても大丈夫?」

妊娠しているかまだ気づいていない方も多い妊娠超初期。

まだ仕事をしている方も多い事でしょう。

妊娠超初期でも、仕事の時に知っておいてほしい注意点が幾つかあります。

休みたいときや仕事の時の対処法なども、把握しておくと安心ですよね。

  • 妊娠超初期の仕事の4つの注意点
  • 妊娠超初期の仕事には流産リスクがある?
  • 妊娠超初期の仕事の対策
  • 妊娠超初期に仕事を休める?

今回は妊娠超初期の仕事について、注意点やどう対策を行っていけば良いのかをご説明していきます。

目次

妊娠超初期に仕事はしてもいい?

妊娠超初期とは、生理予定日よりも前の妊娠0~4週の事をいいます。

生理予定日よりも前なので、まだ妊娠しているかも判定できない状態の時です。

それでも、妊娠の可能性があると分かっている方は、仕事が赤ちゃんへ影響があるのか心配になりますよね。

私も仕事で重たいものを持ったり、子供を抱っこしたりする事があったので、心配で産婦人科の先生に妊娠初期に質問してみました。

返答は「全く問題ありません。早くに辞める必要はないですよ。」とのことでした。

医師の言う通り、妊娠超初期に仕事をしていても問題はありませんので、安心して働いて大丈夫ですよ。

とはいえ、長時間の立ち仕事による冷えや過剰なストレスは、妊婦さんに良いとはいえませんので注意が必要です。

危険性のある症状(流産、切迫流産、異所性妊娠)

危険性のある症状は以下に記していますので、このような場合は仕事を中止して、産婦人科へ受診してください。

  • 出血
  • 腹痛
  • お腹の張り
  • 酷い腰痛(夜中でも病院へ)

妊娠超初期の場合、受診しても流産と診断するために、胎児が超音波検査で確認できる大きさ(妊娠7週前後)になるまで待つ必要があります。

すぐに受診しても対処できず、経過観察という事になることも。

しかし、切迫流産の場合は別です。医師の指示に従って安静にする事で大切な命を繋げられる可能性もあるので、覚えておきましょう。

酷い腰痛がある時には、異所性妊娠の疑いがあります。

早期発見が重要になるので、このような症状がある時には、夜中でも受診して下さいね。

関連記事⇒これって妊娠?妊娠超初期症状14の特徴と現役マタママ体験談

妊娠超初期の仕事の4つの注意点

妊娠超初期でも問題なく仕事ができますが、以下の4つには注意してください。

1.ストレスを貯めない

まずは過度に心配せず、ストレスが溜まらないようにリラックスして仕事ができる環境作りをしましょう。

仕事内容によっては人と接する機会が多く、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまう事も。

事務仕事でずっとPCを見ている方も、ストレス発散は大切です。

2.冷え対策をする

妊婦さんに冷えは大敵。同じ姿勢や立ち仕事で長時間に亘る仕事は、下半身の冷えの原因ともなるので気をつけて下さいね。

事務仕事の場合は、ストールやカーディガン、ひざ掛けなどを活用してみましょう。

立ち仕事の場合は、靴下2枚履きや緩めのストッキングを履くなどして、下半身の冷え対策を行って下さいね。

3.ラッシュ時は避ける

電車やバスで通勤している方は、ラッシュ時に通勤は辛い事ですよね。

妊娠すると、通勤するだけで体にも負担がかかって疲れやすくなります。

つわりが始まるとなおの事。

混雑している車内は押されて、腹部を圧迫される可能性もあり怖いですね。

会社と相談して、通勤時間を早くする、遅くするなどの対策をしてもらいましょう。

4.医師に相談する

働く時に、体の負担がかかるなどの仕事継続に不安がある場合は、受診している産婦人科の担当医に相談してください。

仕事の制限や時間短縮等の指示を、会社側に申請する事もできます。

関連記事⇒妊娠中の労働時間は短縮すべき?働く妊婦が知っておきたい法律と2つのポイント

心拍確認ができたら会社に報告するべき?!

長時間立ち仕事や重たいものを頻繁に持つ仕事の方は、上司にだけでも妊娠報告をしておくと、会社側もその後対応がしやすくなります。

「流産の可能性もゼロではないし…早くに言いたくない」という方は、体調を見て決めましょう。

周囲に早く伝えすぎて、後に流産してしまい、自身が辛い経験をされた方も沢山います。

職場によっては、妊娠報告からマタニティハラスメントなどの問題が出てくるケースも。

職場への報告には家族とも相談してから行いましょう。

妊娠初期に入ると、つわりが酷くなる、立ちくらみをする事もあるので、気を付けて下さいね。

妊娠超初期の仕事には流産リスクはあるの?

妊娠超初期に仕事をしていても、自宅でじっと安静にしていても、妊婦さん全体の15%にも及ぶ割合で起こってしまうのが初期の流産です。

その中でも、妊娠12週未満で起こる流産は80%にも及びます。

確かに、冷えや過度なストレスも流産のリスクと関係性があると考えられています。

しかしながら、どれだけ安静に過ごしていても妊娠超初期から妊娠初期の流産は、胎児側の問題がほとんどの割合を占めています。

万が一流産という残念な結果になったとしても、決して自身を責める必要はありません。

日本産婦人科学会「流産、切迫流産」

切迫流産の場合は、妊娠超初期の仕事が流産リスクに影響を与える可能性もありますので、産婦人科を受診し、医師の指示に従いましょう。

妊娠超初期の労働で覚えておきたい対策法

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妊娠判明後は、早めに会社へは伝えておきましょう。

そうする事で、会社側は休憩を挟む、勤務時間を短くする、回数を増やすなどの対処ができます。

休憩回数は人それぞれで、その方の体調により変わってきます。

体調不良が酷い時にはよく会社と話し合う事が重要です。

会社側が対応してくれない、自分では言いにくい場合は「母性健康管理指導事項連絡カード」を発行して、担当医に書いてもらいましょう。

(参考:厚生労働省 「妊娠中の通勤や職場での過ごし方」

母性健康管理指導次項連絡カードの詳しい内容については、母性健康管理指導事項連絡カードとは~費用や書き方を解説 をご参照ください。

妊娠超初期に仕事を休める?

妊娠超初期は、まだ体調不良やつわりが始まる前の段階。

しかし、中にはとても早い段階の妊娠超初期でも体調不良や眠気が出る方がいます。

そんな中で、仕事へ毎日行くのは一苦労です。

週の間に1日だけお休みを入れたいといった場合にも、上記で述べた「母性健康管理指導事項連絡カード」を発行し、会社へ提出する事ができます。

体の調子が悪くて辛い時には、早めに発行して担当医に書いてもらってくださいね。

まとめ

妊娠超初期では、まだ妊娠検査薬も使用できないので、妊娠を把握しにくい時期です。

でも、妊娠の可能性がある場合は、仕事での体への負担が最小限になるように行動しましょう。

勤務する職場によっては、どうしても仕事を休めないといった事もあります。

しかし、妊娠が判明してからは無理は禁物です。

無理をせず、リラックスして赤ちゃんの誕生を心待ちにして、しっかりと準備をしておいて下さいね。

関連記事⇒妊娠中の立ち仕事が辛い!妊婦の立ち仕事対策と流産リスクや影響