赤ちゃんはココアをいつから飲んで大丈夫?3つの注意点と離乳食レシピ

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冬になるとココアが飲みたくなりませんか?

ミルクたっぷりの甘いココアは、心も身体も温めてくれます。

そんなココアですが、ポリフェノールや食物繊維などが含まれるため、身体にとても良い飲みものだということを知っていますか?

しかし、飲み方によっては健康被害に陥る恐れがあります。

では一体どのように飲めばいいのでしょうか。

そして、赤ちゃんにはいつからココアは飲ませても大丈夫なのでしょうか。

この記事では、ココアについてと赤ちゃんの離乳食への利用法を詳しくご紹介します。

ポイントは6つです。

  • ココアってどんな飲み物?
  • ココアの栄養価
  • 赤ちゃんはココアを何歳から飲ませてもいい?
  • 離乳食に使用するココアの選び方
  • ココアを食べさせる時の3つの注意点
  • 離乳食時期別オススメレシピ

記事を最後まで読んでいただければ、ココアについて詳しくなっているはずです。

ぜひ、参考にしてくださいね。

目次

ココアってどんな飲み物?

ココアは、カカオ豆から脂肪の一部を取り除いて粉末状にしたものです。

一般的には『ピュアココア』と呼ばれています。

缶で売られているココアは、粉末のココアにミルクや砂糖を加え、煮て作ります。

これを『ミルクココア』と呼びます。

ココアポリフェノール他、飲み物の中で非常に高い栄養素があるのが特徴です。

ココアの栄養価

ポリフェノールやテオブロミン、食物繊維、カリウムやマグネシウム、カルシウム、鉄分などが豊富です。

ココアを飲むことで、ストレスや疲れの軽減、感染症予防や気持ちを落ち着かせる効果が期待できます。

食物繊維は便を柔らかくし、便秘の解消を促します。

カリウムは高血圧や動脈硬化、脳梗塞などの予防になります。

カルシウムやマグネシウム、リンは骨を丈夫にし、形成に役立つ栄養素です。

鉄分も豊富なので、貧血気味のかたはココアを飲むことで症状の改善に繋がるでしょう。

赤ちゃんはココアをいつから口にしてもいい?

パクパク期(生後1歳~1歳半)から飲んでも大丈夫です。

ただし、砂糖やクリームなどを加えずに、風味づけとして少量にとどめておくのが理想です。

離乳食に使用するココアの選び方

砂糖やクリームを加えていないものを使用しましょう。

商品としては『ピュアココア』と呼ばれているものです。

とはいえ、甘味がないと赤ちゃんには食べさせにくいですよね。

オリゴ糖でしたら少量加えて、甘味をプラスして与えても大丈夫です。

ココアを食べさせる時の3つの注意点

赤ちゃんにココアを与えるときには、以下3つの点に注意してください。

①稀なケースですがアレルギー反応が出る場合があります。

ココアの原料はカカオなので、チョコレートアレルギーの反応が出る可能性があります。

目の充血や痒み、鼻水や身体の発疹などが現れましたら、ココアでアレルギーになったかもと疑いましょう。

呼吸困難など重篤性が低くても、アレルギー反応が出た場合は、かかりつけの小児科を受診するようにしてください。

関連記事⇒赤ちゃんはチョコレートをいつから食べて大丈夫?7つの注意点とおすすめレシピ

③食べさせ過ぎに注意が必要です。

ココア単体というよりも、ココアと一緒に牛乳やオリゴ糖を混ぜたりするため、どうしてもカロリーが高くなってしまいがちに。

肥満などのリスクも上がる結果になりますので、くれぐれも食べさせすぎないよう注意しましょう。

③ヤケドに注意しましょう。

作ったミルクココアやレンジで温めたココア蒸しパンなどは、しっかりと人肌の温度まで冷ましてから食べさせましょう。

赤ちゃんは大人よりも肌が弱いのでヤケドをしやすくなっています。

必ず食べさせてあげる大人が、温度を確認してください。

テーブルに作ったばかり(温めたばかり)のココアや蒸しパンを置いておくのも危険です。

赤ちゃんが手を伸ばして手や顔などをヤケドしてしまう可能性があるので、気をつけましょう。

ココアを使ったおすすめ離乳食レシピ

パクパク期(1歳~1歳半)から食べられるおすすめレシピを紹介します。

ココアとバナナの蒸しパン

材料:ホットケーキミックス40g、粗くつぶしたバナナ20g、ピュアココアパウダー小さじ1、牛乳70cc

↓作り方↓

①ホットケーキミックスとココアパウダーをよく混ぜ合わせましょう。

②バナナと牛乳を加え、再びよく混ぜ合わせます。

③カップケーキやシリコンの容器に入れて、電子レンジで1分半~2分加熱してできあがりです。

※くれぐれも火傷には注意して食べさせましょうね。

離乳食にココアを使用するのは、風味付け程度に。

健康に良いとされるココアではありますが、赤ちゃんには少々オススメできない食品です。

理由は注意点でもお話しましたが、カロリーの摂りすぎになってしまうから。

しかし、子供はココアが大好きです。

現に私の6歳になる甥っ子は、冬の寒い日はココアが飲みたいと何度も言ってはママを困らせています。

ココアは飲みすぎに注意をすれば、子供が飲みやすい飲み物と言えます。

本格的に飲ませる前の慣らしとして、ココアを上手に活用してくださいね。