神奈川県横浜と大阪池田にあるカップヌードルミュージアムは、お子様と一緒に自分だけのオリジナルカップヌードル作りが体験できる施設です。
この記事では横浜のカップヌードルミュージアムの情報を中心に特集いたします。
目次
カップヌードルミュージアム 6つの見どころ
カップヌードルミュージアムでは、オリジナルのカップヌードルが作れるのはもちろん、カップヌードルの歴史や開発秘話などの展示物を閲覧することができます。
カップヌードルミュージアムの見どころを6つに分けてご紹介します。
マイカップヌードルファクトリー:自分だけのカップヌードルを作ろう
カップヌードルミュージアム最大の見どころといえば、やはり自分だけのオリジナルカップヌードルを作ることが出来る、マイカップヌードルファクトリーです。
カップのデザインからはじめて、美味しいカップヌードルを作りましょう。
スープ4種類、具材12種類が用意されています。
スープはその中から1種類、具材は4種類選ぶことができます。味の組み合わせはなんと5,460通りにもなります。
普段は通常のカップヌードルには入っていない、キムチを入れてみたり、謎肉とえび謎肉を両方入れてみたりなど、工夫次第で今までに食べたことがないカップヌードルを味わえます。
カップヌードルシーフードにチェダーチーズを入れるなんていうのも、意外性があって楽しそうですね。
想像力次第で様々な味を楽しめるので、お子様に大人気のコーナーです。オリジナルのカップヌードルを、美味しく食べましょう。
※所要時間は約45分です。
※未就学児でも体験できます(年齢制限はありません)
※大阪のカップヌードルミュージアムにも同じ施設があります。
チキンラーメンファクトリー:チキンラーメンの手作り体験
カップヌードルファクトリーとならぶ、もう一つの手作り体験がチキンラーメンファクトリーです。
小麦粉をこねるところから、麺をパッケージするまで全て体験できます。
できあがったチキンラーメンは、もちろんご家庭に持って帰って食べることができます。
※所要時間は約90分です。
※小学生以上が対象になります。未就学児は体験できません。
※大阪のカップヌードルミュージアムにも同じ施設があります。
カップヌードルパーク:カップヌードルの麺になって冒険するテーマパーク!?
カップヌードルの工場を模したテーマパークです。
まるで、自分がカップヌードルの麺になったように、テーマパーク内をすすんでいきます。
製麺ネット(ネット遊具)、味付けプール(ボールプール)、ヴァーチャルフライヤー(映像遊び)、逆転のトンネル(巨大カップヌードルギミック)、トッピングキャッチ(ミニゲーム)、ケーサースライダー(ローラーすべり台)などであそべます。
※3歳未満のお子様は利用できません。
※未就学児のお子様は保護者の付き添いが必要です。
※妊娠中の方の付き添いはできません。
※サンダルや滑りやすい靴などでは遊べません。運動靴がベストでしょう。
※大阪のカップヌードルミュージアムにはこの施設はありません。
安藤百福展示物:インスタントラーメンの生みの親、安藤百福に関する展示物
安藤百福(あんどうももふく)氏は、インスタントラーメンの生みの親として知られる人物です。安藤氏がいかにしてインスタントラーメンを開発したのか。
その想いや苦労、発想の転換などについて知ることができるのも、カップヌードルミュージアムの魅力です。
たった1人、ありふれた道具と材料だけでカップヌードルを開発した小屋を忠実に再現した『百福の研究小屋』を見学してみましょう。
こんな小さな場所から世界に羽ばたく商品ができたのかと、大人でも感心してしまいます。
『百福シアター』では安藤氏の生涯を学べる映像を上映。お子様でも楽しめるよう、デフォルメされたキャラが活躍する架空のテレビ局が舞台になっています。
※大阪のカップヌードルミュージアムにも安藤氏の展示物はありますが、内容が異なります。
インスタントラーメンヒストリー:3,000点を超えるインスタントラーメンパッケージ
3,000点を超えるインスタントラーメンのパッケージが展示されています。
それだけかと問われれば、それだけなのですが、ここまで揃うと圧巻でしょう。あの小さな小屋で作られたたった1つのチキンラーメンが、ここまで世界中に広がった歴史を感じとると、なんだか圧倒されてしまいます。
※大阪のカップヌードルミュージアムには800種類のパッケージで作られたトンネルがあります。
NOODLES BAZAAR:世界各地の麺料理を楽しもう
アジア風の店内のNOODLES BAZAARでは、世界の麺料理を楽しむことができます。
世界各地にはこんなにもたくさんの種類の麺があるのかと驚いてしまいますね。
でも、お子様が一番食べたがるのは『謎肉丼』かもしれません。
デザートも多数用意されています。カップヌードルソフトクリームはなんと、醤油風味とカレー風味です。一体どんな味がするのか、是非現地でお確かめください。
※大阪のカップヌードルミュージアムにはNOODLES BAZAARはありません。
カップヌードルミュージアムの料金
カップヌードルミュージアムの料金一覧を以下にまとめます。
入館料 | 500円(大人)/無料(高校生以下) |
チキンファクトリー | 500円(中学生以上)/300円(小学生) |
マイカップヌードルファクトリー | 300円 |
カップヌードルパーク | 300円 |
高校生以下は無料で入場できるのが嬉しいですね。チキンファクトリーやマイカップヌードルファクトリーも体験できる内容に対して、かなりお得に感じます。
なお、NOODLES BAZAARでお食事をされる場合は、別途料金がかかります。
※大阪のカップヌードルミュージアムは大人も子どもも入館料無料です。チキンファクトリーとマイカップヌードルファクトリーは横浜と同じ料金になります。
カップヌードルミュージアムをお得に楽しむためのクーポン情報
カップヌードルミュージアムをもっとお得に利用したいという方のために、お得なクーポン情報をお届けします。
いこ~よのクーポンを利用する
『いこ~よ』というサイトのクーポンを利用すると、大人の入場料が100円引きになります。
使い方はスマホでアクセスして入館時に見せるだけです。スマホをお持ちでない場合は、予め紙に印刷して持っていっても大丈夫です。
ジョルダンのクーポンを利用する
『ジョルダン』というサイトのクーポンを利用した場合も、『いこ~よ』と同じく、100円引きになります。使い方もほとんど同じです。
年間パスポートを利用する
年間パスポートを購入すると、1年間何度でも入館できます。お値段は1,500円。4回以上訪れるならば、年間パスポートがお得でしょう。
結局、どの方法が一番お得?
『いこ~よ』と『ジョルダン』のクーポンには差がありません。もともとの入館料が安いこともあり、100円以上の値引きは困難だと思われます。どちらかのクーポンをスマホで呼び出して使われるのがいいでしょう。
年間4回以上確実に訪れるならば、年間パスポートを購入してしまった方がいいですね。
※なお、大阪のカップヌードルミュージアムは入館料無料のため、クーポン情報は見つかりませんでした。
カップヌードルミュージアムの予約方法は?
気になるカップヌードルミュージアムの予約方法についてまとめました。結論をいうと、チキンラーメンファクトリーのみ事前予約ができます。
展示物コーナーはさほど混雑しない
展示物コーナーやカップヌードルパークは長期休み期間でもそこまで混みません。絶対にすいているというわけではありませんが、展示物を見学するのに困るような混雑はまず起きないでしょう。
ただし、そもそも入り口が混雑することはあるようです。
マイカップヌードルファクトリーは当日整理券
マイカップヌードルファクトリーは事前予約できません。
入館チケットを購入するときに整理券が配られます。整理券に書かれた時間に行けば体験をすることができます。
混雑時期は待たされたり、最悪すでに体験枠がいっぱいで整理券をもらえないこともあります。できれば午前中に入館した方が整理券をゲットしやすいようです。
チキンラーメンファクトリーは事前予約必須
チキンファクトリーは事実上、事前予約が必須です。公式ページにて予約ができますので、チキンラーメンファクトリーを体験されたい場合は予約してから来館しましょう。
空きがあれば当日申し込むこともできますが、GWなどは数週間前から予約が埋まってしまうこともありますので気をつけてください。
カップヌードルミュージアム(横浜)へのアクセス方法
カップヌードルミュージアム(横浜)は神奈川県横浜市中区新港2-3-4にあります。
電車利用の場合
電車を利用する場合、みなとみらい線、JR根岸線、JR京浜東北線、JR横浜線、横浜市営地下鉄ブルーラインが利用できます。
みなとみらい線『みなとみらい駅』または『馬車道駅』徒歩8分
みなとみらい線を利用する場合は、『みなとみらい駅』か『馬車道駅』が最寄りになります。どちらの駅からも距離は大して変わりません。
みなとみらい駅の方が特急が停車する分便利かもしれません。
※みなとみらい線は、東急東横線渋谷方面を経由して、東京メトロ副都心線、東武東上線、西武池袋線と直通運転をしています。
JR線・横浜市営地下鉄ブルーライン『桜木町駅』徒歩12分
JR線や横浜市営地下鉄ブルーラインを利用される場合は桜木町駅が最寄りになります。
JRは根岸線、横浜線、京浜東北線が桜木町駅に停車します。
桜木町駅からカップヌードルミュージアムまでは、少々距離があります。『観光スポット周遊バス あかいくつ』を利用してもよいでしょう。
観光スポット周遊バス あかいくつ
桜木町駅から発車している『観光スポット周遊バス あかいくつ』のMルートに乗車すると、カップヌードルミュージアムの目の前まで行くことができます。
Mルート『国際箸・カップヌードルミュージアム』下車すぐ
『観光スポット周遊バス あかいくつ』の乗車料金は大人220円、小児110円になります。
桜木町駅からカップヌードルミュージアムまでの場合、ルート的にかなり大回りをしていきますので、必ずしもおすすめはしませんが、雨の日や真夏の炎天下などの場合は乗車を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、このバスは途中みなとみらい駅も通ります。みなとみらい駅からもそれなりに距離がありますので、利用を検討してもいいかもしれません。
車利用の場合
正直なところ、カップヌードルミュージアム(横浜)に行くときに車を利用するのはオススメできません。
なぜなら、駐車場に40台しか駐車できないからです。混雑期の場合、周辺の駐車場をさがしまわることになるでしょう。
また、料金も最初の1時間は無料ですが、その後は30分ごとに250円かかります。2時間遊んだら1,000円の駐車料金がかかることになり、あまり安いとはいいがたいと思います。
カップヌードルミュージアム(大阪)へのアクセス方法
カップヌードルミュージアム(大阪)は大阪府池田市満寿美町8-25にあります。
電車利用の場合
阪急宝塚線の池田駅が最寄りになります。
阪急宝塚線『池田駅』より徒歩8分
『梅田(大阪)駅』から『池田駅』までは約21分ほどになります。
車利用の場合
カップヌードルミュージアム(大阪)の駐車場は23台停車できます。駐車料金は60分300円になります(無料時間なし)
横浜と同じく、駐車可能台数が少ないため、できるだけ電車をご利用になることをオススメします。
カップヌードルミュージアムの口コミ・評判
ここからは、カップヌードルミュージアムの口コミを見ていきましょう。なお、全て横浜のカップヌードルミュージアムの口コミになります。
自分だけのオリジナルカップヌードルをつくるのが楽しかったようです
カップヌードルの入れ物に絵を描いて、好きな味付けやトッピングを入れて……と、小学1年生の息子はとても楽しかったようです。
民間施設にしては入場料や体験料も良心的ですし、オススメの施設ですよ。
2歳の息子とカップヌードル作り体験。3歳になったらヌードルパークでも遊ばせたいです
結構混雑していましたが、カップヌードルつくり体験の整理券をゲットできました。
好きな具を選んで入れるのが楽しく、2歳の息子もとてもうれしがっていました。実は私もちょっと楽しかったですね。
2歳だとカップヌードルパークでは遊べないみたいなのがちょっと残念でした。親が付き添えば大丈夫そうにも見えたのですが、規則なのでしょうがないですね。3歳になったらもう一度きて、今度はカップヌードルパークでも遊ばせようと思います。
午後16時以降になるとカップヌードル作りの受付が終わるので注意です
3回目の来館です。駐車場がいっぱいだったので、探し回ってちょっと離れたショッピングセンターのところに止めました。
カップヌードルを作って、他の展示物も見て回ると、大体2~3時間程度ですね。カップヌードル作りは16時頃には受け付け終了になってしまうので要注意です。
具を選んで入れるだけ?
カップヌードル作りと聞いて楽しみにしていたのですが、具を選んで入れるだけでちょっとガッカリでした。息子(小5)も『え、これだけ?』って顔をしていました。
私や息子の期待値が高すぎたのかもしれませんが、オリジナルのカップヌードルを作れるという言葉から想像した内容とは少し違ったようです。
カップに絵を描いたりして、幼児なら楽しいのかもしれません。
チキンラーメン作りの方は小麦粉から作るらしいですので、小学生以上ならそっちかもしれないですね。
ついにカップヌードル作り体験ができました
これまで何度行っても整理券がゲットできなかったのですが、ついにカップヌードル作りができました。
カップに絵を描くだけでも楽しいです。
味付けを工夫するのも、子ども達にとってはとても魅力的な体験だったようです。
麺を揚げるのはさすがに体験できないのですが、身近でみるだけでも、子ども達は興味津々でした。
世界の麺が食べられるNOODLES BAZAARも魅力的ですが、エスニック系の麺は辛いものがありますので注意しましょう。
まとめ
横浜や大阪でカップヌードル作りが体験できるカップヌードルミュージアム。普段食べ慣れたカップヌードルも、自分で作ってみれば何倍も美味しいですよね。
是非、普段は食べられない組み合わせのカップヌードルを作ってみましょう。カップヌードルパークの年齢制限を考えると、3~8歳くらいのお子様が一番楽しめる施設かなと思います。