普段から私は、料理のメインとして活用する野菜を多めにカットしておく習慣があります。それも時短家事を叶える工夫。これってとっても便利です。
ただ1点注意しているのが使い切れずに捨ててしまうことです。
というのも、時間がなくて予定していた料理が作れなくなったり、家族の体調不良や子どもの給食メニューとかぶってしまったなど、何かの都合で急遽メニューを変更するなんてことも珍しくありません。
そんな時にはすかさず冷蔵保存。便利な方法ですよね。こうしておけば捨てないですみますから。
でももし、冷凍庫すらパンク状態だったり、やっぱりフレッシュなままで食べたいと思うならば、何とか料理に仕上げて食べてしまいたいものです。
今回ご紹介するニンジンもその一つ。時々はそんな状況に置かれるのです。
そこで今回は、そんな時に役立つカンタンサラダ2種類の紹介です。
目次
余ったニンジンで作る2種類のニンジンサラダのご紹介
ここからは、2種類のニンジンサラダをさくっとカンタンに作る方法をご紹介します。カンタンすぎて紹介するのが恥ずかしくなるレベルかもしれません(*^_^*)とはいえ、いざという時にとっても役立ちます。そして予想外に美味しいので、参考にしていただけると嬉しいデス。
必要なキッチンツール |
保存容器(ふた付きボールなどでも大丈夫です。)、計量スプーン(普通のスプーンでもOKですし、目分量で計るならなくてもOKです)、料理ばし |
既にカットして保存しているニンジンがあれば、キッチンツールは保存容器と計量スプーンの2つあればOK。ツールはほぼ使用しないといえるレベルです。
もし、空いている食品容器がなければふた付きボールで、それもなければボールやどんぶり鉢にラップをかけた物でも大丈夫です。
ニンジンサラダに必要な材料 |
≪食材≫
・カットしておいたニンジン(細い千切りがベストですが、太目でもOKです。) ・その他生で食べられる野菜(なくても大丈夫です) ・パセリ(ビン詰めのドライタイプでOKですし、なくてもOK。辛くても大丈夫ならブラックペッパーなどのスパイスでも代用可能です) ≪調味料その1≫ ・甘酢のもと(かけるだけ・和えるだけタイプなら銘柄はなんでもOKです。) ≪調味料その2≫ ・ゴマダレ ・あじ塩 ・牛乳 ・パルメザンチーズ |
食材はカットしておいたニンジンだけでもOKです。もしあれば、生で食べられる野菜を追加します。
ニンジンサラダのステップ |
・カットニンジンを2つに分けます。
・サラダ1、2にそれぞれの調味料を加えます。 ・盛り付けます。 |
ステップはたったこれだけ。なので紹介するのに躊躇を感じたのですが、我が家の食生活には大いに役立っていますので、ここで紹介させていただきます<(_ _)>
カットニンジンを2つに分けます。
冷蔵庫で保存しておいたニンジンを準備して......
2つに分けるように......
もう1つ準備しておいた保存容器に入れます。
こうして、ニンジンを2つに分ければ、下準備は終わりです。
※サラダを1種類だけ作るなら、このステップは外してくださいね。
ニンジンサラダその1/余ったニンジンでつくるラぺ
ここからは1種類目のニンジンサラダ「ラぺ」を作っていきます。
加したい食材があればここでオンしてから味付けをしていきますが、ここでは追加しません。そのまま進みましょう。
登場するのはカンタン酢。いつもホントにお世話になっています<(_ _)>
ここでは大さじ1杯程度のカンタン酢を保存容器に入れます。そして......
フタをしてから、シャカシャカ。
しっかりと中のニンジンとカンタン酢がなじむように何度もシャカシャカ。ここはバーテンダー気分で行きましょ♪
そしてそのまま冷蔵庫で寝させます。
たったこれだけでおしゃれなニンジンのラぺが完成です。
カンタン酢は天才なのです!
ニンジンサラダその1/ニンジンラぺを作る時のポイント |
・ニンジン以外の野菜を合わせてもOKです。
・甘酢の銘柄はなんでもOKです。 ・甘酢は野菜の分量に合わせて調整しましょう。 ・甘酢をかけたらしっかりシェイクしましょう。 |
ニンジンサラダその2/余ったニンジンでつくるコールスローサラダ
次は、同じく余ったキュウリを合わせて作るコールスローサラダです。コールスローサラダにもいろいろな味付けがありますが、ここはあえてこってり味で勝負です。ラぺが比較的さっぱりしているので、コントラストを意識してそうすることにしました。
先ほど取り分けたニンジンの残りを準備します。下に敷いてあるキッチンペーパーを丁寧に外します。
※私の場合カット野菜を保存容器などにいれて冷蔵保存する場合、日持ちを長くさせるために保存容器の底にキッチンパーパーを敷いておきますので、まずはこれを外します。
キッチンペーパーをゆっくりと持ち上げると......
カンタンに抜き取ることができます。
キッチンペーパーに着いているジンジンを容器内にふるい落としておきましょう。もったいなくないように。
そして、今回は同じく余ったキュウリをオンします。
※なければ皮下の野菜でも、あるいはニンジンだけでもOKです。
今度は味付けです。今回使うのはこの4種類。このラインナップでこってり味に仕上がります。
調味料を入れていく順番は特にこだわっていませんので、ここは気にせず行きましょう。
まずは牛乳です。ここでは大さじ1杯入れていますが、これは食材の量との関係で決めていきます。
ただし割合は牛乳:パルメザンチーズ:ゴマダレ=1:1:1で作っていきます。
※ゴマダレの味はとっても濃いです。好みに合わせて調整しましょう。
そしてパルメザンチーズを目分量で大さじ1杯くらい投入します。
今度はゴマダレを大さじ1杯。
パルメザンチーズである程度の塩味が付きますので、ここはやや少な目に入れてもOKです。
これもラぺと同じくフタをしてシャカシャカ。
今度は一度味見をして見ましょう。
美味しければそのままでOK。薄ければゴマダレを追加するか......
あじ塩で調整しましょう。
この後ちょっと時間を置くと野菜に味が染み込んで、味がどんどん変化していきます。ですので、この段階で味を決めなくてもOK。あとから調整可能です。
ここで一旦完成としましょう。
※ただし、調味料を入れすぎて濃い場合には、可能な限り調味料を捨てる&野菜を追加して味を調えておきましょう。
ニンジンサラダその2/コールスローサラダを作る時のポイント |
・好みの野菜を加えてもOKです。
・調味料の基本割合は牛乳:パルメザンチーズ:ゴマダレ=1:1:1です。(好みで調整しましょう) ・調味料を入れる順番は特に気にしなくても大丈夫です。 ・調味料を入れたらフタをしてしっかりシェイクしましょう。(ラぺよりも混ざりにくいです) ・味が薄ければごまドレかあじ塩で調整しましょう。 ・混ぜ込んた直後⇒しばらく置くと味が変化します。 ・食べる直前にパルメザンチーズを振り掛けますので、味は薄目でも大丈夫です。 |
それぞれのサラダを盛り付けます。
まずはラぺから。
好みの器にこんもりと盛り付けてから、ドライパセリをオンします。子どもの分はこれで完了デス(*^_^*)
大人用ならブラックペッパーを追加するなど辛みを加えることで味にインパクトが生まれます。お試しください。
今度はコールスローサラダ。味見の結果、やや物足りなさを感じつつも程よくマイルドになじんでいましたので、そのままでOK。
お皿に盛り付けてパルメザンチーズを振り掛ければ子どもの分はこれにて完了です。
大人の分はラぺと同じくブラックペッパーを振り掛けます。味のインパクトになりますのでオススメ。美味しいですよ。
たっぷり召し上がれ♪
盛り付けのポイント |
・ラぺにはパセリをオンすればよりキレイに仕上がります。
・大人のラぺにはブラックペッパーがオススメです。 ・コールスローは食べる直前にパルメザンチーズをかけましょう。 ・大人のコールスローにはやはりブラックペッパーがオススメです。 |
カット野菜のニンジンが余ったら、2種類のサラダを同時に作ってたべちゃいましょう。
カット野菜の活用として、2種類のサラダ作りを紹介しました。もちろんこれは、野菜をカットする習慣があってこそ生きる方法。ですが、このサラダ、実にカンタンに作れますので、カット前のニンジンが余った・ニンジンを買いすぎたなんて時にも役立つ方法です。
ニンジンは子どもにとって苦手な野菜かもしれませんが、工夫次第で食べてくれることもあります。
煮込んだ人参よりも、生の方が栄養が豊富で案外食べやすいことも。良かったら試してみてくださいね♪