妊婦の出べそは治る?妊娠中の出べその原因と3つの出べそ対策

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お腹が大きくなってくると同時に、おへそがせり出てきてお困りの妊婦さんも多いでしょう。

もともと出べそではなかったのに、なぜ妊娠を期におへそが出てしまうのでしょうか?

いつから出るのかも人によって違いますし、出べそにならない人もいますよね。

妊娠中の出べその原因と、出べそになる事による悩みの改善策や、妊婦さんの出べそに関する面白い話などをまとめてみました。

・そもそも出べそとは?
・妊婦さんのおへそが出てしまう原因は?
・妊娠中に出たおへそは元に戻る?
・ちょっと気になる出べその掃除
・服を着るときに気になる出べそ!隠し方はある?
・妊娠中に出べそになると赤ちゃんの性別が分かる?

妊娠中になってしまった出べそが気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

そもそも出べそとは?

出べそには二つの種類があります。

まず一つは臍(さい)ヘルニア。これは乳児に多いものです。

赤ちゃんのへその緒が取れた後、通常は筋膜や瘢痕組織という丈夫な組織がへそのくぼみの底を覆ってくれるのですが、

稀にこの組織がへその底を覆わず、その結果お腹の脂肪や腸がおへそからせり上がってしまう場合があります。

成長と共にほどんどが治りますが、稀にそのまま治らないケースもあります。

二つ目は臍突出症といいます。

臍ヘルニアとは反対に、大人に見られる症状で、臍輪(へその緒が付着していた部分)が閉じている状態をいいます。

つまり、瘢痕組織(はんこんそしき)が皮膚を押し上げている状態です。

硬い突起型の出べそがこの臍突出症とも言えます。

大半の出べそは健康的な問題が無いため、手術をするとしたら、形が気になるなどの美容目的の外科的手術が多いのです。

上記のことをふまえてみると、妊娠中の出べそはこれらには当てはまりません。

正しくは出べそのようになっている、と言えます。

妊婦さんのおへそが出てしまう原因は?

では、なぜ妊娠中に出べそのような状態になってしまうのでしょうか。

妊娠中はお腹の赤ちゃんが育ち、子宮もどんどん膨らんでいきます。

それと同時に腹圧がかかってくるため、へこんでいたおへそが平らになったり、せり出てくるのです。

おへそがひっくり返る、と表現される妊婦さんもいらっしゃいますね。

妊娠中期から後期にかけては、赤ちゃんの成長と共に大きくおへその形が変わるケースが多いです。

関連記事⇒お腹はいつから膨らむの?妊娠してお腹が膨らんできたらすべき5つのこと

妊娠中に出たおへそは元に戻る?なおらない?

お腹が膨らんだ状態で出たおへそは、出産と同時に元に戻りますので安心してください。

みかんのヘタのようにポコンと飛び出ていたのがウソのように、腹圧が下がればおへその穴も妊娠前のようにへこみます。

前向きに考えれば、妊娠中の一時的な出べそは赤ちゃんが順調に育ってくれていた証ともとれますので、妊婦さんの特権とも言えるのではないでしょうか?

恥ずかしいと思わずに、思い出としてマタニティフォトに残しておくのも良いでしょう。

関連記事⇒臨月の妊婦へ!妊娠中の外出で気を付けてほしい8つの事

ちょっと気になる出べその掃除の仕方

おへそが見えやすくなると、汚れが溜まってしまわないか心配になりますよね。

そういった時は、綿棒とオイルを使用して、おへその掃除をするとスッキリします。

臍の穴にオリーブオイルやベビーオイルといった、肌への刺激が少ないオイルを数滴たらし、同じオイルをしみこませた綿棒でおへその穴を優しくなでるように掃除します。

乾いた綿棒で掃除するよりも、肌に優しいですし、油の力でおへその汚れがするりと取れますよ。

気持ちよく取れるとつい度を越してやり過ぎてしまう場合がありますが、おへその穴の皮膚は薄くデリケートであり、傷つけてしまうとなかなか治らないので注意が必要です。

服を着るときに気になる出べそ。隠す方法はある?

臨月に入れば大きなお腹も慣れたもの。

しかしピッタリとした服や薄手の服を着るとおへそまで目立ってしまう事があり、恥ずかしいなと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

対策としては、ゆったりとした大きめの服を着ることや、厚手の服を着てカバーすると良いでしょう。

とはいえ、夏場はやはり涼しい恰好をしたいですよね。

そういった場合は、絆創膏を貼ってカバーするという手もあります。

絆創膏を使う場合は、テープかぶれなど肌トラブルに気を付けてくださいね。

妊娠中に出べそになると赤ちゃんの性別が分かる?

妊婦さんの出べその有無で生まれてくる赤ちゃんの性別が分かる!?

という噂があるようです。

よく妊娠中のお腹がどう出ているかによって、赤ちゃんの性別が分かるという話も耳にしますよね。

男の子の場合はお腹が縦に突き出たような形になり、女の子の場合は横ばいでお腹がまん丸になる…なんてジンクスは昔から有名です。

おへそも同じく、出べそが目立つと男の子、あまり目立たないと女の子といったお話があるようですね。

お腹の出方もおへその出方も、あくまでジンクスであり、縦に突き出していたり出べそにもなったけど女の子だった!なんてこともしょっちゅうです。

赤ちゃんの性別が分からないうちや、生まれるまでのお楽しみにしている場合は、こういったジンクスに照らし合わせてみて、お腹の赤ちゃんに思いを寄せるのもいいですね。

まとめ

妊婦さんの出べそは珍しい事ではないし、恥ずかしがる必要もないと私は考えます。

ただし、出っ張ったおへそに痛みを感じたりするようであれば、一度医師への相談が必要でしょう。

お出かけの際に気になる場合は、厚手の服を着たり、絆創膏を貼ったりしてみてくださいね。